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特報: 『ジュラシック・パーク』新作始動!

スティーヴン・スピルバーグ監督、来年に『ジュラシック・パーク』続編撮影 (FLiX ムービーサイト)

 待ってました!
 やっぱ恐竜でしょ!

 シリーズ第 3 弾の評判が良くなかったようなんで期待薄かなと思ってたんですが、やっぱりスピルバーグ様々!
 新作は「ジョン・ハモンドの孫、レキシーが主人公」ってことですが、「ジュラシック・パークで大騒ぎ!」みたいな内容にならないことを祈ります。まぁ大丈夫だとは思いますが。

 ピーター・ジャクソン監督の『キング・コング』でも恐竜は出てきてましたが、造形がチといまいちで、しかも使い方がかなりムチャクチャで、恐竜が出てきたこと自体はうれしかったけど、なんとなく残念にも思いました。
 本家『ジュラシック・パーク』なら、最新の学説をもとにリアルな造形が期待できますから、いまから楽しみです!

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続・歯科治療

 先々週末に型取りし、本日午前中に銀歯をかぶせてきました。「仮詰めが取れるんで右奥歯は使わないように」と云われてたんでかなり不自由だったんですが、やれやれです。
 それでもまだ右では物をかめません、気持ち的に。まぁもう大丈夫なんでしょうけど。

 治療終了後、あっちこっちの歯の写真を撮られ、ここは虫歯だの、これは歯石だの、歯茎が腫れてるだの、放っとくと歯槽膿漏になるだの、さらに放っとくとグラグラしてきて抜けるだの、‥‥。
 そんだけ云われて「ありがとうございました」だけで帰れるはずもなく、週末の歯みがき指導を予約して引き上げました。

 歯科治療のネバーエンディング・ストーリーの始まりです。‥‥

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露の都のいちご大福をおもいっきり食べる落語会

2006/2/26 @葛井寺

  • 露の 楓 「子ほめ」
  • 笑福亭 たま 「船徳」
  • 桂 つく枝 「延陽伯」
  • 笑福亭 生喬 「竹の水仙」
  • 露の 都 「阿弥陀池」
  • 笑福亭 仁福 「堀川」


 先日の 『精選上方落語会』 でノリノリだった都さん主宰の会で、たまさんやつく枝さんも出る。しかもなぜかいちご大福の食べ放題付き。おもしろそうなんで行ってみることに。
 この日はあいにくの雨。えらい早く着いて、まだ会場設営中。お客さんの出足は悪かったんですが、開演直前にどんどん詰めかけ、入りはいっぱいの 103 人(公式発表)でした。


 まずは都の弟子、楓。まず、この会のチラシに「制限時間 15 分一本勝負!」と書かれているのは「お客さんが 15 分間でいちご大福を食べまくる」んではなく「出演者の持ち時間が 15 分」だと説明。少し安心。
 ネタは「子ほめ」で、前半は云い間違えたりチグハグなところもありましたが、後半はノッてきてたよう。教えられたとおり演ってますって感じでしたが、入門して 1 年も経ってませんからこんなもんでしょう。

 たまは「この会のギャラがいちご大福 3 個」とボヤきつつ、ショート落語をいくつか演って「船徳」へ。
 風邪で喉の調子が悪そう&高座が狭くて演りにくそうでしたが、ウケは上々。たま版は座布団の上で 1 回転したりとアクションが大きいんで、落語初心者でもわかりやすいでしょうね。

 つく枝は逆に「いちご大福がありがたい」と。すでに出番前に 12 個食べたそうな。
 「延陽伯」の方は、嫁をもらうことになった男の風呂屋での浮かれる前半、嫁はんの長い名前(?)にひとり悩む後半と、とにかく楽しい。

 生喬は制限時間の 15 分が経過すると鐘が鳴ると説明して、早々に「竹の水仙」へ。宿屋の主人のキャラクターは腰が低いままの方が効果的のような気もしましたが、甚五郎や武士の貫禄がじゅうぶんでグッド。
 「時間が余ったんで「奴さん」を踊ります。寄席ではこんなんもありますよ」と、着物の裾をはしょり、お囃子が入ったところで「チーン」となってお時間に。これ、仕込みやね。それでも会場は大ウケでした。

 お待ちかねの都。小さいけれど元気いっぱいでテンション高い。「これまでは若手の実力派で固めたけど、こっからが怪しい」と後輩を持ち上げ、時間制限のことやら、いちご大福のことやら、なんじゃかんじゃとマクラを振る。
 30 年ぶりだと云う「阿弥陀池」。演出なのかマジボケなのか、なかなか次の句が出てこなくて大爆笑。たしかにネタは繰れてませんでしたが、時間の都合で途中をカット編集していて、ネタおろしに近かったことを考えるとまずまずでは。楽しませていただきました。(でも時間はオーバー)

 都に「怪しい」と云われた仁福は、お返しとばかりに都いじり。
 染丸に「堀川」を付けてもらったとき、浄瑠璃を語る部分で OK が出なかったため、途中で切ることになったとか。喧嘩好きの男が強引・豪快な性格でド迫力。勢いのある高座でした。


