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たまよね祭り (千秋楽)

2005/8/28 @茶臼山舞台

  • 笑福亭 たま 《オープニング・トーク&大喜利》
  • 笑福亭 たま 「代書屋」
  • 杉岡 みどり 「走れメロス」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭 たま 「Omnibus」
  • たま、杉岡 《雑談》


 最終日は、いまにも降り出しそうな曇天。
 整骨院にて右膝のマッサージ&テーピングをしてもらう。歩いてる分にはほとんど問題ないんですけど、なんとなく関節が引っかかるような違和感があり、階段の昇降や立ち上がるときに激痛が走ることも。ヤバいなぁ。‥‥
 この日は時間を間違えることなく、それなりのタイミングで天王寺に到着。本屋に寄ってから会場へ。入りは 16 人でした。


 まずはたまが番組を紹介。米井敬人(構成作家)氏は来れるか来れないか微妙、とのこと。そのまま一人大喜利へ。前日の《駄洒落》のリベンジ・マッチ。ウケたら「洒落」でウケなかったら「駄洒落」ってことでしたが、やっぱりなかなか難しいですね。

 さらに、たまの「代書屋」。春団治版とも枝雀版とも違った感じで、これが笑福亭流なんでしょうか。前振りから遅れてくるくすぐりとか、演出がかなり良かったです。

 替わって、ゲストの杉岡みどりによる紙芝居「走れメロス」。大阪を舞台に、どおくまんプロ風の男が走ります。なかなかおもしろかったんですが、セリフをかみすぎ。テンポが乱れてくると物語の世界から一気に現実世界へ引き戻されるんで、ネタは事前に十分くっておく必要があるでしょう。
 演芸的側面から見ると、絵だけでは展開が単調になってしまって、おもしろさに限界がありますね。ラスト近くのスタッフ・ロールの演出なんかはかなり良かったと思います。木枠は使ってないんですから、随所に簡単な仕掛けを入れるとか、表裏を使って一瞬で場面転換するとか、まだまだ工夫の余地はあると思います。

 中入りをはさんで、たまの新作「Omnibus」。タイトルどおり短編のオムニバスで、彼氏のストーカー被害を調査する「ストーカー」、悩み相談番組「ラジオ」、飼い犬と頭がぶつかって心が入れ替わってしまう「チェンジ」、これまでの噺がつながる「不倫」、の 4 編。
 それぞれオチがあり、見台も使ったり使わなかったりってこともあって、オチがつくたびに舞台から下りてました。これがちょっと流れ・テンポを悪くしてたと思います。動きの大きい噺もあるんで、見台なしで演って、オチがつくたびに「ドドンッ」と太鼓を入れてもらうとかの方が良いような。
 最後の「不倫」はやや無理がありますが、その他はそれぞれ良くできてると思いました。個人的には「ラジオ」の DJ の THE ALFEE へのこだわり具合がツボでした。

 杉岡が再登場し、雑談コーナー。まずはコントと落語の演出比較など。たまの二面性に杉岡が感心するやらあきれるやら。たまの「紙芝居もおもしろかったですけど、詩の方が落語のお客さんにはウケると思いますよ」との誘導で、杉岡が詩 2 編を披露。なるほど、なかなかおもしろかったです。
 ついでに《駄洒落》対決も。にわか仕込みではやっぱりなかなかうまくいきませんね。ムリヤリ「洒落」認定でお開きとなりました。


 この日は差し入れのおすそ分けでジュースのおみやげ付き。ごちそうさまです。
 「代書屋」も良かったですが、なによりゲストの杉岡さんが楽しめました。落語会中心に観に行ってると、漫才やコントを演ってる芸人さんに出会うことって少ないですから。杉岡さんも噺家との接点はほとんどないと云ってましたし、別の日には(たしか)たまさんが漫才さんとは接点がないと云ってましたし。(吉本や松竹に所属してるとまた違うのかもしれませんが) 杉岡さんのソロのイベントにも行ってみたいです。


 寝不足がつづいた『たまよね祭り』も、この日で終了。たまさん、お疲れさんでした。
 結局、米井さんが 2 日しか参加されなかったんで「『たまよね祭り』としてはどうなん?」とは思いますが、日によってたまさんの相手が替わって、毎日通ってた者としては良かったです。個人的な収穫は南湖さんと杉岡さんです。
 毎日の雑談コーナーが楽しみで、その時間はとくに濃密な落語空間でした。話を聴いてると「あの話の輪のなかに入りたいなぁ」と何度思ったことか。
 若手のなかでもたまさんは精力的に活動されてる方だと思います。今後は定例会の方も要チェックです。

 帰りの電車を降りると、少しだけ涼しくなっていることに気づきました。祭りの終わりとともに秋が近づいていることを感じながら、少しさびしさも覚える家路となりました。

らくごの玉手箱
杉岡みどりファンサイト【オパイウェブ】

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たまよね祭り (六日目)

2005/8/27 @茶臼山舞台

  • 笑福亭 たま 《オープニング・トーク&ショート落語》
  • 笑福亭 たま 「任侠ストアー」 (作: 上ノ薗ディレクター)
  • たま、上ノ薗 《大喜利》
  • 笑福亭 たま 「二番煎じ」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭 たま 「Myselves」
  • たま、上ノ薗 《雑談》


 六日目。昨晩、風呂でゆっくりあったまり、今朝、遅くまでゆっくり寝ましたところ、右膝の痛みは軽減。ただ、若干の違和感は残ってます。不安を残しつつ始動。
 土曜日ですから自宅から会場へ。時間を間違えてまして、1 時間ほど早く天王寺へ到着。本屋をぶらぶらしてからのんびり会場へ。
 この日の入りも 15 人でした。


