« 三代目桂春團治極付十番落語会 (第四番) | トップページ | 三代目桂春團治極付十番落語会 (第六番) »

三代目桂春團治極付十番落語会 (第五番)

2006/4/3 @ワッハホール

  • 笑福亭 銀瓶 「千早振る」
  • 笑福亭 竹林 「近日息子」
  • 林家 染丸 「寝床」
    ―― 中入り ――
  • 桂 小春團治 「さわやか侍」
  • 桂 春團治 「代書屋」


 昨晩、意味なく夜更かししてしまい、風邪気味のような感じでかなり体調悪し。
 で(ってワケでもないですが)、ちょっと早めに会場へ。 某女史 も来られてたんで、連れだって最前列へ。


 開口一番は男前の銀瓶。「万が一、笑えるところがあったら笑ってやってください」と超謙虚なマクラから「千早振る」へ。出てくるふたりの演じ分けがやや希薄ながら、ハキハキと歯切れ良い。『クイズ$ミリオネア』な場面もあったり、自由奔放なクスグリも。

 つづいて竹林。極プライベートなマクラから「近日息子」を。ちょっとダミ声で威勢が良く、口喧嘩の場面はなかなかの雰囲気ながら、全体にやや一本調子。

 中トリは 2 日前に観たばかりの染丸。ぶっちゃけ過ぎなマクラで盛り上げて「寝床」へ。これが秀逸。浄瑠璃が道楽の大旦那の、徐々にキレるさま、すねてたのが押しかける客にニヤケるさま、とにかく表情豊かに。ちょっと染丸落語にハマりそうな予感。

 ひさしぶりの小春團治。マクラで「師匠が稽古してるの見たことないんですが、自宅の稽古場で羽織を脱ぐ稽古をしてたのを見た」と、ホントのようなウソの話。
 「師匠はテレビの時代劇が好きなんです」って話題から「さわやか侍」を。女にモテたいがために、桃太郎か暴れん坊かと云うような長屋暮らしを始めた若殿様の巻き起こす騒動。明るい語り口が若殿様のキャラクターにフィットして、おかしさ倍増。

 小春團治のマクラを受けて、春團治が羽織を脱ぐと客席から大きな拍手が。それでも何事もなかったかのように、いつもどおりスッと「代書屋」へ。
 間近で観ると、細かい所作や表情がよくわかります。とくに、筆や判や定規の使い方、紙の送りなど、何気ないところがごく自然。そして、「昭和十年十月十日」の出来事を語る河合浅次郎の表情のうれしそうなこと!


 この日はトリの春團治さんへ向けて徐々に盛り上がってゆくような、そんな感じの会になりました。とくに染丸さんと小春團治さんのおふたりが、春團治さんとはまた異なる味わいで盛り上げてくれました。よく笑ったせいか、気分もスッキリ。
 やっぱり間近で観ると楽しいですね。この日で前半が終了し、こっから折り返しの後半ですが、可能な限り早く行って前の方に陣取りたいです。

|

« 三代目桂春團治極付十番落語会 (第四番) | トップページ | 三代目桂春團治極付十番落語会 (第六番) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三代目桂春團治極付十番落語会 (第五番):

« 三代目桂春團治極付十番落語会 (第四番) | トップページ | 三代目桂春團治極付十番落語会 (第六番) »