 落語の部が終わって、トリのいちご大福。どんどんふるまわれます。この日は Lmagazine の取材が入っていて、みんなでいちご大福を手に写真撮影。仁福さんがアイドル並みに激写されてました。
 撮影が終わってもいちご大福。ダラダラと会の収拾がつかないんで、出演者による「いちご大福の一から十」で締め。
 結局、私は 6 個いただきました。ウマかったぁ。熱いお茶があればあと 2 個はいけましたね、あれは。帰りにお土産(6 個入り 1,000 円)も購入。ちなみに、つく枝さんは終演後も食べてはりました。


 いやぁ、ええ会でした。高座が低くて狭く、演者さんは演りにくい、観客は観にくいってなことは気になりましたが、番組も良かったですし、いちご大福もウマかったですし、どっちも好きな私にとってはかなり美味しい会でした。都さん、またこんな会を企画してください。
 帰りには雨も上がってました。

日本で第 1 号の女性落語家 露の都

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フジハラ亭落語会

2006/2/25 @アートギャラリー・フジハラ

  • 林家 市楼 「市民税」
  • 桂 しん吉 「鷺とり」
  • 林家 花丸 「厩火事」
    ―― 中入り ――
  • 桂 しん吉 「かぜうどん」
    ―― お茶のじかん ――


 バスで天満まで行って、そっから徒歩でプラプラ。寒さもゆるんでちょうど良い。
 5 時半頃に到着して開場待ち。前回も思ったんですが、会場が 4F で 1F に案内がなにもないんで、上に行くのか下で待つのか、どないしたらええんかわからん。
 Vol. 12 の今回は 60 人近い入り。満員です。


 まずは市楼。携帯電話の注意をそのままマクラに、一子相伝の「市民税」。以前に聴いたときは冒頭の「バケツ半分の鰯」のくだりはなかったような。マクラからのびのび演ってはりました。

 しん吉、まずは交通事故の報告。数日前、自転車で軽トラと正面衝突し、頭突きでフロント・ガラスを割ったとか。相手は云い掛かりを付けてそのまま行ってしまったそうですが、怪我のなかったことが不幸中の幸い。
 この日は師匠の得意ネタを 2 席と云うことで、まずは「鷺とり」。吉朝スタイルをベースに、独自のクスグリも。所作がもう少し自然になればグッと良くなると思います。

 初めて観る花丸は、しん吉の事故→自身の怪我→嫁さんの話、とマクラをつないで、夫婦喧嘩ネタの「厩火事」へ。
 とにかくビックリ! こまかい所作や表情での雰囲気づくりが絶妙。とくにお咲さんのノロケ具合が秀逸で、喧嘩して腹立ててるはずなのにやっぱり惚れてる感じが良く出てて。芸も花丸でした。

 中入りをはさんで、しん吉の 2 席目「かぜうどん」はガッチリ完全な吉朝スタイル。そのむこうに師匠が透けて見えるようでした。


 終演後は恒例の《お茶のじかん》。この日のお菓子は桜餅。じつはちょっと苦手なんですが、甘さと酸っぱさがなかなか。

 この日はどれも楽しめたんですが、とにかく花丸ショックが大きくて、また観てみたい、いや、また観なければと思いました。大収穫。
 以前、メールでいろいろ教えていただいたお礼も兼ねて、帰る前にしん吉さんごあいさつ。ちょっと緊張しましたが、今後が楽しみな話もしていただきました。しん吉ファンはもちろん、吉朝ファンなら しん吉さんのサイト は要チェックかも。

 口演中に電子音がピコピコピコピコ気になったんですが、受付の方がデジタル・カメラで写真撮影されてました。あれは気が散ってしまってダメ。携帯電話のカメラと違ってデジカメは操作音を消せるはず。消せないならそのデジカメは使わない。それくらいの配慮はすべきでしょう。
 開場前の案内もそうですが、普通に考えりゃわかることはきっちりしてほしいです。スタッフのみなさん、御一考を。

しん吉くん、色々と大変ねぇ。

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平成紅梅亭 桂吉朝追善落語会

2006/2/24 @よみうりテレビ

  • 桂 あさ吉 「書割盗人」
  • 桂 雀松 「替わり目」
  • 桂 米朝 「鹿政談」
    ―― 中入り ――
  • ちゃらんぽらん 《漫才》
  • 笑福亭 松喬 「質屋蔵」
  • 桂 吉朝 「ふぐ鍋」


 今回の『平成紅梅亭』は吉朝さんの追善会と云うことで「これはなんとしても行かねば!」と、ハガキを 3 枚送って 1 枚当選。以前は 3 枚送って落選だったんで、今回はラッキーでした。
 受け付け開始が 17 時、開場が 18 時。出張先から直行し、17 時半頃の到着で整理券番号は 120 番台。みなさん、早すぎ。
 開場待ちのあいだに F さんと遭遇。結構なものをいただきました。ありがとうございます。
 入りは 160 人ほど。この会場、120 人くらいが適当だと思います。公開録画でいっぱいのところを撮りたいんだと思いますが、とにかく窮屈。どれだけ来てくれるか読めないところもあるとは思うんですけど、もうちょっとなんとかしてほしいです。(タダで観に来てて文句云うのもなんですが)


