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桂佐ん吉落語会

2006/8/29 @港近隣センター

  • 桂 二乗 「牛ほめ」
  • 桂 佐ん吉 「御公家女房」
  • 桂 こごろう 「動物園」
  • 桂 佐ん吉 「へっつい幽霊」

※ 第 2 回


 佐ん吉さんの地元での勉強会。ゲストのこごろうさんが「動物園」を演られるってことで、それをお目当てに行ってみることに。
 会場直後に到着したときは客席もまばらでしたが、地元と云うことで佐ん吉さんの親類縁者や友人知人が多数詰めかけたようで、さらに近所の小学生が最前列を陣取り、なんともアットホームな雰囲気。おそらく 80 人以上は入ってたと思います。
 受付でもらった手書きのパンフレットは当日の朝に書いたそうなんですが、これがまたえらい悪筆で雑な作り。若手の勉強会にしては、お囃子は生演奏。やる気があるんやら、ないんやら‥‥。


 開口一番の二乗は米朝邸の大掃除のときのエピソードをマクラに、「牛ほめ」をはしょることもなくきっちりたっぷり。安定感抜群で良い出来だったが、前座で 25 分はいきなりヘヴィ。

 ゲストのこごろうは、落語会でのマナーやら携帯電話の話やら落語の聴き方など、いろいろとマクラをつないで会場をほぐす。このポジションで携帯電話の注意をするとは。‥‥
 期待の初生「動物園」は、前半はコンパクトに、動物園に行ってからはいきいきと。さすがに十八番、やや固かった客席もトラの歩き方の稽古をするあたりから盛り上がる。トラの毛皮のあまりの臭さに「ファブリーズちょうだい! ファブって、ファブって!」はかなりツボ。独自のクスグリも満載で上々の出来。汗だくの熱演でテヌグイ王子も登場。

 主役の佐ん吉、まずは長渕剛の“巡恋歌”にのって登場。ポンポンポンとマクラをつないで「御公家女房」を。あいかわらずの早口ながら、ネタはきっちり入っている様子。御公家言葉の女房が出てくると必然的にゆっくりしゃべるようになり、後半はええ感じに。
 二席目はゲストのこごろうを軽くクサし、幽霊の小咄から「へっつい幽霊」へ。こちらも早口。二席目で疲れが出たか、途中から噛んだり間違えたりとトチリが目立つ。この噺、「へっつい」や「せんちば」など現在ではわかりにくい言葉が多く、しかも小学生も多かったことを考えると、言葉の解説か置換が必要だっただろう。


 観客に佐ん吉さんの知り合いが多く、笑いにきたと云うよりも見守りにきたって感じで、勉強会と云うよりも発表会って感じ。佐ん吉さんは自分の会なんですから、時間を気にせずゆっくりしゃべってほしかったです。早口でタメがなく、観客が笑う隙すら与えないペースで、なんとももったいなかったです。
 一方、お目当てのこごろうさんの「動物園」はさすがの出来。また観たいです。

 佐ん吉さん、改心して定期的に開くと云うことだそうですが、次回は未定。やる気があるんやら、ないんやら‥‥。

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コメント

うう、これまたとっても行きたかった会。いつもながらの詳しい内容、感謝申し上げます。完全に姉というか母親気分の私としては、末永く見守っていきたい(笑)もうちょっと、ゆっくり、緩急がつけば良いんですけどね。

>やる気があるんやら、ないんやら‥‥。
おっとり感は・・・元来弟キャラだと思っています。これからの精進に期待ということで、何卒お目こぼしを。

投稿: うるう | 2006.08.30 00:59

>> うるう さん
末っ子キャラですよね、「やる気があるんやら、ないんやら」って感じが。
好きなことを好きなように演ってるって感じで。
もうちょっとゆっくりしゃべって、ウケてくれば「もっと、もっと」と云う欲も出てくると思います。
あたたかく見守りましょう。:o)

投稿: わさび | 2006.08.30 01:05

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