 たまがオープニングで本日の番組を説明し、そのままショート落語へ。この日は 20 題ちょいでしたが、そろそろネタ切れの模様。
 つづけて上ノ薗(ABC ラジオ/ディレクター)氏作のラジオ・ドラマ「任侠ストアー」を、たまが落語風にアレンジして朗読。ヤクザが廃業してコンビニを開いたら‥‥ってな話。5 分程度の小品ながらオチもちゃんとあって、おもしろかったです。
 ここで上ノ薗氏が登場。たまとふたりでラジオ・ドラマと落語の違いを考察。ラジオでは SE なんかも自由に使える反面、完全に音声だけで所作もすべてセリフで補わなければならない、などなど。元原稿も朗読されましたが、なるほど説明ゼリフが多い。
 で、なぜかふたりで大喜利。上ノ薗氏が得意だと云う《駄洒落》を、客からのお題で。これがなかなか上手くゆかず、ふたりとも四苦八苦。最後の対談のときに再挑戦することに。

 上ノ薗氏が下がって、たま「二番煎じ」。酒飲みがひとりでぐでんぐでんになるまで飲んでました。これがまたおもしろくて。

 中入りをはさんで、たまの新作「Myselves」。20 歳のニートが将来を心配してると、30 歳の自分が目の前に‥‥って感じの、藤子・F・不二雄の漫画にでもありそうな SF(少し不思議な)噺。あり得ない波瀾万丈すぎる人生は気の毒と云っても良いくらい。
 なぜか子供時代の自分も現われるんですが、そのきっかけがちと弱い感じ。しかも 10 歳の自分が出てくるとなると、20 歳でそんな出来事が起こるってことを 10 歳で知ってしまってるはずですから、20 歳の自分がそのときのことを知らなかったってことはないはずで、これってタイム・パラドックス?

 上ノ薗氏が再登場し、たまと雑談コーナー。「Myselves」の改訂部分の解説から、たまと米井敬人氏(構成作家)のふたりでの新作の作り方、たまの落語演出理論など、落語に関するわりと真面目な内容で興味深かったです。
 で、宿題になってた駄洒落ですが、それほど上手くできず、グダグダァと終演となりました。


 この日は 2 時間半弱でした。
 落語もさることながら「任侠ストアー」がおもしろかったんで、たまさんと上ノ薗さんとのコラボってのにも期待したいです。

らくごの玉手箱

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たまよね祭り (五日目)

2005/8/26 @茶臼山舞台

  • 笑福亭 たま 《オープニング・トーク&ショート落語》
  • 笑福亭 たま 「時うどん」
  • 笑福亭 生喬 「相撲場風景」
  • 笑福亭 たま 「Dr. Laika」
  • 旭堂 南湖 「誕生日」
  • 笑福亭 たま 「皿屋敷」
  • たま、生喬、南湖 《雑談》


 五日目。台風一過で晴れ渡るかと思いきや、曇り空。暑くなりすぎず助かりました。昼間、原因不明の右膝痛が急襲。(運動不足?) 右膝をかばいつつ、やや足を引きずりながら会場へ。
 この日の入りは 15 人と微増。楽に座れて助かりました。


 まずオープニング・トーク。米井敬人氏(構成作家)が急遽欠席のため、ゲストに笑福亭生喬と旭堂南湖を発表。南湖には開演 1 時間前に電話したとか。ほんま急です。ふたりとも観たことありませんから、楽しみ。
 つづいてショート落語。この日は 20 題ちょいくらい。なかでも「桂文枝のドラえもん」が秀逸。文枝、米朝、春団治など、たまは結構、モノマネが上手いですね。

 そのまま「時うどん」へ。うどんを喰う男が袖を引かれたときのアクションが超派手。箸で目突きまでやってました。うどん屋と客との会話はネタ振りが少なく、良く云えば流れが自然、悪く云えば落語としては荒い。どっちが良いとかではないですけど。(よく聴くのでは割り箸やかまぼこもほめますから)

 ここでゲストの生喬も、当日の出演依頼だったとか。急に頼まれると落語モードへの切り替えが難しいって話からマクラを転がして「相撲場風景」へ。身体が大きいから雰囲気も出ますねぇ。(噺に出てくるのは観客だけですけど)

 再度たまで新作「Dr. Laika」(「Space-Friendship」改訂改題)。水星人にスライムにされた友達を救うため、辺境に住むドクター・ライカを訪ねる噺。SF 映画みたいな感じで、終盤に観客参加型の演出もあって、なかなかでした。

 緊急ゲストの南湖。講談はほっとんど聴く機会がないですが、朴訥ぼくとつとした口調が好印象。自身の人生を振り返り、母の思い出のフルーツポンチの味を語る噺で、先週亡くなられた師匠の南陵とのくだりでは思わず涙する場面も。帰郷する場面もしみじみとして、たまにはこんなのも良いです。

 三度たまで「皿屋敷」。始まるやいなや下座へ退散。南湖の噺に感極まった様子。再度登場するも、もらい泣きで目が真っ赤。なんとか立て直して終盤は盛り上がりました。お菊の指先にもう少し柔らかさがほしかったところです。

 普段着に着替えた生喬と南湖が再登場し、たまと三人で雑談コーナー。オープニングでたまが「討論したい」と繰り返してたんですが、この日の昼間にあった NHK 新人演芸大賞の出演順抽選会での顛末を。まぁ云うてたことはごもっともでした。
 そのまま彦八まつりの話から笑福亭一門の話など。かなりおもしろかったです。ただ、後半は南湖の絡める余地が少なかったのが残念でした。


 米井さんの欠席で普通の落語会みたいな番組になりましたが、それぞれの噺もおもしろかったですし、対談がたまよねらしい盛り上がりでした。
 この日は落語 5 席+αで 3 時間近くもありました。満腹!

