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千朝落語を聴く会

2006/6/2 @ワッハ上方レッスンルーム

  • 桂 吉の丞 「動物園」
  • 桂 千朝 「夏の医者」
  • 桂 団朝 「短命」
  • 桂 千朝 「胴乱の幸助」
※ 第 40 回


 会場を引っ越して 2 回目。前回は別の会とバッティングしてて行けなかったんで、今回は満を持してと云った心持ち。でも、開演が 6:45 と中途半端なんはなんで?
 受付にはしん吉さんとくまざわあかね(落語作家)さん。開演 10 分前くらいに到着しましたが、その時点で入りは 30 人くらい、最終的には 50 人くらいに。


 開口一番の吉の丞はゆったりめにマクラを振り、前職の鳶職の話から「世の中にはいろんな仕事がありますが‥‥」ってな感じで「動物園」へ。トントントンとテンポ良く進むも、トラの動きがどうも雑すぎる。口跡が良いだけに、そのギャップが気になりました。もったいない。

 ゲストはひさしぶりに見る団朝。歌手の特別公演の芝居によく出演してるそうで、本業の落語の機会が少ないそうな。その公演中に財布をなくしたことやら、一門のことやら、とても書けないようなきな臭いことをぶっちゃけまくりの毒吐きまくり。これがまた思ってることを包み隠さずズバズバ云うもんですから、気持ち良いくらいで。
 「短命」はきっちりと。十一屋の婿養子が短命な理由を説明するくだりは、もう少し甚兵衛さんに困ってほしかった気も。全体にあっさりした仕上がりながら、よく笑わせてもらいました。

 千朝の一席目は、登場人物がみな山奥村の住人の「夏の医者」。なもんで、皆がおかしげなイントネーションで、これがまた千朝のニンに合ってます。「アジャパー」や「ハラホロヒレハレ」などの古いギャグも飛び出し、しまいにはウワバミが女形風に。前振りの「夏のチシャは腹にさわる」を強調し、サゲはスムーズに。
 二席目は「胴乱の幸助」。この噺、割木屋のおやっさんが「幡随院長兵衛は俺でござぁい」ってな感じになってるところを演じる噺家さんの姿を想像するのがなんとも好きで、この日も楽しみにしてました。序盤はわりと淡々と進むも、喧嘩のまねごとを始めるあたりからグイグイ上り調子に。おやっさんが稽古屋に乗り込むあたりは絶好調。大げさなあたりが千朝に合ってます。


 吉の丞さんはチと残念な出来でしたが、千朝さんと団朝さんには大笑い。1 時間 45 分と短めながらも、満足度の高い会でした。うしろに座られてた方もケラケラケラケラよう笑ぅてはりました。
 パンフレットの次回予告は 10 月の独演会。いまから秋が楽しみです。

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コメント

再発見!

今まで千朝さんは、吉朝さんとの会で聞かせてもらうことがほとんどだったので、正直言ってちょっと気を抜いていました。ごめんなさい。
今回、千朝さんの魅力再発見。まずあのまったりとした独特の雰囲気にレトロな話題満載のマクラ、ハナシは安定感抜群ということで安心して癒してくれる感じ~つやのある声がクセになりそうな予感。
前に座られていた方も楽しげによおく笑われていました(^o^)

投稿: きぬ | 2006.06.03 18:24

>> きぬ さん
私も、千朝さんは吉朝さんとの『ジャンボ落語会』からです。
あの独特の動きとオールド・ギャグはコミカルな噺にピッタリですが、「たちきり」とかも演らはるんですよね。
千朝さんの泣かせる系はほとんど観たことないんで、独演会は期待してます。

投稿: わさび | 2006.06.03 22:48

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