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できちゃったらくご!

2006/6/21 @茶臼山舞台

  • 遊方、三金 《ごあいさつ》
  • おしどり 《音曲漫才》
  • 桂 三風 「今昔生中継」
  • 桂 あやめ 「カツラやもめ」
  • 桂 三金 「デブのお肉に恋してる」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭 たま 「My Wife」
  • 月亭 遊方 「たとえばこんな誕生日」

※ 第 30 回


 本社で打ち合わせのあと、ちょっと時間があったんでマクドで腹ごしらえして開場へ。さすがに早く、一番乗りでした。
 入りは前回より若干少なめの 40 人ちょい。それでもここの会場では満員です。


 まずは遊方と三金が番組紹介。
 続いておしどりのワイヤー・アート音曲漫才。今回はちょっとしゃべくりの要素が拡大。やや滑りそうになるも、賑やかに勢い押し。

 三風は、現在と江戸時代の天神祭を二元中継する、ちょっと SF チックな噺。もちろん観客参加型で大阪締め。天神祭にまつわる豆知識がてんこ盛りで、「ほぉー」っと聴いてたら笑うのを忘れてしまう。これはこれで問題?

 あやめは、ズラのことを異常に気にしている会長に若い女が幇間よろしく取り入ると云う、「猿後家」のパロディ版。ネット投稿からヒントを得たそう。髪のことに触れられるとキレて相手をぶっ飛ばしてしまう会長の、その描写がかなりのアクション落語。逆に持ち上げられるとドンペリとフォアグラでもてなすってのも、わかりやすい成金趣味でおもろい。

 三金は得意のデブ・ネタ。サークルでいちばんの美人が作った(マズい)唐揚げをたいらげたデブの奥野くんが惚れられる噺。デートを重ねつつも、おたがいの意識のズレが笑いに。このズレがもっと大きいと、さらにおもしろくなる可能性大。あと、唐揚げのマズさの原因も気になるところ。
 ところでこの噺、三金自身の願望?

 たまはショート落語と、完成しきれなかった演芸評論家の噺を紹介したあと、たまよね作の「My Wife」を。課長の奥さんがじつは幽霊で、課長に憑依した奥さんの霊を成仏させる、って噺。時間を気にしてか、やや走り気味。新作を完成させるか、たまよね作品を演るか、ギリギリまで迷って稽古の時間が取れなかったのかも。

 遊方は、誕生日に交通事故にあった 27 歳の男と、事故現場に駆けつけた救急隊員とのやり取りの噺。ポイントで大きく笑えたものの、ひとりで迎える誕生日を救急隊員ふたりに笑いものにされるシーンの連続は、他人事やなく身につまされる思い。

 最後に出演者が登場してプチ反省会。この日の新作の今後の方向性なんかも出る。


 勢い押しな部分も多分にありますが、完成度ではやはりあやめさんが一歩抜きん出てる感じでした。三風さんと三金さんはふくらませ方次第でもっと良くなる印象。遊方さんは反省会で出てた、誕生日の男を救急隊員が盛り立てるような方向に再構成されると笑いやすくなると思いました。
 南湖さんは『新世紀落語の会』出演のため欠席でした。それでも 21 時半になってましたから、今後は 22 時覚悟でお出かけになられた方が良いかも。
 次回は『育っちゃったらくご!』、7 月 26 日(水)の予定です。

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