« べにこご しゃべる紅雀×しゃべるこごろう | トップページ | らくご道 笑福亭生喬と桂こごろうの落語会 »

育っちゃったらくご!

2006/5/24 @茶臼山舞台

  • 笑福亭 たま 《ごあいさつ》
  • 旭堂 南湖 「忍者」
  • 桂 三風 「え5
  • 月亭 遊方 「老婆の宝くじ」
  • 三金、たま 《中継ぎ》
  • 桂 あやめ 「Say you ~あなたのために~」
※ 第 1 回


 『できちゃったらくご!』で産声を上げた新作を育てる会の始まり。40 人近く入りましたが、なんとここでの新作の会が初めてのお客さんも多数。落語ブーム?


 この日は三金とたまが進行の予定だったが、たまのみが登場して番組案内。あやめと三金は某局の公開録画番組に出演中で遅れるとのこと。

 南湖の地元・甲賀の里の忍者屋敷を舞台に繰り広げられる忍者選手権の噺。個人的に忍者好きなんで、これは楽しい。忍法豆知識のような前半もおもしろいんですが、選手権になるとあっと云う間に終わってしまうんで、忍法対決の場面がもっと入るとおもしろさ倍増では?と。

 三風は、何度も「え?」と聞き返す男と、何時でも「どうでもええけど」を付けてしまう男の、口癖我慢対決の噺。何度も何度も「え?」「え?」と聞き返すんで、ホンマにいらーっとしてくる。そこがこの噺の真骨頂でしょうが、テンポを考えると徐々にはしょっても良いのかも。

 遊方は、祖母が宝くじの 1 等を当てててんやわんや、な噺。宝くじ当選で家族が次々とハイ・テンションになる前半では驚き方がややわざとらしいものの、祖母が宝くじをなくして家族全員が激怒する後半のいやらしさは真に迫った演出。

 ここで三金が到着し、たまと高座へ。番組の様子なんかを紹介。

 あやめは声優の苦悩をつづる噺。今回で 3 回目とのことだが、声色の使い分けが秀逸で、声優界の舞台裏もありそうな感じ。終盤の『セツ子の部屋』は唐突なようだが、そこからのサゲはきれいに決まる。

 最後に出演者が舞台に上がって反省会。みな「観客の期待感が高いのか、ウケがいまいち」との印象だったとか。たしかにチラシには「できちゃったらくご!で作ったネタをちゃんと一人前に育てる会」とあるんですが、会のタイトルが「育っちゃった」だと、すでに育ったものが提供されるかのような印象を与えられてたかも。


 今回はあやめさんがいちばん良かったです。三風さんと遊方さんのはおなじ構成でも演出次第でもっと笑いやすくなると思いました。南湖さんのはもうちょっとふくらませてほしいところです。(もっとも、これは個人的な趣味もあるかと思いますが)

|

« べにこご しゃべる紅雀×しゃべるこごろう | トップページ | らくご道 笑福亭生喬と桂こごろうの落語会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 育っちゃったらくご!:

« べにこご しゃべる紅雀×しゃべるこごろう | トップページ | らくご道 笑福亭生喬と桂こごろうの落語会 »