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売名高座 はなしのおもしろギャラリー

2006/8/9 @ECC アーティストカレッジ梅田校 芸能ホール

  • 花丸、かい枝 《ごあいさつ》
  • 月亭 遊方 「コンビニストアの人々」 (作:月亭遊方)
  • 桂 かい枝 「堪忍袋」
  • 《バラエティ》 林家花丸プレゼンツ
    「時代の遠眼鏡 ~プレイバック『平凡』な日々~」
    ―― 中入り ――
  • 林家 花丸 「幸助餅」

※ (リニューアル)第 1 回


 初めての会場でしたが、目印が「サウナ大東洋の隣」ってことでわかりやすい。ビルの 1 階が ECC の受付(?)になってるんで、ちょっと入りにくい雰囲気ですが。
 会場にはゆったりめに椅子が用意されていて、お客さんは老若男女そろって 25 人くらい。舞台はきっちりした高座がしつらえてあって、ええ雰囲気です。


 まずは花丸とかい枝で前説。花丸のたたみかけるような軽口にかい枝がウケる、の図。リニューアルの理由から番組案内など。
 この会は、チャレンジになるようなネタやじっくり聴いてもらいたいネタを掛けるのと、持ち回りで各人の研究発表をおこなう、とのこと。この日は花丸が担当。

 遊方は「スーパー玉出」でのエピソードをマクラに、自作の「コンビニストアの人々」。新人コンビニ店員がおかしな客に困惑する噺。下ネタに客席がやや引き気味になるも、身近なネタでなかなかのウケ具合。

 かい枝の「堪忍袋」は以前にも聴いたが、人物の演じ分けも明確で安定感抜群。夫婦喧嘩する嫁の嫌味な物云いと夫のイラつき具合が秀逸。

 ここで白衣姿の花丸が“ミッキーマウス・マーチ”のお囃子にのって登場。下手側に遊方とかい枝が椅子に座り、助手の卯三郎が持ってきた風呂敷包みには雑誌『平凡』が 10 冊あまり。「アイドルとはかくあるべき」みたいな解説から、『平凡』をテキストにアイドル論をひもとく、と云う趣向。テキストは花丸自身がネット・オークションにて数百円から数千円で入手したそう。遊方やかい枝からのコメントも軽く流して、花丸の独走状態。これがまたかなりおもしろい。
 御三家(舟木一夫、西郷輝彦、橋幸夫)や新御三家(郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎)は知名度があるも、平成御三家(織田裕二、吉田栄作、加勢大周)はあまり知られていない。いわゆる《国民的アイドル》がいなくなってきた、ってのがポイント。後半は調査結果を交えて『平凡』にいろいろツッコみつつ、花丸の軽妙トーク。遊方のコメントもいちいちおもしろい。

 中入りを挟んで、花丸の「幸助餅」。相撲狂いが災いして身代をつぶした幸助、妹を新町の三扇屋に預けて作った三十両と云う金を、江戸で大関になった雷に祝儀としてやってしまう‥‥と云うのが噺の発端。
 幕開きの三扇屋の場面は登場人物が多く上下がやや乱れるも、店を出るあたりからは安定し、笑いどころが少ない噺をたっぷり聴かせる。


 今回は『花ちゃんの会』の番外編の趣で、花丸さんをたっぷり堪能。もともと花丸さんをお目当てに行った会ですが、遊方さんもええ味出してましたし、かい枝さんの安定感もいつもどおり。満足度の高い会でした。
 客席にひとり、10 歳くらいの男の子がいたんですが、この子もそこそこ楽しんでいたようでした。ただ、さすがに「幸助餅」は退屈そうでしたが。

遊方 FOR YOU!
桂かい枝の~さぁカイシでーす!!

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