 まずは吉朝一門の筆頭弟子、あさ吉が「書割盗人」。前座は持ち時間が短いことを強調してましたが、そのせいか家財を描く所作はほとんど省略。それでも独自のクスグリが入って、よくウケてました。サゲは「カギ描いといてもろたら良かった」。
 個人的にあさ吉ファンなんで、この場に一門代表として出演されたことが嬉しかったです。もっとも、放送はされないと思いますが。

 つづいて吉朝の朋友、雀松が得意の「替わり目」を。いつもながら女房の「いただきました」が良いです。その女房に酔っ払いの旦那が酒の肴を買いに行かせてのろけるところまで。
 時間の都合か、大師匠の前だったからか、ややあっさりした感もありましたが、おおいに沸いてました。

 中トリは吉朝の師匠、米朝が「鹿政談」。三都の名物では大阪を飛ばすも、奈良の名物はしっかりと。その後の「奈良の早起き」の説明は抜けましたが。
 マクラから噺の前半は次の句に詰まったり飛んだりするところも多かったんですが、後半はなかなか。米朝はもう「演ってくれるだけでありがたい」領域に入ってますから、この日はこれで OK でしょう。

 中入りをはさんで、吉朝のお気に入りだったちゃらんぽらん。おなじみ「ちゅう〜とはんぱやなぁ〜」で大笑い。

 つづいて松喬が、若い頃に質屋をよく利用したってなマクラから、吉朝も得意にしていた「質屋蔵」を。全体の構成は吉朝に軍配が上がりますが、質屋の旦那は松喬の方が貫禄じゅうぶんで良い感じ。
 スタイルが吉朝のとほとんど同じでしたから、ひょっとすると松喬が吉朝に付けたのかもしれません。

 松喬のサゲで流れてきたのが、吉朝の出囃子“外記猿”。これはやっぱりグッときます。モニターが降りてきて、吉朝の「ふぐ鍋」を VTR で。吉朝が出てくると客席からも大きな拍手が。
 素材は『送る会』で流されたものと同じでしたが、何度観てもおもしろい。よく考えると「みんなでテレビ観てる」って状況なんですが、それでも会場は笑いにつつまれてました。


 へんに湿っぽくもならず、番組構成も吉朝さんの追善会としてうまくまとまってたと思いますし、非常に良い会でした。一緒に行った上司も、「おもしろかったわ。吉朝って、やっぱりうまいな」と云ってました。
 この日の高座の模様は 3 月 22 日(水) 26:08 より放送予定だそうです。

 『平成紅梅亭』のライブラリーには吉朝さんの高座が多く残ってるはずですから、ぜひ DVD 化して販売してほしいです。これはもう、吉朝ファンがみな望んでることだと思いますんで、なにとぞよろしくお願いします。

平成紅梅亭

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できちゃったらくご!

2006/2/22 @茶臼山舞台

  • 旭堂 南湖 「犯人当て 南湖殺人事件 −出題編−」
  • 笑福亭 たま 「Manga」
  • 桂 三風 「下町の散髪屋」
  • 桂 三金 「ペッパー・ラッパー」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂 南湖 「犯人当て 南湖殺人事件 −解答編−」
  • 桂 あやめ 「ホーム・ステイがやって来た」
  • 月亭 遊方 (無題)


 雨がパラパラで客席もパラパラ‥‥かと思いきや、開演前には約 30 人でいっぱいの入り。初「できちゃった」の方も多かったようです。


 まずは今回進行役の南湖がデニム地の着物(重そう!)で登場し、「南湖殺人事件」で露払い。
 大阪漫遊中に講釈場を訪れた水戸黄門と助さん・格さん。客は老人と女中の二人。南湖の講談が始まり、女中は退席。そのうちみながウトウトし、目覚めると老人の背中に短刀が!
 ここまで聴いて観客が犯人を考える、って趣向。

 たまは「Manga」の再演。これは初演時に観られなかったんで、ラッキー!
 マンガの中の女の子に惚れてしまった男が、超一流の画家に自分自身を魂を込めて描いてもらってマンガの中に入っていく、ってな噺。恋わずらいで「肝つぶし」や「宇治の柴舟」、超一流の画家で「こぶ弁慶」や「抜け雀」が引用されてて、ちょっとパロディっぽいところも。チと古めの漫画的表現が随所に。
 古典の引用部はもうちょっとコンパクトに要約した方が良いかも。逆に漫画的表現はもっとふんだんに盛り込んだ方が楽しそう。

 三風の「下町の散髪屋」も再演とのこと。昔ながらの散髪屋に力士が訪れ、聞けば昔ここで世話になったので断髪式をして欲しい‥‥って噺。もちろん観客参加型。
 散髪屋に置いてあるマンガにもニヤリとさせられましたが、断髪式の司会の葬儀屋がかなりウケました。葬儀屋にはもっと悪のりしてほしかったです。

 三金の「ペッパー・ラッパー」は「くっしゃみ講釈」のパロディ。現代なのにかなり古典な言葉が出てきたりしておかしかったですが、後半の DJ KIN がなかなか。ラップもおもろい。
 勢いノリでテンポが重要なんで、ネタがきっちり入ってればウケがもっと大きくなってたと思います。

 中入りをはさみ、「南湖殺人事件」の解答編。犯人は‥‥!?!?

