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関西人気質

 出張先の現場でのひとコマ。
 現場で A さんがその日のデータ整理をしているところに、事務所での打ち合わせを終えた B さんが戻ってきました。

A どないやった?
B どないもこないもあらへん。「こないこないやから、こないこないせなあかんやろ?」云うてんのに、「いや、それはそうやけど‥‥」とかゴチャゴチャ云いやがんねん。アホかっちゅうねん! せな、どないしようもないやんけっちゅうねん!
A そない云うたん?
B いや、そこは抑えたけどな。
A ほな、どついたん?
B いや、どつきはせんかったけどな。
A ほなら、どないしたん?
B 蹴った。

 よく《関西人がふたりでしゃべってたら漫才に聞こえる》とは云われますが、まさにその典型的な会話でした。
 ここで注目すべきは、A さんが「云うたん?」「どついたん?」と訊いたあとに「蹴ったん?」と訊かずに「どないしたん?」と振り、間髪入れず「蹴った」と返す B さん、このふたりの絶妙なコンビネーションでしょう。まさに《阿吽あうんの呼吸》で、中田カウス・ボタンを目の当たりにしたかのよう。普段から言葉のキャッチボールをしてないと、ああまでみごとな会話は成立しないでしょう。
 たとえば、

   :
A ほな、どついたん?
B いや、どつきはせんかったけどな。
A ほな、蹴ったん?
B 軽く 2 発ほど。

ってな感じで、「繰り返し振られてるんやから、そろそろボケないかんとこやな」と察知して返すことはあると思います。振られた材料を膨らますんで、返す方としては楽かな、と。
 でも、よくよく考えたら「どないしたん?」ってのは、ボケを誘導してるとも考えられますね。まぁそれも、相手への期待と信頼があったればこそ、なんでしょうが。

 ‥‥こんなことをあれこれ考えてしまうのも、関西人特有なんでしょうか?

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