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らくご道 笑福亭生喬と桂こごろうの落語会

2006/7/13 @上方亭

  • 笑福亭 生喬 《ごあいさつ》
  • 桂 こごろう 「延陽伯」
  • 笑福亭 生喬 「色事根問」
    ―― 中入り ――
  • 生喬、こごろう 《対談:夕焼け日記》


 出張先を早仕舞いして、「そこまでするか?」と自問自答しつつワッハ上方へ。
 ワッハホールの『島之内寄席』と重なったからか、入りは 32 人と若干少なめ。観る方としてはゆったり座れて楽でしたが。


 急遽、出番順が変わったそうで、生喬が白いアロハに半ズボンに麦わら帽子でごあいさつ。男前豆腐店の事件の話題からおからの話に。

 こごろうは米朝一門では演り手が少なく、こごろう自身も演り慣れてない(生喬談)「延陽伯」を。
 嫁さんを世話してもらうやもめのキャラクターが秀逸。風呂屋での描写もこまかく、風呂から帰って掃除を済ませ、嫁はんが来るまで妄想爆発。
 マクラでも振ってましたが、先日のつく枝のと比べると、こごろうの方がやもめのキャラクターが漫画的なとぼけた味わい。(前座でカット・ヴァージョンだったつく枝のと、勉強会でフル・レングスのこごろうのとを比べるのはナンセンスかもしれないが)

 生喬はマクラで松喬一門のシンガポール旅行記。クリーニング中のマーライオンにガックリ。(見てもガックリだったかも) そのほかにも珍道中の話がいろいろありましたが、夜の部については別の機会に。つづきを聴ける機会はあるか!?!?
 ネタは「入れ事根問」な「色事根問」。男がモテるための条件の一から十を訊くだけの噺ながら、クスグリの多くが生喬謹製で、しかもちょっとエグいのが多い。「オマエ、なんか趣味とかないんかいな?」「わたい落語が好きでんねん」「それがあかんがな。おまえの歳で落語が好きて、それはモテんで」にこっちがガックリ。思わず頭を抱える。

 中入りを挟んで、ふたりで対談。まずは生喬が自身の高座に平謝り。しかも初生喬の客が多く、生喬自身がショック。しかし、舞台袖で雀五郎が 4 分に 1 回、肩で笑ってた(こごろう談)とか。
  そのあとはラジオ『もうすぐ夜明け米朝事務所です』の話から、服装の話に。正月に師匠宅へ年始の挨拶に行くときや、師匠格の人の会へ行くときなど、一門のカラーが。


 いやぁ、おもしろかったです。とくにこごろうさんの「延陽伯」は、演り慣れてないとは云いつつも、やもめのキャラがかわいい。対談がまた爆笑の連続で、無理して行った甲斐がありました。
 次回は 8 月 17 日(木)の予定です。

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コメント

はい、頭抱えてはったところきっちり見てました。
あの言葉は心に刺さりましたね、この年で落語好き、そんな自分も好きですが。。。

投稿: ogwan8 | 2006.07.15 16:46

わさびさん、いつもながら素晴らしい執筆ですね。
マジで自分のブログが恥ずかしくなります。
でも2人だけの落語会なのに、内容が充実していて
あっと言う間に終わってしまいますね。
この日もいっぱい笑いました♪

投稿: ゴマちゃん | 2006.07.15 23:27

>> ogwan8 さん
もうすぐ落語に波が来るはず!

>> ゴマちゃん
いろんな人がいろんな感想を書くのが良いんですよ。
あのふたりならではの呼吸があって『らくご道』はおもしろいですよね。

投稿: わさび | 2006.07.15 23:33

わさびさん、こんばんは。
らくご道、面白そうですね。
べにこごへはなかなか行けず、今後も仕事の関係で行くのが難しいので、来月はらくご道に行ってみようかなと思っています。
平日はなかなか仕事が早く終われず行けないのが残念ですが、のんびりと行ける日に楽しみたいと思います♪
ワッハ上方へは行った事がないので、一度行ってみないとなぁと思っています。

投稿: るみ | 2006.07.19 21:14

>> るみ さん
平日が難しいと『らくご道』も難しいかも‥‥
まぁ土日にはいろいろ会がありますし、『上方亭ライブ』なんかはワッハ上方資料館の入館料 400 円で 2 席観られますから、お手軽だと思います。
「ねたのたね」でチェックしてみてください。

投稿: わさび | 2006.07.19 23:21

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