 あやめは自宅にホーム・ステイが来たことをヒントに落語化。短期留学のロシア人を歓迎するために、食い倒れの街・大阪を食べ歩き。大阪人が「ソレスカヤ」でみんな同じことを考えるってのには納得。

 遊方はセクハラ人事部長の噺。セクハラの実態が暴かれ、親指と人差し指で輪を作って「なにが望みや? 金か? 金か!」ってのが演りたかったそう。たしかのその場面はおもしろかったです。その部分だけ活かして他のネタに転用できそう。
 最近、産みの苦しみにさいなまれているようで、今回のも満足いく出来ではないんで無題とのこと。次回に期待。


 それぞれ見どころがありましたけど、完成度ではあやめさん、発想度では三金さんでした。遊方さんには早くスランプから脱してほしいです。

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医療現場の実態

新人医師、激務の小児科避ける? 学会調査で志望4割減 (読売新聞)

 小児科の業務が過酷すぎて志望者が激減、とのこと。
 命をあつかう仕事だけに過酷にならざるをえない場面も多くなるでしょうが、それでもそこに従事するのもまた人で、医師自身の健康・安全もまた必要でしょう。人件費の高い日本で病院運営も大変でしょうが、やはりなにかあったときに頼ることになるわけですから、国としてもきちんと対応してもらいたいです。

 で、なんでこの記事に目がとまったか?
 スティーヴ・ウイリアムスのことかと思ったんですよ。ヘッドラインが「殺人医師」に見えて。

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桂吉弥の新お仕事です。

2006/2/21 @ワッハ上方レッスンルーム

  • 桂 佐ん吉 「池田の猪買い」
  • 桂 吉弥 「厄払い」
    ―― 中入り ――
  • 桂 雀喜 「貧乏花見」
  • 桂 吉弥 「ねずみ」


 レッスンルームに行ったこともなければ吉弥さんの勉強会も初めてと、様子がわからなかったんで早めに行きたかったんですが、出遅れて開場に間に合わず。それでも前の方に座れてホッ。
 椅子席ながら 100 人近く入ってたんじゃないでしょうか。熱気ムンムン。


 開口一番の佐ん吉は吉弥にプレッシャーをかけて「池田の猪買い」をサゲまで。悪くはないんですが、かなりの高速ヴァージョンでメリハリがなく、人物の色分けが稀薄に。もったいないですねぇ。
 演るなとは云いませんが、TPO に合わせたネタ選びも必要かと。早口でまくし立てても 30 分かかってました。

 吉弥の一席目は、トリノ五輪の話題から、唐突に「厄払い」へ。安定感抜群ですから、ちょっとしたクスグリも効果的。もちろん「夜具、払いましょ」まで。

 中入りをはさんで、雀喜は 5 年間通っている太極拳教室で行った花見の話から「貧乏花見」を。一本調子なんがちょっと気になりましたが、安心して聴いていられる感じ。ときどき師匠の雀三郎が顔をのぞかせますね。

 吉弥の二席目は、この会場で 4 月 21 日(金)から 3 夜連続開催の『千日前春の吉弥祭』の宣伝から。番組はこれから考えるそうですが、日毎に趣向を変えることも考えているみたいです。
 「ねずみ」の方もきっちりと。ちょっとおさまり過ぎくらいな気もします。欲を云えば、鼠屋の主人が虎屋を追われた事情を語る回想シーンへの入り方がもう少しスマートになれば完璧かも。


 きっちり 2 時間、たっぷり 4 席楽しみました。たっぷり過ぎて、ちょっと重たいくらい。ちょっと軽めの噺が入ってても良いように思います。まぁ勉強会なんで、演りたいネタをかけられてるんだと思いますが。
 それにしても吉弥さん、もうちょっとはじけるところが欲しい気もしますが、あの安定感はスゴいです。

 ちなみに《新》が付いたワケですが、今回から米朝事務所の仕切りになったから、だそうです。会の案内・運営を事務所にまかせ、吉弥さん本人は落語に集中。エリート街道ばく進です。

桂吉弥ホームページ
ひらけ!ジャッキッキ

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たまよね

2006/2/19 @上方亭

  • 笑福亭 たま 《オープニング・トーク》
  • たま、南青、呂竹 《大喜利》
  • 笑福亭 呂竹 「牛ほめ」
  • 笑福亭 たま 「宿替え」
  • 旭堂 南青 『赤穂義士外伝』より「八百屋甚兵衛」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭 たま 「Apologize」
  • たま、米井 《雑談》


ミニ色紙 大阪厚生年金会館からワッハ上方まで、地下鉄に乗ると 1 駅なんで、なんか大阪市に負けたような気がして、約 30 分歩く。途中、コンビニでパンを買って腹ごなし。少し落ち着く。
 受付で「4 回以上『たまよね』に来られた方にプレゼントです」とミニ色紙をもらう。もはや常連客となってるようです。嬉しいやら恥ずかしいやら。
 入りは 30 人ちょい。ええ感じの満員です。
 今回の第 14 回が『たまよね』最終回。4 月に会場をワッハ上方レッスンルームに移して『たまよね DX』としてリニューアルです。