らくごの玉手箱
正直南湖

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たまよね祭り (四日目)

2005/8/25 @茶臼山舞台

  • 笑福亭 たま 《オープニング・トーク&ショート落語》
  • 笑福亭 たま 「看板のピン
  • 笑福亭 たま 《大喜利》
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭 たま 「Heel」
  • たま、しん吉、米井 《大喜利&雑談》


 折り返し地点の四日目。台風 11 号は近畿をそれ、夕方には日も差してます。よって暑い。そんなこの日の入りは 9 人でした。


 いつものオープニング・トークから、ショート落語へ。この日も 30 題くらい。

 で、終わるやいなや、いきなり「看板の一」へ。なぜか最初に本人照れるも、序盤の凄味を利かせたおやっさんは秀逸。ただ、後半に進むにつれて、登場人物の声色がころころ変わって、誰が誰やら混乱する場面も。おなじ人間でも状況に応じて声の様子の変わることはありますが、人物の演じ分けとはまた違ってくるはず。そのあたりを整理すれば、もっと良くなるでしょう。

 さらに一人大喜利。この日は《あいうえお作文》だったんですが、引いたお題が「彦八まつり」とか「師匠と弟子」とかちょっと長めのが多く、いまいち切れ味悪し。これはお題を出す客がもうちょっと考えて出さんといけませんね。

 中入りをはさんで、たま再登場。忘れてたショート落語を数本演ったあと、新作「Heel」を。町興しにプロレス・イベントを企画するって噺で、プロレス好きとしてはニヤリとさせられるネタ満載です。プロレス・バーのマスターがえらいもっちゃりしたしゃべり方で、そこだけなんか古典っぽかったです。
 後半の試合の場面で、たま自身で録音した実況をハメ物(?)として流したのが新演出とのこと。それ自体はなかなかおもしろいと思ったんですが、座って演る落語でのプロレス表現は難しいですねぇ。憶えてるかぎりでは、ドロップキック、フライングクロスチョップ、ストンピングあたりを出してたと思います。(バックドロップもあったかな?) 演りやすそうな技としては、チョップ各種、エルボー各種、頭突き、ヘッドロックあたりが思い浮かびます。それとももっととことん動き回るとか。

 最後に米井敬人(構成作家)氏と、遊びに来ていた桂しん吉が登場し、「Heel」の反省会。ひとしきり話したところで、大喜利はさっきのお題を使った《謎かけ》。これまたくすぶりながら、そのまま雑談コーナーへ。しん吉の鉄ちゃん(鉄道マニア)話を中心に、こちらはなかなかおもしろかったです。
 しん吉の「七日間でしょ。ようやってるねぇ」に、たまが「大丈夫、やっつけやから」って、ぶっちゃけすぎ! それは客の前で云うたらあかんで! まぁそこがまたおもしろかったり。


 この日は約 2 時間と軽めに。落語にやや課題が見受けられましたが、おもしろかったことはおもしろかったです。この企画、対談コーナーが呼び物と云えるでしょうねぇ。
 プロレス噺の「Heel」を演るってことで、この日の出囃子はプロレスラーの入場曲が使われてました。橋本の『爆勝宣言』が流れたときには、なんとも云えん感慨がありました。

らくごの玉手箱
しん吉くん、色々と大変ねぇ。

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たまよね祭り (三日目)

2005/8/24 @茶臼山舞台

  • 笑福亭 たま 《オープニング・トーク&ショート落語》
  • 笑福亭 たま 「欲の熊鷹」
  • ひろば ちょうば 《漫才》
  • 笑福亭 たま 「質屋芝居」
  • 桂 紅雀 「餅屋問答」
  • 笑福亭 たま 「盗人の仲裁」
  • たま、紅雀 《大喜利》


 この日は「実はクラシックコレクション」ってことでか、30 人近い入り。固定客、ついてるんですねぇ。受け付けが会場内にあるんで、余計に手狭です。


 いつものようにたまが会の説明をし、そのままショート落語を 30 題くらい披露。なかなか狂度の高いネタもいくつかありました。
 さらにそのまま「欲の熊鷹」へ。「松鶴師匠ので憶えました」とのこと。初めて聴く噺でしたが、なかなか。後半、とくにサゲ付近の演出は、ネタバレしないように持っていくのは難しいのではないかと思います。

 つづいては、ざこばの弟子、ひろばとちょうばによる漫才。ひろばがボケでちょうばがツッコミです。高座の上に立つもんですから、高い。前の方で観てたお客さんは、わけわからんかったんやないですかねぇ。
 ネタは「コンビ名決めましょ」ってのから「日記付けてました」ってのへ。漫才の見本のようなオーソドックスなもの。ふたりとも噺家なんで、しゃべりが落語チックなんですよね。で、普段と大きくキャラ変えるわけにもいかんでしょうから、ボケをもっとひねるとか、ツッコミがもっとボケを拾って転がすとか、そのあたりの工夫が必要でしょう。
 それと、演ってる本人(とくにちょうば)が照れてたり、自信なさそうなんが表情に出てしまうと、こっちも笑いづらくて困ってしまいます。

 再度たまで「質屋芝居」。この日はお囃子も生演奏で、ハメ物も入って賑やかに。想像以上に芝居の型も決まってます。あらためてこれを観ると「七段目」がより楽しめることを(いまさら)発見。歌舞伎の方も観てみたくなります。
 本人は「これを演るのはきょうが最後です」と云ってましたが、ネタの幅を狭めるようでちょっともったいない気がします。ただ、私自身は吉朝のを観てるだけに、やっぱり見劣りしてしまったことは否めませんが。

 替わって紅雀。彼の高座を観るのは(たぶん)初めて。「餅屋問答」はひさびさに聴きましたが、安定感ありますねぇ。ただ、問答に来た僧侶はもっとどっしり構えてる方が効果的ではないかと。

 三度たまで「盗人の仲裁」。この噺も初めて。後半の夫婦喧嘩の場面に手を入れたそうですが、練り込み不足か、つっかえつっかえたどたどしい。喧嘩ですから、ポンポンポーンと啖呵切らんと。

