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エレベーター企画 『ANTHOLOGY 4 multiple』

2005/1/8 @フジハラビル 4F ギャラリー

 約 40 分の短編 4 話を連続上演。1 話 1,000 円(前売り 800 円)ですが、2,500 円の 4 話セット券をネットで予約して観劇。

 初めて行くフジハラビルは、地下鉄「南森町」駅から天神橋筋商店街を南へ抜けたところ。ちょっと古めのビルで、1 階の狭いロビーで受付を済ませ、狭い階段を 4 階のギャラリーへ。
 ギャラリーと云っても普通に窓のある横長の部屋で、暗幕を吊ったりしてるわけでもなく、応接セットとダイニング・テーブル・セットが置いてある程度。一般的な演劇空間とは異なります。


A: 溝への忘れ物
 セーターを編みながら戦場に行った夫を待つ妻。帰った夫には唇がなかった。変わり果てた夫に失望した妻は、いつしか食料品店の男に惹かれてゆく。‥‥
【出演】 松本貴美子、谷省吾(いるか Hotel)、土本ひろき

B: 豆姉妹
 高校に入った妹のため、姉は看護婦から SM の女王様に転職。そんなふたりが暮らすアパートに、義理の弟が転がり込んできた。しかも、彼はなぜかオネエ言葉。‥‥
【出演】 中道亜希、宮嶋ユオリ(Passione)、菊池康治(ウラナチ)、小笠原聡((劇)ミサダプロデュース)

C: 私の名前を呼んで
 父親の遺産で着道楽を楽しむ女は、いつものように地下鉄で男を品定め。気になった男を誘うが、男はまったくなびかなかった。‥‥
【出演】 中道亜希、土本ひろき

D: 幽霊の家
 フランスへ留学直前の菓子職人の息子と、両親のイタリア料理店を継いだ娘。大学の同級生のふたりが、幽霊が出ると云う男の部屋で結ばれる。‥‥
【出演】 日和佐美香、谷啓吾(小春侍)


 形は違えど、いずれも愛を綴った物語。そして、愛の先にセックスが、あるいはセックスの先に愛があることを描いています。アンソロジーと云うスタイルに、男と女の結びつきの多様性がうまくちりばめられていると思いました。
 コメディ・タッチの「豆姉妹」や、ほのぼのした味わいの「幽霊の家」など、従来のエレ企とはちょっと違う味わい。一方、軽薄でありながら人間の深層に迫る「溝への忘れ物」や、アバンギャルドな「私の名前を呼んで」などは、エレ企らしい素材の作品。単品で味わうよりも連作として味わうことで、今回のアンソロジーとしての企画意図が伝わる仕掛けになっています。

 初日の初回(13:00)から 4 本連続で観たんですが、作品内容を考えると夜の部(18:00〜)で観る方が雰囲気は良いかも。
 A と D は 15 人前後、B と C は 30〜40 人くらいの入りでした。ひょっとすると、出演者の知人・友人が観に来てたのかも。たしか C で小学 1 年生くらいの男の子を連れた若いお母さんが来てましたが、あまりのエロさに(?)その話だけ観て帰られました。

 前回はちょっと難解でしたが、今回は短編集だったこともあり、かなり楽しめました。幕間につまめるお茶とお菓子も用意してくれていて助かりました。

エレベーター企画

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