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鶴瓶と慎吾と上方落語

 昨晩、 SmaSTATION-5 にて上方落語特集。ゲストに笑福亭鶴瓶をゲストに迎え、香取慎吾とともに上方落語の歴史を学ぶ、と云う趣向。

 落語の起こりから、米朝、文枝、春団治、松鶴の《四天王》の活躍など、上方落語の歴史をまとめたビデオが 30 分以上も。明治期の第一次ブーム、初代・春団治による第二次ブーム、そして漫才の台頭による衰退から四天王が復興し現在にいたる第三次ブーム、と云う位置付け(やったと思います)。
 仁鶴さんや三枝さんへのインタビューもあり。仁鶴さんが映るたびに鶴瓶さんが香取くんに「おもろい顔やろ」。

 四天王がふたり亡くなられ、そんななかで天満天神繁盛亭が来年オープン。現在の東京の落語ブームにのっかって、それまでに上方落語ブームを加速させたいってのが狙いでしょうか。
 ただ、あの番組構成では、落語ファンは興味深く観たとしても、そうでない人が落語への興味をかき立てられたかって点では疑問が残ります。知らせなければならないのは落語の魅力であって、落語の歴史ではないんですよね。たとえば、香取くんと『新撰組!』つながりの吉弥さんの高座からクスグリの部分を 3 分ほど流すとか、構成の仕方はもっとあったと思います。
 それと、生番組とは云え、鶴瓶さんの説明が言葉足らず過ぎ。歴史ビデオが長すぎて対談する時間が限られてたことも要因でしょうが、あれでは落語ファンは不足分を補完できても、そうでない方はちんぷんかんぷんだったんではないでしょうか。
 とは云え、香取くんが初代・春団治の口演をおもしろいと感じていたあたりは救いでしょうか。(リップ・サービスとの感もありましたが‥‥)

 まぁ、ああ云った企画が全国放送に乗せられるってことが、落語への追い風が吹いてる証拠なんでしょうね。ブームのあとにとどまる人がどれだけ残るか、これから数年がかなり重要になってくると思います。

 それにしても、松尾貴史の「文枝」の発音、おかしくなかったですか? 《ぶ》にアクセントを置いてたんですが、関西やと普通は《し》に置くと思うんですけど。もっちゃりするから?

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コメント

「文枝」が「文士」に聞こえましたね。(“つるべ = →↓→”にも違和感を覚えますが。キッチュも芸大出身なら東京ナイズされるべきではないのですが。古館プロジェクトに染まっているのでしょうか。
<吉弥さんの高座からクスグリ は良いアイデアですね。それは見たかったですよ。
<鶴瓶さんの説明が言葉足らず過ぎ は、確かにそうでした。広報委員長の職責として、売れている顔を前面に出すのは結構ですが、いかんせん、勉強不足なのか、そのあたりは担当を変えた方がよかったかも。

投稿: 高岳堂 | 2005.12.19 19:45

東京のアクセントについては、たまさんが「オーサカ・シネマロケンロール」でクスグリに使ってましたね。
(遊方さんのは観てないんで、どっちによるのかはわからんのですが)
奇しくも、そのなかでも《鶴瓶》が使われてました。

鶴瓶さんの説明不足については、生放送やったんが最大の要因でしょうね。
編集前提ならきっちり台本も出来てたでしょうし、編集でどうにでもなったでしょうし。
もっとも、鶴瓶さんよりも適役な噺家さんはおられると思いますけど。
小佐田定雄さんを解説者として迎えても良かったかも。

投稿: わさび | 2005.12.20 00:14

細かく見れば、『ん?』と思うところもありましたが、昔の集金システムが江戸と違っていた点は、『ほぉ〜...』と思って見てました。
鶴瓶師+三枝師、米朝師、春團治師のいずれの方をドカーンとぶつけてみても良かったかもしれませんね。


投稿: 三浦家権太郎 | 2005.12.22 01:37

集金システムは公営バスに残ってますね。
たしか東京都営バスは前方乗車・後方降車の前払い、大阪市バスは後方乗車・前方降車の後払いです。

鶴瓶 vs 大御所 は、鶴瓶さんが萎縮してしまって、対談と云うよりもインタビューのようになってしまいそう。

とにかくあの内容で 1 時間と云う枠は狭すぎましたね。

投稿: わさび | 2005.12.22 04:30

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