 落語が終わったところで紅雀が再登場し、たまとの大喜利。この日は《格言》。お題をもらって格言なり標語なりを作るんですけど、とくに紅雀は勝手がわからず四苦八苦。例題が 2 つ 3 つあれば違ったかも。下座から生喬やひろばが顔を出して応戦するも、いまいち盛り上がらず。
 で、そのまま雑談に。内弟子時代の話や「盗人の仲裁」の演出についてなど。こっちの方がおもしろかったんですが、紅雀は「こんなんでええの?」。たまは「『たまよね』ってこんなんです」。


 この日はお客さんも多かったですし、落語も良かったです。2 時間半を越え、ボリュームも満点。とくに芝居噺にはビックリしました。やっぱり古典もキッチリやってるんですねぇ。

 「盗人の仲裁」の演出ですが、夫婦喧嘩で罵り合いながらもお互いに好いていることが啖呵の端々からこぼれてる、と云うもの。相手にもそれが伝わってるために、エスカレートさせるのが難しい、とのことでした。
 私が演るとしたら、「こんなに好きやのに!」「なにを! 浮気してやがるくせに! 俺の方がおまえのこと、どんだけ好きか!」「あんたこそ浮気してんねやないの!」みたいに、相手の云うてることは聞こえてるけど、それを否定。途中から涙を流しつつ、最後は大泣きで罵り合い。で、物を投げ出す。‥‥って流れやと、それっぽいかなぁと思いました。

らくごの玉手箱

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たまよね祭り (二日目)

2005/8/23 @茶臼山舞台

  • 笑福亭 たま 《オープニング・トーク&ショート落語&大喜利》
  • 笑福亭 たま 「米揚げ笊」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭 たま 「Be Killed」
  • たま、米井 《雑談》


 終日曇ってると気温がそれほど上がらず、風もあって外でもしのぎやすい、そんな二日目。この日の入りは 8 人。ヤバいかも!?!?


 まずはたまが御機嫌うかがい。軽くしゃべってショート落語へ。旧作 24 本+新作 2 本で、某国宝のややブラックなネタも。
 つづいてひとり大喜利。この日は《謎かけ》。観客からのお題をくじ引き形式で。ウケの方はいまいちでしたが、謎かけで笑わせるのはかなり難しいんで、あんなもんやと思います。

 この日の古典は「米揚げ笊」。この噺は「立て板に水」がごとくポンポンポーンとしゃべるところがポイントだと思います。テンポは良かったんですが、ちょっとかんだりしたところが残念。もうちょっと事前にネタをくっといてもらいたいです。まぁそれでも楽しめましたが。

 中入りをはさんで、新作は「Be Killed」。とある高校で連続殺人事件が発生する噺。改訂版の初口演とのこと。なかなかおもしろかったです。

 最後に米井敬人(構成作家)氏が登場して、たまとの雑談コーナー。「Be Killed」の演出についてや、某社長の話、R-1 グランプリの話など。客が少なかったこともあって、ふたりの対談と云うよりは客をまじえての座談会の雰囲気でした。


 この日は 2 時間ちょいって感じ。よく笑いましたし、これくらいのボリュームが丁度良いように思います。
 台風 11 号が近づいてますが、客がひとりでも入れば雨天決行だそうです。

らくごの玉手箱

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たまよね祭り (初日)

2005/8/22 @茶臼山舞台

  • 笑福亭 たま 《オープニング・トーク&ショート落語》
  • 笑福亭 たま 「江戸荒物」
  • 笑福亭 たま 「くっしゃみ講釈」
  • 豊来家 玉之助 《太神楽》
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭 たま 「Lies」
  • たま、玉之助 《大喜利&雑談》


 たまさんの高座は何度か観たことあるんですが、『たまよね祭り』と題して一週間の連続興行をおこなうとのこと。おもしろそうなんで行ってみることにしました。
 雨降りそうな天気のなか、天王寺駅から北へ 5 分ほどで会場に到着。開演 30 分前でしたが、お客は誰もいません。って云うか、まだ会場の準備中でした。しかもたまさん本人が。なんかのんびりしてます。
 ほどなくして受け付け開始。通し券 5,000 円で購入。全部観ると 1 日 700 円ちょっとなんで、かなりリーズナブルです。(バクチ要素も大きいですが)
 10 畳ほどの桟敷に客は 12 人と少ないですが、天気も悪いですし、致し方なしか。ただ、来られてた方の多くは通し券を購入されてたようで、固定ファンも多そうです。(そうでもない?)


 開演時刻を 5 分ほどすぎて、まずはたまのオープニング・トーク。ざらっと会の説明。「落語演りますけど、一席で良いですか? 二席聴きたいですか?」の質問に、会場挙手で二席に。その後、ショート落語(小咄)を 30 本ほど。テンポ良くてなかなかですが、笑い所を考えないといけないのも数本。
 そのまま続いて「江戸荒物」。これがまた荒い。終わってから本人が「何ヶ所か飛ばしてしまいました」と、飛ばしたところを演り直し。「帰ってから、頭の中で再構成してください」には参りました。
 さらに続いて「くっしゃみ講釈」。こちらはなかなか。講釈師がくしゃみを我慢する表情が大げさすぎて、ホントに苦しそう。

 玉之助の太神楽は初めて観ます。高座では天井が低いとのことで、客席後方の畳のないエリアで。客は後ろ向きに座り直し。客いじりは定型的ながら、太神楽の方はしっかりしてます。傘、棒、皿、南京玉簾、達磨を使った芸を。観客も巻き込んで、おおいに(ムリヤリ?)盛り上がりました。

 中入りをはさんで、たまの新作落語「Lies」を。「何回か高座に掛けて、かなり改訂してます」みたいな説明のあと本編へ。自殺志願の後輩の男を助けるため、後輩の女と付き合わせることに。口を合わせていたのが嘘になり‥‥ってな内容。なかなか良く出来た噺だと思いましたが、いかんせん、なにを慌ててるのかテンポが速すぎる。もうちょっと落ち着いて演ってほしかったです。

