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できちゃった二人会 あやめ&三金

2006/7/20 @茶臼山舞台

【コンパからはじまる男と女】

  • 桂 あやめ 《ごあいさつ》
  • 桂 三金 「奥野君のコンパ」 (作:桂三金)
  • 桂 あやめ 「コンパ大作戦」 (作:桂あやめ)
  • あやめ、三金 「奥野君のコンパ大作戦」 (作:あやめ&三金)
    ―― 中入り ――
  • シスター・スリーゴールド 《懺悔漫談》
  • 姉様キングス 《音曲漫才》
  • 姉様キングス with シスター・スリーゴールド 《グランド・フィナーレ》


 土砂降りのなか、とぼとぼと茶臼山舞台へ。到着した頃には膝から下がボトボト。「早よ始めて早よ終わってくれ」ってな気分に。
 この日はあやめさんが出るからか、20 人以上のお客さん。


 あやめの番組案内で、おまけで姉様キングスを演るって発表に期待感増大。ほかにも盛り沢山な内容で、雨のなかをズクズクになって来た甲斐あり。

 三金はヒット作「奥野君のコンパ」を。基本はデブ・ネタながら、コンパを盛り上げるカード・マジックやバルーン・アートが三金らしい。初めて観たが、安定感があって、サゲもうまい。

 あやめの「コンパ大作戦」は何度か観たが、初演から 8 年くらいになるそう。かなり練り込まれいてテンポも上々。「二の腕は見せたらあかんで。ほうその跡や~!」に爆笑。

 あやめと三金がならんで舞台へ。マクラで三金が自分のことをたとえて「野生では狩られる方」と云う表現に爆笑。どんだけ自虐的やねん!
 ネタは、「奥野君のコンパ」のデブ男三人組と、「コンパ大作戦」の年増女三人組がコンパをすると云う合作落語「奥野君のコンパ大作戦」。ひとりがしゃべってるあいだ、もうひとりは前に吊ったのれんで隠れ、交互にしゃべると云う趣向。それぞれのトイレでの作戦会議(?)があって、これがおもしろい。
 双方とも失敗コンパと嘆きつつ、なぜか二次会のカラオケへ。そこで 2 組のカップルが夜の街に消え、残されたふたりが、和田アキ子の歌をサンボマスターがカヴァーした“あの鐘を鳴らすのはあなた”でジェネレーション・ギャップを乗り越えるエンディング。大団円が心地良い一席。

 中入り後はボーナス・トラック。まずはアフロに黒塗りの《罪深き女》シスター・スリーゴールドが、ペルーの民族楽器カホーン(木製の四角い箱状の打楽器)にまたがって、リズム良く打ち鳴らしながら自らの罪を次々と告白。

 つづいて白塗りの姉様キングス。イギリス遠征報告や「今年は CD デビュー狙ってます」ってな話をはさみつつ、ネタは「都々逸」「猫じゃ猫じゃ」「阿呆陀羅経」で賑やかに。「猫じゃ猫じゃ」は鮮度が命と、その日の会ったときにネタを考えると云うことで、歌詞がきっちり入っていないのはご愛敬。「阿呆陀羅経」は NHK『上方演芸ホール』の放送でカットされた部分もフォローする完全版で。

 最後に姉キンとスリーゴールドによる《白黒ショー》。(この云い方、あやめが番組案内で嬉々として使っていたが、本来の意味からすると R-18 指定か)
 雀リーヌ染奴のピアノ演奏で、あやめ小路ビッ千代とスリーゴールドが映画『天使にラブソングを 2』より“Oh Happy Day”を熱唱。


 いやぁ、満腹々々。始まるまではかなりテンション低かったんですが、終わった頃にはズボンもすっかり乾いて、大満足の 2 時間強でした。
 合作落語はかなり良くできてて、初演にしては構成もしっかりしてたと思います。この場だけで埋もれさせるのはもったいない。演り方によっては広い舞台でもできそうですし、高座に掛ける機会を作ってもらいたいです。
 前半のコンパ企画もおもしろかったんですが、後半の歌謡ショーがおまけと云うには豪華過ぎ。姉キンもさることながら、スリーゴールドもええ味出してました。定席もできることですし、姉キンもスリーゴールドも、今後の活躍が期待でますね。
 コラボレーションと云う意味では、企画色はこの日がいちばん強いのかも。

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