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さざんか寄席

2006/8/27 @さざんかホール 小ホール

  • 笑福亭 風喬 「犬の目」
  • 笑福亭 たま 「矢橋船」
  • 笑福亭 松喬 「へっつい幽霊」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭 松枝 「替わり目」
  • 笑福亭 福笑 「葬儀屋さん」 (作:笑福亭福笑)

※ 第十一回


 1 年ぶりに乗る自転車で会場へ向かう途中、サビ付きまくったチェーンが切断! 会場まで徒歩 2 分くらいのところだったんで、手押しでなんとか到着。会場に着いてしばらくしたらえらい夕立で、こちらは助かりました。
 約 240 席は前売り完売。出演者と値段を考えればあたりまえ? 客席には小学生もチラホラいて、地域寄席ならではの光景ですね。


 開口一番の風喬は「犬の目」。初めて観たが、きっちり演られてて好印象。ただ、噺が進むにつれてイントネーションのおかしな部分が。チともったいない感じ。

 つづくたまは、まずはショート落語から。「銃撃戦」「健康飲料」「ガソリン・スタンド」あたりはなかなかのウケるも、「A 級戦犯分祠問題」は落語マニア向け過ぎてスベる。
 にぎやかな乗り込みから始まる「矢橋船」は、問答での「あの~、私も」の繰り返しにも観客は好リアクション。後半、間違って小便を飲んだ男のエズき具合が超強烈で、こちらは観客がやや引き気味に。免疫ができてないとキツかったかも。

 中トリの松喬は師匠の松鶴の話から言葉の話へとマクラをつないで「へっつい幽霊」を。前日に弟子の生喬で観たところだったが、まったく同じ型で、師匠から弟子への技の伝承を感じる。

 中入りを挟んで、松枝も師匠の話を。毎日のように吐くまで酒を飲んだ、との話から「替わり目」をサゲまで。安定感抜群ながら、酔っ払い指数が低く、こちらが落語世界へ入りきれず。そんななか、酔っ払いの亭主にあきれつつも、自分から酒の肴を調達におでん屋へ行く女房がええ感じ。

 トリの福笑はたっぷりめのマクラで古典の世界から現代へ観客を誘導し、自作の「葬儀屋さん」を。亡くなった父の財産をめぐる兄弟の骨肉の争いと、それをいさめる葬儀屋の騒動にみな爆笑。金にうるさい長男の「そうや、葬式やったら祝儀入んねや!」のセリフに、観客の多くが思わず「祝儀!」と声に出してツッコんでしまうほどのノリに。


 笑福亭一門会は 2 時間半たっぷりと。とくに福笑さんとたまさんの師弟コンビがテンション高くて大満足。これで前売り 1,500 円はかなりお得な会でした。

大和高田さざんかホール

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