 最後はたまと玉之助で大喜利。客から集めた物を使っての《物ボケ》を。これはなかなか上手くゆかず、そのまま雑談コーナーへ。玉之助の経歴(もともと近代画家で、自作の紙芝居も演ってる、など)を中心に。大喜利なしの対談のみの方が良かったかも。


 サービス満点で 2 時間半を越える会でした。この構成だと中入りはいらんかったでしょう。
 段取りがかなり悪い(って云うか段取りしてない?)感じなのに、落語のときのテンポがメチャクチャ速い。なんかもう、独特のたまワールドって感じでした。おもしろかったです。

らくごの玉手箱
大橋勝(豊来家玉之助)

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映画鑑賞時のトラブル

 映画の劇場鑑賞に、以前は会社帰りに寄れるアポロシネマ 8 をよく利用してたんですが、最近は MOVIX 橿原に行くことが多いです。理由はいくつかあります。

  • 近くに TOHO シネマズ橿原が出来て比較的空いてる
  • 木曜のメンズデイには 1,000 円で観られる
  • ポイントを貯めると無料鑑賞できる
  • 設備はまだまだ新しく、音響設備が充実している

 女性の場合、水曜がレディースデイで 1,000 円になる劇場が多いですが、男性に対して同様のサービスを設定している劇場がなかなかありません。知ってる範囲では、ほかはテアトル梅田くらい。

 で、ぼちぼち落ち着いてきたであろう『スター・ウォーズ エピソード 3/シスの復讐』を MOVIX 橿原で観てきました。ロビーは大勢の子供たちで賑わってました。おそらくお目当てはアニメか『妖怪大戦争』でしょう。
 英語が堪能でなく、それでも大画面で存分に映像を楽しみたかった私は、日本語吹き替え版で鑑賞。さらに空いてたと思います。

 何本かの予告編のあと、いよいよ本編へ。いつものオープニングに期待感が高まります。開始直後から派手な空中戦。音響も回りまくり。こう云う派手な映画はやっぱり劇場鑑賞向きです。
 と、空中戦のさなか突然、音がショボショボに。センター・スピーカー(スクリーン裏のスピーカー)しか鳴ってないようです。この状態がしばらく続き、5 分ほどしたところで係員がチェックしに来た様子。その後、ブチッと音声が途絶えたあと、元に戻りました。

 セリフ自体は聞こえてたんでストーリーが混乱するなどはありませんでしたが、音響トラブルに対するアナウンスなどのフォローもなく、このあたりがちょっと腹立たしく思いました。
 140 分のうちの 5 分くらいのトラブルで、音声が完全に途絶えたわけではありません。ただ、私がわざわざ劇場に行くのは、大画面で観ることと、迫力ある音響を体感することにあるわけで、それが一時的とは云え阻害されたんですから、トラブルに対する謝罪なり損失補填があってしかるべきだと思います。
 たとえばこの劇場の 1 日の売り上げが 140 万円だったとして、そのうちの 5 万円が偽札だったとしたら、そのことを不問に付すでしょうか? 偽札を使おうとする客が「まぁええやん、よぉ似てるし」と云ったら、そのまま受け取るんでしょうか?

 サービス業において、顧客満足度はかなり重要なものだと思います。「安かろう悪かろう」では客はいずれ流れて行ってしまうと思います。

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吉朝学習塾 吉朝一門会

2005/8/16 @太融寺

  • 桂 吉の丞 「動物園」
  • 桂 佐ん吉 「稲荷俥」
  • しん吉、都んぼ、吉弥 《鳴り物教室》
  • 漫才愛好会 《懐かしの漫才》
  • 桂 あさ吉 「書割盗人」
  • 桂 よね吉 「蛸芝居」


 雨が降ったり止んだりの、どんよりした空模様。気温は低いが湿度が高く蒸し暑いこの日も一路、太融寺へ。受け付け開始 15 分前に到着するも、やっぱり長蛇の列。扇子をパタパタさせながら開場待ち。
 程なく入場。チラシの束に番組表がないなぁと思いつつ、前方の座布団席をゲット。前を見ると、めくりの替わりに番組表が。チラシの裏にメモ。


 吉の丞を観るのは二度目。とにかく高座慣れしてますし、ネタの方もかなりこなれてます。落研出身? トラの動きにはもうちょっと工夫が必要かも。

 それに比べると、佐ん吉はまだまだ素人くささが。それでもくすぐりの入れ所など、いろいろと工夫していることがうかがえます。マクラの「今回は選ばれた者だけが落語を演れます」には大爆笑。本編の方はもうちょっとテンポを落とした方が良かったように思います。

 次の《鳴り物教室》では、まず司会のしん吉が登場。「頼りになる先輩、どうぞ」で都んぼが登場するも、鳴り物がまったくできないと判明。あきれたしん吉が都んぼを罵倒して一旦降りると、吉弥が登場。太鼓の叩ける吉弥が二人羽織で都んぼの背中に入り、しん吉を見返すことに。しん吉が再登場すると、都んぼ(+吉弥の腕)が見事に締太鼓を叩く。‥‥ってな流れ。なかなかおもしろい趣向でした。真っ黒に日焼けしてツルツル坊主になってた都んぼが妙にテンション高かったです。

 あと番組表に載ってないのは、‥‥そう、スーツ姿の吉朝と吉坊が漫才愛好会として登場。ジェネレーション・ギャップを超越する《懐かしの漫才》として、夢路いとし・喜味こいしの「ジンギスカン料理」を、吉朝がいとし役、吉坊がこいし役で。とくに吉朝のこいし、独特の口調を上手く真似てます。ネタの方はちょっと短縮されてましたが、大爆笑の大ウケでした。

