« 和倉温泉夏花火 | トップページ | 恐竜紀行 骨格編 »

恐竜紀行 旅情編

 出張先の石川と自宅の奈良との間には福井が! ややムリヤリながら、以前から行きたかった福井県立恐竜博物館に行く絶好の機会と云うことで、出張帰りに福井で途中下車して延泊し、朝から行ってまいりました!

えちぜん鉄道 1 日フリー切符 恐竜博物館までは、えちぜん鉄道「福井」駅から勝山永平寺線の終点「勝山」駅まで行き、そこからはコミュニティ・バスが博物館の前まで運んでくれます。えちぜん鉄道は往復 1,500 円、コミュニティ・バスは 1 日 100 円、博物館の入場料は特別展が 800 円(常設展示のみは 500 円)で、合計 2,400 円。えちぜん鉄道「福井」駅で土・日・祝に使える 1 日フリー切符と、その先のコミュニティ・バスの乗車券と、恐竜博物館特別展入場券のセットを 1,400 円で購入。夏休みの週末しか使えませんが、これはかなりお得です。
 このえちぜん鉄道、1 日フリー切符のデザインもさることながら、ハサミを入れる昔ながらの改札が懐かしい感じでなんともうれしい。1 両のワンマン運転ですが、途中の「福井口」駅からはアテンダントが乗務してご案内。がんばってる感があります。単線なんで、所々で上り列車との入れ替え待ちもあり、のんびりと終点まで 1 時間。
 そこからコミュニティ・バスで約 20 分、えちぜん鉄道の車窓から見えた銀色のドームが恐竜博物館でした。このあたりからテンション急上昇。

 博物館前には雷竜のモニュメントがお出迎え。

モニュメント

 そして玄関前にはフクイラプトル(?)も。

玄関前

 テンション上がりまくりで、入る前から写真撮りまくり。ファミリーのスナップ撮影もお手伝いし、いざ、館内へ。
 入場時に館内案内のパンフレットをもらえますが、英語、中国語、韓国語のものも用意されています。(もらうの忘れた)
 ここでいきなりビックリ! 山間の斜面に建てられてるため入口が 3 階で、地下 1 階まで 4 フロアーの吹き抜けにエスカレーターがズドーン! シンメトリー構造が映画『ガタカ』を思い起こさせ、なんとも美しい。

吹き抜けを上から

吹き抜けを下から

 エスカレーターで地下 1 階に到達すると、「ダイノストリート」と名付けられたトンネルを通ります。ここには御当地・勝山で出土した化石も。

勝山で出土した化石

 トンネルを抜けるとボーンベッド(骨化石の密集層)の剥ぎ取り標本。それを囲む階段で 1 階へ上ると、いよいよ恐竜の骨格標本展示室「恐竜の世界」へ。

展示室 恐竜の世界

展示室 恐竜の世界

 いやもう、壮絶! こんなに密集して展示されてるなんて夢のようで。もうねぇ、テンション上がりっぱなし!
 数多くの標本が密集して展示されてるわりには、ひとつの標本を様々な角度から観察できるようレイアウトされています。フロアーの外周を取り囲むようなスロープもあり、上方向からも観察可能。広いドームを上手く活用されてます。
 上の写真は 2 階の展示室「生命の歴史」から。

 「恐竜の世界」の骨格標本には、そばに 30~50 cm くらいの復元モデルが展示されています。恐竜造形作家の荒木一成さんによるもので、これがかなりリアル。

ティラノサウルス・レックスの復元模型

 展示室「地球の科学」にはアジアの恐竜紹介以外に鉱物なども展示。鉱物資源からできる工業製品も紹介されてるんですが、鉛筆や万年筆やレコード針がいっしょに展示されてるんで、「オーパーツか!?!?」と思ってしまいました。

鉱物と工業製品

 展示室「生命の歴史」には魚類や両生類や哺乳類などの展示で、人類出現までを紹介。巨大哺乳類の展示コーナーもなかなか圧巻。

ケナガマンモス

 「ダイノギャラリー」には恐竜をテーマにした絵画や模型が展示されています。少し狭いですが、なかなかおもしろいコーナーです。なかにディロフォサウルス、ブラキオサウルス、ベロキラプトルの揃い踏み模型があって、映画『ジュラシック・パーク』を完全に意識してるなぁと思ってたら、実際に映画用に作られた基本模型だとか。

映画『ジュラシック・パーク』の基本模型

 ひととおり見回ったところで、館内のレストラン「クレタ」にてちょっと早めの昼食。せっかくなんで、それぞれ限定 10 食の「恐竜のたまご」「恐竜カレー」「ミュージアムオムハヤシ」のなかから「恐竜カレー」を。限定メニューを食べてみたい方はお早めに。ちなみにルーは甘口でした。

恐竜カレー

 ちょっと休憩して、特別展「恐竜以前 -エディアカラの不思議な生き物たち-」を見たり、グッズ・ショップでフクイラプトルの骨格&復元標本のフィギュア(海洋堂製)を買ったり。あとはもう一度ぐるっと回ったり。展示室「恐竜の世界」の通路にはベンチがあり、座ってじっくり堪能できるようになってます。

 帰りに展示解説書(税込 1,600 円)を購入して帰路へ。恐竜博物館には朝の 10 時から昼の 2 時半頃まで、滞在時間は約 4 時間半。無料臨時バスで「勝山」駅へ戻り、そこからまた 1 時間かけて「福井」駅へ到着。
 予約してある「サンダーバード」まで時間があったんで、車中で読む本を探しに。逡巡して山崎豊子『花のれん』の文庫本を買ったんですが、これがまたおもしろく、福井からの 3 時間があっと云う間でした。

 ここ最近は出張つづきでしたが、最後のおまけがかなり充実。福井には芦原温泉も近くにあるんで、そこらも絡めてまた行ってみたいです。

FPDM: 福井県立恐竜博物館
えちぜん鉄道
荒木一成の恐竜模型の世界

|

« 和倉温泉夏花火 | トップページ | 恐竜紀行 骨格編 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/24187/11301123

この記事へのトラックバック一覧です: 恐竜紀行 旅情編:

« 和倉温泉夏花火 | トップページ | 恐竜紀行 骨格編 »