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桂吉朝を送る会

2005/12/22 @アルカイックホール・オクト

入口

祭壇

 受け付け開始前に会場へ到着。平日の昼間と云うこともあって混雑はなし。写真を撮って入場。
 直前まで香典はどうしようかと迷うも、一般人だとご遺族にあとあと面倒が増えるかと思い、記帳のみに。

 座席を確保し、祭壇の写真を撮ってると、なんと うるう さんに声をかけられる。「まったく面識ないのに、なんでわかんの? 個人情報の漏洩?」との思いを悟られぬよう、ごあいさつ。
 その後、こちらも初対面ながら、事前にお約束していた wakadoshi さんとロビーにて面談。とは云え、人見知りなのであまり積極的に話せず。
 開会時刻が迫り、ふたたび会場へ。その頃には会場いっぱいの参列者。立ち見の方や、会場には入れない方も。座れて良かった。

 おごそかに開会。
 スライドとともに吉朝さんの足跡をつづる。構成はごく一般的ながら、ナレーション(あさ吉?)に笑いがふんだんに盛り込まれており、会場はなごやかな雰囲気に。吉朝さん、お父さんにそっくり。最後に幽霊の格好をした吉朝さんが映り「そして、現在にいたる」とはシャレが効いてる。
 つづいて吉朝さんの一席をビデオ上映。演目は『平成紅梅亭』での「ふぐ鍋」。先日、吉弥さんのを観たが、さすが師匠の貫禄、安定感が違う。軽妙かつ絶妙な間で、マクラも自由奔放。どこを切っても吉朝印の高座に、当然のように会場から拍手が起こる。

 映像の部が終わり、送る言葉。
 予定では米朝さんからのはずが、まず呼ばれたのがざこばさん。憤り混じりのざこば節。そのなかで「ちゃあちゃん(米朝さん)、来てはらへん。めまいする、云うてはる。あんたが死んだこと、認めたないねやろ」と云う衝撃発言。米朝さんの心中、察するにあまりある。ざこばさんの、ぶっきらぼうながら飾らぬ言葉に、涙が出た。
 つづいて千朝さん。こちらはごく丁寧に、しかし涙をこらえて語られてることが伝わってきた。内弟子時代に同じ釜の飯を食った者として、無念さは大きかろう。
 最後にサンケイホール元会長(?)さん。こちらは急遽ご指名されたと思うが、われわれファンの代弁もしていただいたよう。

 喪主・恵子さん、息子の啓介さん、吉朝一門が祭壇に上がり、ごあいさつ。その後、献花となり、順次散会となる。
 献花のときに映し出されていた吉朝さんの高座での写真、なんともええ感じ。

 仕事の都合ですぐに移動しなければならないので、wakadoshi さんとうるうさんにごくごく簡単にごあいさつ。時間があれば少しゆっくりお話しさせていただきたかったところで、少し後ろ髪引かれる思いで会場をあとにする。

 会場を出る際に手渡された封筒には、吉朝さんの笑顔が入っていた。

桂 吉朝


 正直、亡くなられてからこれまで、涙は出なかった。信じられないとの思いが強かったと思う。しかしきょう、ざこばさんの言葉で一気に現実を突きつけられた思いがした。
 そして、涙が出た。

 喜怒哀楽のうち、さすがに《喜》はありませんでしたが、在りし日の吉朝さんの映像から《楽》があふれ、ざこばさんの送る言葉が《怒》を代表し、参列者から《哀》がただよう、なんとも云えない送る会だった。《楽》があったことこそ吉朝さんらしさで、それを演出した奥さんやお弟子さんたちに感謝。


 移動中に「地獄八景亡者戯」でも聴こうかと思ったが、iPod mini の電池が切れていた。

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コメント

トラバ、ありがとうございました。
声をかけたのは、MI-6に前もってプロファイルを頼んで・・・・うそです。Mixiの写真としん吉さんのところでの装いの話から、「多分、そうだろう」と思い、声をかけた次第です。外れたら、かなり恥ずかしいですね・・・。

例のものですが・・・一番肝心な使用上の注意をお伝えするのを忘れていました。後ほどメールします。

投稿: うるう | 2005.12.22 18:01

あの写真で判別できたってことは、さてはうるうさん、かなり目を細めていましたね!

投稿: わさび | 2005.12.22 20:51

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