 色物のあとで演りにくそうなあさ吉。豪華客船でライン・ダンスやゾウの曲芸のあとで落語を演らされた話をマクラでふり、演りにくさをアピール。そろそろ会場の空気が落語に寄ってきて、いざ本編へ。「こんにちは。‥‥上下かみしも間違えました」。自分で演りにくくしてます。あさ吉ファンを自認しながらもライヴはひさびさでしたが、あいかわらずのあさ吉ワールド。ただ、やや走りすぎな感もありましたが。もうちょっとゆったり演ってもらいたかった気もします。
 この噺は先日の『雀松向上委員会』でまん我のを観ましたが、微妙に違いました。習った人によるんでしょうか。とくに最後に泥棒が逃げるか死ぬか、これは大きいと思います。個人的にはあさ吉の演った方が良かったです。

 トリのよね吉もひさしぶりですが、あいかわらず濃いなぁ。とくに前半は濃すぎる感もありますが、それもタコが芝居がかった大立ち回りをする後半にはマッチしてますね。最後はハメ物が派手に入って賑やかに。最後の立ち回りも大熱演で、盛り上がりました。


 爆笑に次ぐ爆笑で満腹々々。色物も入って、寄席らしい雰囲気満点の会でした。番組表や空き缶製の漫才用マイクなども手作り感満載で、それもまた良し。
 盛り沢山の内容で爆笑の連続でしたから 3 時間近くあったかと思ったら、あにはからんや 2 時間ほどでした。時の流れも忘れさせられる、満足感たっぷりの会でした。
 ただ、出演者のみんながみんな「吉朝学習塾の最終回」を強調されてたのが気になりました。太融寺本坊は今月末で閉館ですが、学習塾の方は場所を移して継続してほしいです。

温泉旅館きっちょう屋 -桂吉朝-
あさ吉@ブログ
桂吉弥ホームページ
よね吉亭
しん吉くん、色々と大変ねぇ。
都んぼの独り言

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吉朝学習塾 吉朝の会

2005/8/15 @太融寺

  • 桂 ひろば 「大安売り」
  • 桂 吉朝 「小倉船」
  • 旭堂 南左衛門 「『水戸黄門漫遊記』より『黄門と淀辰』」
    ―― 中入り ――
  • 桂 吉朝 「高尾」


 曇り空でむぅとした熱気の梅田界隈を一路、太融寺へ。受け付け開始の 15 分前に到着するも、すでに長蛇の列。ここでこんなことって初めて。熱心な吉朝ファンに恐れ入りました。
 1 階で受け付け、2 階の座敷は高座と客席の位置がいつもと逆のセッティング。なんか初めてづくしの会です。
 この会は事前に予約受け付け終了となっていて、受け付けでも「当日券はございません」とアナウンスしてましたが、座席スペースが普段より広く取られてたこともあって、窮屈感なく座れました。ザッと見たところ 200 人くらいは入ってたと思います。


 まずはひろば。ざこばに弟子入りする前、落語ワークショップで吉朝に習ったことをマクラで。ネタは以前も聴いたことありましたが、大きな体に合った噺だと思います。声も大きく、短めの噺をテンポ良く。ただ、台詞をかむ場面がちょいちょい。ちょっと緊張してたか?

 吉朝は袴姿で登場。会場からはひときわ大きな拍手。明るい会場で見ると、ゲッソリ痩せてて顔色も蒼白で悪い。ただ、声は通ってて表情もやわらか。多少、無理されてるのかもしれませんが。
 まず、今回の演目の課題を説明。「どちらもサゲがわかりにくいんで、きょうまでにわかりやすいサゲを考えようと思いました。‥‥思いつきませんでした」ってな感じで。結局、従来のわかりにくいサゲで演ります、と。
 「小倉船」の方は、マクラで猩々しょうじょう駕籠かごきに支払う酒手さかてについて詳細に解説。このあたりのぶつ切り感はあいかわらずの吉朝流。本編は荒唐無稽なストーリーにハメ物も入って賑やかに。終盤の芝居がかった大立ち回りで、手をチョキの形にして客席に手の甲を返す仕草。「これはなにかと云いますと‥‥」と解説が入り、上手側より吉坊が登場。ひっくり返って二本の脚が天に突き出した格好。さらに下手側より佐ん吉が登場し、吉朝を両側から取り押さえるも、くるりと返してふたりとも転ぶ。道理で高座がいつもより広いわけです。
 終盤の大立ち回りは、さすが吉朝。吉坊、佐ん吉の登場で、さらに芝居っぽさが出てたと思います。なんでもありの学習塾ならではの演出でした。

 見台けんだいが塗りの物に変わって、南左衛門の登場。ひさびさでしたが、あいかわらず声がデカい。かつ、あいかわらず語り口調も濃い。
 所払いとなった淀屋辰五郎を水戸黄門が救うお話。ほどほどの笑わせどころもあって、なかなかに楽しめました。

 中入り後、トリの吉朝「高尾」では「詳しく解説しません」と、自身の独身時代の洗濯事情から本編へ。こちらは春団治スタイルを忠実に。それでも、喜六が反魂香を買いに行ったところで「火ぃにくすべるもん、くれ」「とんがらしでっか?」「そんなもんくすべるかいな。おまはん、寄席通いしてるやろ」みたいな、「くっしゃみ講釈」を匂わすくすぐりも。
 終演後に一応、サゲの解説。さらに、「この噺は春団治師匠に習いました。崩してもらってかまいませんと云われましたが、なかなか崩せません」とのこと。これはこれで良かったと思いますが、今後にも期待。大きな会で掛けられる機会があれば、たっぷり練られると思います。


 この日は 4 席と云うことで、それぞれたっぷり聴かせていただきましたって感じでした。腹八分目で丁度良い感じ。満足々々。

温泉旅館きっちょう屋 -桂吉朝-

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スピード違反 完結編

 今回のスピード違反については行政編をアップした翌日ですべて終了していたんですが、なんじゃかんじゃと忙しくてまとめる時間が取れませんでした。
 盆休みに入りましたんで、完結編(総集編?)を。