 まずはたまが、最終回&新聞社の写真撮影ってことで、黒紋付きに羽織袴でごあいさつ。「最近、落語の設定に疑問が‥‥」と、「お玉牛」と「宿屋仇」について、それぞれダイジェスト版をまじえて解説。たしかに重犯罪を茶化したり軽く流したりってのは、普通ならあり得ないでしょう。
 ちなみに、「お玉牛」は春団治に稽古を付けてもらってるそうです。

 たっぷり 2 席演った(?)あと、南青と呂竹を呼んでの大喜利は《物ボケ》。呂竹のボケにたまが大ウケ。あんたが笑い転げててどうすんねん。(それもまたおもしろかったけど)

 呂竹はたまのリクエストで「牛ほめ」を。軽くマクラを振ってネタに入るも、「おまえ最近、仕事してんのか?」「わたいねぇ、いろいろと条件がおますねん。‥‥これ違うネタやがな」と、いきなり「動物園」と間違える。本人、焦ってあたふたするもんですから、もちろん場内大爆笑。なんとかかんとかムリヤリ軌道修正するも、「もう普通に演ってもウケへんがな」とボヤキだす始末。サゲも云い間違えてゴチャゴチャになって、えらい気の毒。平謝りで高座を降りられました。
 ライヴならではのハプニングでしたが、良い経験になったと思います。「牛ほめ」自体はきっちり入ってるようでしたから、あとは舞台度胸でしょうね。

 たまの「宿替え」は「師匠のネタと違いますけど、福笑ナイズされてるかも」とのことでした。たしかに、いちいち反論する女房に亭主が「その手間で『ハイ』云えんか?」の繰り返しなんかはそうかも。ポイントはその部分と、かなりオーバーなエビ反りでしょう。
 隣の家の阿弥陀さんの首が取れました。こんなん初めて。

 南青は初めて観ましたが、なかなかの男前。講談調で軽く自己紹介し、「八百屋甚兵衛」を。若いながら立て板に水の口跡で、聴いてて気持ち良い。
 最後の「『忠臣蔵』のなかでも、どうでもええ話」には笑いました。たしかにこの話、どうでもええ。

 中入りをはさんで、たまの新作。まず、いきなり「立ち切れ線香」のダイジェスト版を。なんでこんなことすんのか?
 本編は、老人ホームに入っている高橋さんが、過去に不義理をした中村先輩に謝りに行く、って噺。謝りに行った先で「立ち切れ線香」のパロディが露骨に出てくるって寸法です。
 中入りの間に清書してたってだけあって、まだまだ未整理。とくに高橋さんと付き添いのヘルパーとの演じ分け、役割分担が不明瞭で、ちょっと混乱しました。中村先輩はかなりキャラが立ってるんで、その孫と高橋さんのキャラがふくらめばもっとおもしろくなるかも。

 たまが米井敬人(構成作家)氏を呼び、たまよねを振り返る‥‥ハズが、時間が押しまくりであと 5 分しかなく、『DX』の宣伝をしておしまい。ショート落語もカット。振り返りは『DX』に持ち越しだそうで。(そんなんあり!?!?)


 いやぁ、最後の最後にグダグダと云うかグズグズと云うか、行き当たりばったり感爆発の会でした。まぁでも、そんなんも含めておもしろかったです。
 パンフのたまさんからの情報によると、米井さんはかい枝さん、吉弥さんとも古典落語の改作の会を始められるそうです。そっちもちょっと注目ですね。

らくごの玉手箱

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精選上方落語会

2006/2/19 @大阪厚生年金会館芸術ホール

  • 桂 三金 「鯛」 (作:桂三枝)
  • 桂 きん枝 「孝行糖」
  • 桂 朝太郎 《お笑い手品》
  • 桂 春団治 「代書屋」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭 鶴瓶 「青木先生」 (作:笑福亭鶴瓶)
  • 桂 春之輔 「死ぬなら今」
  • 桂 米朝 「鹿政談」
    ―― 中入り ――
  • 上方笑女隊 《色物色々》
  • 笑福亭 福笑 「釣道入門」 (作:笑福亭福笑)
  • 露の 五郎兵衛 「夕立屋」
  • 林家 染丸 「小倉船」


 ときどき訪れる厚生年金会館も、芸術ホールはひさしぶり。この日の大ホールは ESP 研究会かなんかのちょっと怪しい大会が。(かなり興味津々)
 客席 1,100 だそうですが、いっぱいの入り。私は 2 階席 2 列目でしたが、サンケイホールの 2 階席よりも舞台に近くて観やすく座りやすかったです。
 上方落語協会が主催と云うことで、パンフレットの裏には桂三枝会長のごあいさつが。今回は第六回。次回からは天満天神繁盛亭で開催でしょうか。


 開口一番は元銀行員の三金。「銀行員と噺家の共通点は、どちらもコウザを大切にします」、「『鯛』と云うお噺をいたします。けっして『河豚』ではありませんよ」で軽くわかして、三枝作の『鯛』を。いけすの鯛のサバイバルをポンポンポンと小気味良く。会場もええ雰囲気に。

