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日曜落語 なみはや亭

2006/8/30 @西宮プレラホール

  • 笑福亭 智之介 「元犬」
  • 笑福亭 たま 「くっしゃみ講釈」
  • 桂 枝女太 「住吉駕籠」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂 南鱗 『紀伊国屋文左衛門』より「貧乏業平」
  • 笑福亭 福笑 「入院」

※ 第 55 回


 『なみはや亭』の公開収録は招待券が必要なんですが、某噺家さんの奥さんから某吉朝ファンの C さんが招待券を譲り受け、そのおこぼれで連れて行ってもらいました。
 阪急「西宮北口」駅から会場の西宮プレラホールまでは徒歩 2 分と云ったところ。会場へ向かう途中で ABC の三代澤アナウンサーに遭遇。この日の進行役でした。300 席の会場は満席。


 智之介は初めて。マクラで観客をつかみきれずな感じのまま「元犬」へ。適度なテンポで口跡が良く、人物の描き分けも明確で聴きやすい。サゲは、大の字の左肩にマクラ。

 つづくたまは、マクラ代わりにショート落語を。「銃撃戦」あたりはウケるが、「A 級戦犯分祠問題」はやはりスベる。
 「くっしゃみ講釈」は数日前に聴いたところだが、収録を意識してかキッチリと、客層を考慮して表現をわかりやすく演った印象。それでもたまならではの勢いはそのまま。「コショウを八百屋で 2 銭」を覚えられずに「なにを、どこで、なんぼ?」は何度聴いてもおもしろい。講釈場のくっしゃみはあいかわらず強烈。

 枝女太も初めて。雲助の解説から「住吉駕籠」を。こちらも丁寧でわかりやすい。が、寝不足がたたってウトウトウト‥‥。かなり耳に心地良い口跡だったんで、他の噺も聴いてみたい。

 中入りを挟んで、南鱗の講談は「くっしゃみ講釈」に苦言を呈し、すぐに「貧乏業平」を。若き日の紀伊国屋文左衛門と、そこへ道具を仕入れにくる古道具屋との話。この古道具屋が商売をしくじりまくるところが、先は読めるがおもしろい。

 トリは福笑。いきなりホール名のプレラとパロマをかけ、ネタ中でもパロマを連発するが、放送は大丈夫か? そのあとはマクラをいろいろとつないで会場をたっぷり沸かし、自作の「入院」を。
 神経性胃炎で入院した患者の噺。胃炎の男を診る医者、同室になった全身骨折の患者、胃炎の男を見舞いにきた友達と、まわりの人間がみなおかしい。6 月の独演会でも観たが、後半になるにつれてエスカレートするえぐさが凄まじい。わかりやすいボケの応酬に、これまでやや固かった観客にも大ウケ。


 やはり収録と云うこともあってか、みなカチッとした印象でした。そんななかでも自由奔放な感じの福笑さんが、演りたい放題に演ってるようできっちり定刻に終了するあたりはさすがです。
 三代澤アナの注意があったんで携帯電話は鳴りませんでしたが、デジタル時計の時報が気になりました。あと一歩ですねぇ。

ABC ラジオ

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