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できちゃった二人会 三風&三金

2006/7/24 @茶臼山舞台

【弟子による三枝トリビュート】

  • 桂 三金 「日本一のコシヒカリ」
  • 桂 三風 「ロボ G」
  • 桂 三金 「ダンシング ドクター」
  • 桂 三風 「またも華々しき華燭の典」
  • 三風、三金 《座談会:師匠について》


 長かった『できちゃった二人会』も最終日。受付のたまさんに判を押してもらって入場。やや蒸し暑いこの日の入りは 13 人でした。
 この日は三枝師匠のお弟子さん、三風さんと三金さんによる師匠トリビュートの会。師匠があまり高座に掛けなくなった自作のネタを弟子が復活させる、って企画です。


 三金はまず「日本一のコシヒカリ」。梅田にほど近い田んぼを守る農家の父親と息子の軋轢を描く噺。なにが日本一って、地価が田んぼとしては日本一。ややクスグリが弱い感じ。農業一筋の父親と都会派の息子との対立をもう少し盛り込めればサゲへの展開が活きてきそう。
 二席目の「ダンシング ドクター」は、医者が増えすぎて患者獲得のためにサービス過剰になったら‥‥って噺。ドリフの「もしものコーナー」みたいな感じで、踊りまくる東山先生がポイント。もうちょっと振り切ってもらうと笑いが爆発しそう。これを三枝が演ってたんか‥‥。

 三風の「ロボ G」は、高校生の娘の情操教育のために父親が老人型ロボット《ロボ G》を購入する噺。ロボ G のエピソードもうちょっと増やして存在感をアピールしてほしいところ。だんだんボケてくることは買ってから知ることになると、それだけで笑いがいくつか生まれそう。
 二席目は「またも華々しき華燭の典」。バツ 3 の男とバツ n の女との結婚披露宴の噺で、観客がそのまま披露宴の来賓となる、三風お得意の観客参加型落語に。拍手に乾杯、万歳三唱と、観客は少ないながらも一体感が生まれ、盛り上がってええ感じに。

 最後にふたりで師匠を語る座談会。三枝との数々のエピソードに、ふたりの師匠へのリスペクトがしっかりと感じられる。


 2 時間弱でややあっさりした会でした。せっかくの機会ですから、もうちょっと三枝師匠のことをいろいろ聞きたかった気も。
 いちばん楽しめたのは三風さんの「~華燭の典」でした。やっぱり三風色が強くなってる分、本人も気持ち良く演られてた感じがしました。三金さんも主人公を奥野君にするとか、独自色を盛り込むのもアリな気がします。

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