 つづくきん枝、少ない持ちネタと一時中断した芸歴の自虐ネタ。しまいには小枝と《上方落語を観る会》を結成って。私は腹抱えて笑ってたんですが、会場のウケはいまひとつ。なんで?
 師匠の文枝が春蝶に稽古を付けていたところを盗み見て覚えたと云う「孝行糖」を。大工の吉兵衛に奉行所から呼び出し状がくると、「こんなもん、もうた者にしかわかりませんから」と、またも自虐ネタ。もうねぇ、きん枝あっぱれ。登場人物の色分けもしっかりしてましたし、ネタもきっちり入ってますし、ぼちぼち落語に本腰を入れてもらいたいです。

 朝太郎はいつもの手品。最後にはバルーン・アートも。もうちょっとゆっくりしゃべると良いのかも。

 春団治の登場に客席から大向こうがかかり、ええ雰囲気に。ネタは「代書屋」。これがまた受けるウケる。その観客のリアクションもまた気持ち良い。安定感も抜群で、CD とほとんどいっしょ。それでもやっぱりクスグリで笑ってしまいます。秀逸!

 中入りをはさんで、鶴瓶の登場。テレビの人の登場に会場もおおいにわく。以前この会に出演したときはまだ落語に目覚める前で、最近は《わたくし落語》として自身の体験を落語化している、などなど。出番前に春之輔に「延ばしてくれ」と頼まれ、予定していた「お母ちゃんのクリスマス・ツリー」から「青木先生」に変更。
 高校の国語の青木先生が、怒ると入れ歯の隙間から「ピーーー!」と鳴る、これをいかにして鳴らす(怒らせる)か、ってな噺。エピソードのおもしろさもさることながら、落語的な演出に好感が持てます。おもしろかった!

 春之輔は「死ぬなら今」と云う珍しい噺。金の亡者のような男が「死んだら六文銭(三途の川の渡し賃)とは別に、閻魔さんへの賄賂の百両を入れてといてくれ」と息子に託すも、男の弟が「それはもったいない。芝居の小道具でええやろ」とニセ金を入れる、ってな噺。
 このニセ金が地獄で出回り、閻魔大王をはじめとして鬼やなんかもみな捕まってしまい、死ぬなら今ですよ、ってサゲ。笑いどころが少なくて、演りようがむずかしいと思います。(だから演る人がいない)

 米朝は、三都(江戸・京都・大阪)の名物から、奈良の名物の大仏さんとクジラの背比べをマクラに「鹿政談」。これ、想定の範囲内。と云うか、想定どおり。
 「奈良の朝は早い」説明もそこそこに本編へ。つっかえツッカエでハラハラさせられましたが、なんとかサゲまで。いつも思いますが、もうちょい軽いネタをかけてもらった方が、いまの米朝に合ってると思います。

 再度の中入りをはさみ、上方笑女隊の登場。お囃子メドレー、笑女隊大喜利(“ひな祭り”の替え歌)、日本舞踊、など。比較的若い人は演らされてる感全開なんですが、露の都と内海英華はノリノリ。進行のあやめもがんばってました。

 福笑は動物愛護に物申すマクラで植物愛護を訴え、徐々にヒート・アップし「釣道入門」へ突入。渓流釣りに出かけた名人と素人。素人が釣れまくり、名人は釣れず。
 もう、場内爆笑! おもしろすぎ! 名人のキレ具合といい、竿が折れたときの名人の表情といい、ええ大人の興奮するさまが克明に描かれてます。ギョエー!

 五郎兵衛は物売りの売り声いまむかしってなマクラから、これも珍しい「夕立屋」と云う小品を。夕立を売りにきた男が、頼まれると印を結び夕立を降らす。じつは竜の化身で、ってな噺。マクラも含めて風流でした。

 大トリは染丸は、旅ネタ「小倉船」をにぎやかに。江戸っ子からの船客は、風説の流布やらで捕まった堀右衛門の噂話を。このあたりの余裕はさすがですね。どんどん場面が変わるんで技量の問われるところでしょうが、安定感抜群。
 吉朝はマクラで猩々しょうじょうの解説を入れてましたが、染丸は乗り物の話から駕籠も気をつけないと駕籠賃以外に酒手をゆすられるってな説明のみ。とくにサゲにかかわる部分なんで、このあたりのバランスは一考の価値ありでしょう。


 たっぷり 4 時間半で、やや新作が多いかな?とも思いますが、バラエティに富んでいて飽きのこない構成でした。出演者の豪華さに比べて、1 階席 3,600 円、2 階席 3,000 円はお値打ちでしょう。
 チケット発売日に寝坊して一時はあきらめたんですが、翌日にチケットぴあに行って 2 階ながら前の方だったんで購入。正解でした。

上方落語協会

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雀松向上委員会

2006/2/14 @TORII HALL

  • 桂 雀松 《雀松時遊本舗》
  • 桂 ちょうば 「月並丁稚」
  • 桂 雀松 「磐若寺の陰謀」 (作:小佐田定雄)
  • 笑福亭 銀瓶 「天災」
  • 桂 雀松 「百年目」