警察署出頭時の往復のガソリン代: 780 円  
検察庁出頭時の往復のガソリン代: 120 円  
スピード違反(38 km/h 超過)の罰金: 70,000 円  
安全運転学校への往復の電車賃: 500 円  
免停期間短縮講習受講料: 13,800 円  

 合計 85,200 円也。痛いなぁ。‥‥
 金銭的な痛みもさることながら、

前科一犯の重み: priceless  

 これにつきます。重いなぁ。‥‥

 一度免停で処分されると点数は 0 になりますが、処分が 1 になります。この場合、次に免停になる点数が下げられます。具体的には、普通だと 6 点(処分 0 回、点数 6 点)で免停なんですが、これが 4 点(処分 1 回、点数 4 点)で免停になります。
 処分回数 1 回の記録は、処分後 1 年間の無事故無違反で消えるそうです。その間に違反すれば、その違反後から 1 年間の無事故無違反で、となるそうで、とにかく 1 年間は無事故無違反でがんばらねばなりません。

 とにかく免停になるとなにかと面倒です。仕事を休んであっちこっち出頭せねばなりませんし、休めない人は免停期間の短縮もできません。点数の積み重ねで免停になった場合はまだ反則金も少なくてすむかもしれませんが、一発免停は罰金額も大きくなりますし、なにより前科者になってしまいます。これが精神的につらい。‥‥

 みなさん、オービスには気を付けましょう。安全運転を心がけましょう。

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吉朝、公式会見!?!?

桂吉朝が待望の本格復帰、500人に“ご機嫌伺い” (スポニチ)

 チケット取れなくて行けなかったんですが、吉朝さんが 8/10 の『お米とお豆腐 落語と狂言の会』で本格復帰。米朝事務所的にはこれが公式の復帰第一弾とのことのようです。
 新聞記事なんで当たり障りのないコメントしか載ってませんが、写真入りってのが(画質は悪いですけど)ちょっとうれしいですね。今後の高座が楽しみです。

 先月末の一宮での独演会で観た「高津の富」を思い出すたびニマニマしてしまいます。暑い夏場はゆっくりしたペースで高座勘を取り戻してもらって、秋から冬の定例会に挑んでもらいたいです。

温泉旅館きっちょう屋 -桂吉朝-

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雀松向上委員会

2005/8/9 @太融寺

  • 桂 雀松 《雀松時遊本舗》
  • 桂 まん我 「書割盗人」
  • 桂 雀松 「牛ほめ」
  • 桂 つく枝 「食通夜」 (作: 小佐田定雄)
  • 桂 雀松 「崇徳院」


 いやぁ、暑いです。最近こればっかりのような気もしますが、こればっかりはしょうがない。暑いんですから。
 それでも 120 人くらいの入り。座敷が程良く埋まる感じです。


 まずは《雀松時遊本舗》でごあいさつ。太融寺の会場が建て替えになる話から、天満天神繁盛亭、郵政民営化、森前総理へと。
 繁盛亭の話では「上方落語協会に入ってませんので、静観してますが」みたいなことを云われてました。協会員紹介を見ると、たしかに枝雀一門は依然として入ってませんね。たしか枝雀一門が脱会したとき、同時にざこばも脱会したと思ったんですけど、いつの間にか再入会してます。

 まん我を観るのはひさしぶり。これがなかなか。絵を描く仕草がちょっとやっつけな感じもしましたが、泥棒が入ってからのやり取りでしっかり楽しみました。

 つく枝は初めて。山本圭壱(極楽とんぼ)をやわらかくしたような感じです。小佐田定雄の「食通夜」も初めて聴く噺。お通夜の席でただただ食べるだけの噺なんですが、これがまた美味そうで。観てるだけで胸焼けしそうでした。

 雀松は、ひさびさに演ると云う「牛ほめ」から。懐にほめ言葉を書いた紙を忍ばせたアホは、普請をほめに行った先で懐に顔を突っ込む勢い。ほめるのも棒読みで、アホさがかなり強調されてました。
 トリの「崇徳院」もテンポ良く。もうちょいじっくり演ってくれても良かったかもしれませんが、熊はんの困惑ぶりが良かったです。


団扇 終演後、恒例のミニ抽選会。なんと団扇が当たっちゃいました。ラッキー!
 右の写真がその団扇。竹の骨に淡い紫の和紙を張ったもので、なかなかに涼しげ。せっかくですから、雀松さんのサインもいただきました。この夏の運を使い果たしたような気もしますが。

 太融寺のこの会場が建て替えで取り壊しになるため、とりあえずこの会は今回で終了のようです。まぁなんらかのかたちで勉強会は続けられると思いますが、とりあえず次回は 10 月のワッハホールでの独演会をお願いします、とのことです。

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AAA

AAA、デビュー前にマスコミ向けお披露目ライブ(サンスポ)

 AAA ってユニットがデビューするそうですが、「トリプル・エー」って読むそうです。てっきり「トリプレ・アー」かと思って、みんな覆面かぶってんのか?とか、ちょっと期待しちゃいましたよ。
 ちなみに、このユニットにはまったく興味ありません。

 記事のカテゴリーは《プロレス・格闘技》の方が適してるのかも!?!?

AAA (トリプル・エー)
AAA (トリプレ・アー)

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新日本プロレス - G1 CLIMAX 2005 大阪大会(初日)

2005/8/6 @大阪府立体育会館

 やや曇り空でいまにも降り出しそうななか、ひさびさの新日観戦。なんかもう、新日は夏の本場所 G1 しか観戦してませんが。
 とりあえず飲み物だけ調達し、試合開始前に会場入り。なんと 2 階 S 席の後方の席が潰されてます。1 階アリーナも後方が空いてます。これだと満席になっても 4 千人くらいでしょうか。実際は空席も目立ってたんで、3 千人も入ってなかったかもしれません。日曜の 2 日目の方に流れてるのかもしれませんが、やばいなぁ。

 試合結果の方はこちらをご参照ください。(いつまであるかわかりませんが)


長尾浩志 vs 安沢明也

 ヤングライオンの前座戦。長尾はひさびさに見るようなデカい選手。ただ、このくらいのキャリアでチョークスラムなんて使って良いんでしょうか?