 開演 10 分前に到着すると、すでに 20 人以上の待ち行列。その後も次々とこられ、最終的には 120 人近い入りでした。早めに行ったんで観やすい席をゲット。


 まずは雀松の「あたまっちゃんのふりーとーく」では、パンフ制作者がインフルエンザで、印刷がかすれていたりミスプリがあるとのお詫び。たしかに表紙からして「2005.02.14」になってる。
 いつもの駄洒落トークはトリノ五輪ネタをいろいろ。スベッても「いましか云えないんで」。

 ちょうばは、ざこば一門の新弟子のそうば(以前 『まくらの会』 に来ていたクマザワくん)について、「男前でソツがなくて気が利いて、腹立つ!」とマクラでボヤきまくり。
 落語の方は以前も観た「月並丁稚」でしたが、これはニンに合うてて楽しい。

 銀瓶は初めてでしたが、背が高くてシュッとした男前。芸者や気の強い女の出てくる噺なんかは似合うんじゃないでしょうか。鶴瓶の弟子ってことでちょっと心配してたんですが、語り口も安定していて、杞憂でした。
 チラシでは「天災」と告知するも、パンフは「黄金の大黒」に。これもインフルエンザの影響で、チラシどおり「天災」を。いらちの男がぴったりフィット。心学の紅羅坊奈丸先生がちょっとイチビリな性格になってて、これは新味があっておもしろかったです。ほかの噺も観てみたい。

 雀松、まずは小佐田定雄・作の「般若寺の陰謀」。言霊みたいなもんを題材にした噺で、おおいに笑わせてもらいました。サゲがわかりやすすぎるんで、そこらがもうちょっと改訂されれば次代に残りそうな噺ですね。
 トリの「百年目」は、所どころ云い間違いが見受けられたり、番頭の酔っ払い具合がいまいちだったりと、やや粗が目立つ出来。番頭が派手に遊んでるところを旦那に見つかってから以降はなかなかでしたが、全体的にはもうちょっとって感じでした。かなり暑かったんで、観てる方も演ってる方も集中できなかったってのもあるかも。


 終演後の抽選会で、またまた当選。今回はよみうりテレビの粗品 3 点セット(置き時計、ボールペン、携帯ストラップ)でした。

 暖房&満員のせいで、とにかくかなり暑かったです。高座はライトが当たってますから、客席以上に暑かったでしょう。実際、みなさん汗を拭きながらしゃべってはりましたし、とくに雀松さんは「百年目」ってな大ネタでしたから、大変だったと思います。

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HG の失態

HG 新ネタ「ワッショイ」たけし苦笑… 東スポ映画大賞授賞式 (サンスポ)

 かなり短いスポット記事なんでほとんど全文引用になるんですけど、要約するのもあれなんで、気になったところだけ抜き出します。

 お笑いタレント、ビートたけしが審査委員長を務める第 15 回東スポ映画大賞の授賞式が東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで行われ、出席。話題賞を受賞したレイザーラモン HG(30)から「来年は『新宿二丁目の夕日』という映画で僕を主演に使ってください」と懇願され、「待ってました」と“快諾”。

 HG よ、詰めが甘い!
 新宿二丁目なんだから、ここは夕日じゃなくて朝日でしょう!
 『新宿二丁目の朝日』、いや、新宿も抜いて『二丁目の朝日』!

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WWE SMACKDOWN! - Live Tour

2006/2/5 @横浜アリーナ

 試合開始 20 分前くらいに会場入りすると、カッコ良い T シャツは軒並み売り切れ。まぁツアー 2 日目のこの時間では致し方なしです。サクッとスルーして観客席へ。
 チケットは今回も 某後輩 に取ってもらったんですが、リングサイドの SS 席 3 列目と、かなり近い!
 ほどなくして試合開始。カード&結果は こちら をご参照いただいて、雑感を。

 最近は雑誌なんかもほとんどフォローしてないんで、知らん選手が多い。それでも演出面も含めて内容的にトータルで楽しめてしまうところが WWE のスゴいとこなんでしょうね。
 タッグ屋がなかなか。MNM もディックスも初めて観たんですが、どっちもうまいですね。とくに MNM はマネージャーのメレーナも含めてカッコ良い衣装で統一されていて見栄えが良いです。
 それに比べると、マット・ハーディとアニマル・ウォリアーは急造タッグ感が否めず、いまいち。ダブル・インパクトが出そうになったときは「ぉおっ!?!?」と思いましたが。まぁこのコンビに関しては、アニマルの腹の出具合の方が気になってしまってたんですが。(ありゃひどい)
 メキシカンはどこかしらに黒地に白く《EG》と書かれたモノを身に付けてるんで、最初は「なにかな?」と思ってたんですが、ほどなくして昨年亡くなられたエディ・ゲレロへの喪章だとわかりました。メキシカンが出てる試合では観客からもエディー・コールが起こってました。
 お楽しみコーナーのビキニ・コンテストですが、途中からキャット・ファイトに移行してグダグダに。このあたりの構成はもうちょっとしっかりしてるはずなのに、WWE らしくないなぁ。
 アンダーテイカー vs JBL も派手な場外戦を繰り広げてくれてなかなか見応えあったんですが、レイ・ミステリオ vs キッド・キャッシュ が最高。とくにキャッシュのヒールっぷりが秀逸で、野次を飛ばす観客との掛け合いやミステリオへの挑発など、彼なくしてあそこまでの盛り上がりはなかったと思います。
 黒人のラシュリーとマーク・ヘンリーは、どっちも人間とは別種の生き物。とくにラシュリーの野獣性にはビックリしました。(人種差別してるんじゃないですよ)
 最後の試合、特別レフェリーのリッキー・スティームボートががんばってるんですから、カート・アングルはあんなにそそくさと帰ってはいけません。あんなことでは早々にど真ん中から退去させられてしまいますよ!