吉江豊 vs 矢野通

 こっから G1 公式戦。先に入場した矢野が入場途中の吉江を襲うも、そんだけ。吉江のダイビングボディープレスにはビックリ。吉江はちょっとずつ良くなってきてるような気がします。もっとケツをアピールしても良いですね。


中邑真輔 vs 真壁刀義

 中邑の場外への回転式跳び蹴りにセンスを感じる。技巧派の中邑とラフな真壁とで予想外の期待感が高まるも、コーナーの中邑に飛び込んでいった真壁が動けなくなり、試合終了。なんともあっけなく、もったいない幕切れでした。(真壁はアキレス腱断裂とのこと)


中西学 vs 後藤達俊

 中西は危なげなく勝利するも、あいかわらず余裕がないなぁって感じ。たしかに後藤のバックドロップを食らったら敗戦濃厚ですけど、受けの姿勢がまったく見られないってのはどうか、と。後藤の方も緊急参戦で準備できてないでしょうし、いまいちな試合でした。


ケンドー・カシン vs 西村修

 カシンの入場曲のオープニングは、なんと西村が歌う“いかレスラーの歌”。しかも無我いか仕様の白いコスチュームと云った懲りよう。さすがです。
 試合の方も、逆立ちする西村の背中を押したり、丸め込み合戦、執拗なエルボースマッシュ合戦、場外カウント 19 からダッシュで帰還などなど、見どころ多し。最後はカシンが丸め込んでカウント 3 を奪取。やや疑惑裁定っぽかったですが、内容的には大満足です。


鈴木みのる vs 永田裕志

 往年の《新日本 vs UWF》を彷彿とさせるような、ゴツゴツしたぶつかり合い。鈴木を圧倒する永田ですが、あらためて華がないことを実感。試合運びはうまいし、エース格なんですけどねぇ。張り手で負けてしまうってのもどうかと思います。
 それにしても、最近は「○○さ〜ん」って選手に声かけるのが流行ってるんでしょうか? なんか半分おちょくってるような気がするんですけど。


川田利明 vs 藤波辰爾

 こちらはなかなかの好試合。ただ、藤波がすぐ電池切れ。藤波は G1 みたいなシングル連戦はもう無理だと思います。
 試合後、勝った川田から藤波に握手を求めたところは良かったです。大先輩に敬意を表する川田はジェントルマンですね。


天山広吉 vs 蝶野正洋

 天山派の私にとって、心のメイン。開幕戦で川田に負けた天山としては、これ以上負けられないとの気負いがあったと思います。カタくなってしまわないか心配しましたが、なかなか動きは良かったと思います。ただ、やはり蝶野の試合運びはうまい。天山は大技に頼りすぎのような気がします。ラストのアナコンダスラム→アナコンダバイス→アナコンダクロスの流れは圧倒的でしたが、そこにいたるまでの組み立てに課題ありです。まぁ勝って良かったですけど。


藤田和之 vs 棚橋弘至

 藤田は強すぎ。総合格闘技的な動きをされたら、棚橋はまったく太刀打ちできないと思います。とくにダウンした棚橋への膝蹴りは非情すぎる。プロレス的には反則技でしょう、あれは。


 予想すると、A ブロックから川田と天山、B ブロックから藤田と中邑が決勝トーナメントに進出し、藤田が優勝しちゃうんじゃないでしょうか。この日の動きだけ見てると、藤田は確実に決勝進出でしょう。逆に、藤田が決勝に残らないとおかしいですね。

 それにしても、矢野やブルー・ウルフが G1 に出ていること、そのブルー・ウルフの代理が後藤だと云うこと、このあたりに選手層が薄くなってることがありありと見てとれます。個人的には後藤の参戦はウェルカムですが、いかんせん今回は準備期間がなさすぎます。
 伝家の宝刀 G1 ですら外様を投入しないと盛り上げられない現在の新日の状況を憂わずにはいられません。

新日本プロレスリング

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鬼束ちひろの行く末

鬼束ちひろ宅に花束男 (スポーツ報知)

 上記記事の花束男は、まぁよくあるストーカーの話です。有名税として、ある程度は我慢せんといかんことでしょう。
 それよりも気になったのが、鬼束ちひろの紹介文の方。

 鬼束は 2000 年 2 月に『シャイン』でデビュー。セカンドシングル『月光』がヒットし一躍人気歌手に。しかし、03 年 10 月に声帯の不調を理由に全国ツアーを中止。04 年 3 月に発売したベストアルバムを巡り、事務所、レコード会社と対立。同年 5 月に双方を移籍した。体調不良を理由にテレビ番組をドタキャンするなど、ゴタゴタ続きだった。移籍した新事務所とは今年 1 月末に契約が終了。活動休止状態が続いている。

 東芝 EMI ともめてユニバーサルミュージックに移籍し、シングル『育つ雑草』を発表するも、その後はほとんど音沙汰なしでした。所属事務所と契約終了ってことは音楽活動がフォローされなくなるでしょうから、今後の動向が非常に気になります。

 鬼束ちひろの音楽家としての希有な才能は、かなりのもんだと思います。プロデューサーの手腕も多分にあったでしょうが、やはり本人に実力がなければ、あそこまでブレイクしなかったと思います。
 声帯の不調や体調不良が心因性のものでなければ良いのですが。もしそうなら、もうこのまま芸能界から消えてゆくような気がしてなりません。‥‥

鬼束ちひろ

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