 今回は完全なハウス・ショーで、派手な演出はほとんどありませんでしたが、休憩をはさんで 3 時間半、たっぷり楽しめました。
 ただ、気になったのが客入り。やや空席の目立つ 9 割入りって感じで、日曜にこれだと今後がちょっと心配です。

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富士山

富士山

 密航の途中下車で、三島にいる T 社の I 氏を土曜に訪問。その夜はなぜか T 社の面々と飲み会。もちろん I 氏以外は初対面だったわけですが、おおいに盛り上がる。(やや飲み過ぎ)
 翌日、ゆっくり起き出して ヘルシーパーク裾野 でリラックス。そのまま御殿場方面へドライブし、上の写真をパチリ。この日はあいにく富士山に雲がかかっててました。

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歯科治療

1 月 31 日(火)昼:

 昼食後、いつものように XYLISH ハイパークールを口のなかへ放り込む。噛み始めた瞬間に異物感が。ガムを取り出して調べると、約 5 mm 四方の歯のカケラを発見。舌先で口中を探ると、右下の奥歯にポッカリと穴を確認。
 欠ける前も、欠けた後も、痛みはまったくなし。XYLISH は歯の再石灰化を促すハイドロキシアパタイト配合で、「もう何年も毎日のように噛んでるんやから、逆に歯が強化されててもええはずやのに‥‥」とボヤきつつ、通勤経路に評判の良い歯科医院はないかとネット検索。


1 月 31 日(火)夕:

 定時かなり前に会社を出て、昼間に目星を付けていた、路地の奥の某歯科医院へ。評判通り、助手の女の子がかわいい。
 問診表を記入して順番待ち。歯科治療など 20 年以上ぶりで、待合室にいてもやや緊張ぎみ。次々と予約患者に抜かれることから、評判の良さがうかがわれる。
 30 分ほどして、ようやく診察室へ。待合室もだが、新しく綺麗で清潔感がある。エプロンを着けてもらい、うがいをし、いざ診察。
「虫歯やねぇ」
 この開口一番にショックを受ける。
「痛い? 痛くない?」
 まったく痛くない。奥の方をツンツンされたときに鈍い触覚がある程度。これで虫歯なのか?
「深いなぁ。こらぁ神経抜かないかんなぁ」
 さらにショックの追い打ち。「神経を抜く」とはどう云うことか!?!? 診察室で激痛にもだえる自分の姿が脳裏をよぎる。
 この日は状況確認のみで、仮詰めして終了。翌日の予約をし、文太さんの会へ。


2 月 1 日(水)夕:

 意を決し、定時かなり前に会社を出る。予約の時間に診察室へ。
 まずは麻酔。歯茎に注射するんでかなり緊張するも、ほとんど痛みがなく拍子抜け。
 数分後、ぼちぼち麻酔が効いてきたところで治療開始。
 まずはドリルで大雑把に削り、別の器具でゴリゴリ。奥の方に到達すると鈍い痛みが。その都度「んあっ! んあっ!」とリアクション。
 その後、また別の器具で、こんどはペンチで奥の方から針を引き抜くような感触が。痛くはないが、怖い。
 最後にまた仮詰めして終了。
 想像してたほどの痛みはなかった。それよりも、治療中の 15 分間、口を開きっぱなしだったのが辛かった。アゴがどないかなるんやないかと、変な汗で全身ビッショリ。
 次回の予約をし、今後の治療を訊くと、終了まで 1 か月はかかりそうな予感。憂鬱な気分で帰宅。


2 月 1 日(水)夜:

 帰り際に、治療後 2 時間くらいは麻酔で口の感覚がないので、くれぐれも火傷に注意するよう指示を受ける。なるほど、見た目はなんともないが、唇をさわると腫れたような感覚がある。家に着く頃には、はっきり喋られないくらいに。このままでは食事もままならないだろうと、自室で横になって『平成紅梅亭』の録画を観てるうちに寝入ってしまう。
 ちょうど 2 時間経った頃に目覚めると、シビレはまったくなくなっていた。しかし、歯を噛み合わせる度に激しい鈍痛が。説明されてはいたが、これほど痛むとは。
 腹は減ってたんで、とりあえず夕食にする。左側で慎重に噛むが、時々鈍痛が走り、空腹で食欲もあるのに食が進まない。いつもよりゆっくり時間をかけて食事を終える。


2 月 2 日(木)朝:

 痛みはごくわずかにマシにはなったものの、噛み合わせ時の鈍痛は依然として強烈で、気分はすぐれない。仮詰めしたところから治療薬がにじみ出てくるのか、甘苦い味が口のなかにひろがり、気分の悪さに拍車をかける。
 とりあえず会社を休む、駄目サラリーマン。

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