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出没!ラクゴリラ

2006/8/28 @ワッハ上方レッスンルーム

  • 笑福亭 瓶成 「つる」
  • 桂 つく枝 「壷算」
  • 林家 花丸 「腕喰い」
    ―― 中入り ――
  • 桂 こごろう 「ぞろぞろ」
  • 笑福亭 生喬 「遊山船」

※ 第 63 回


 開場前に 100 円ショップへ寄るも、目的の物が売ってなくてガックリ。某プロジェクトは来月に持ち越すこととして、そそくさとワッハへ。
 到着するとすでに開場していて、この段階でいっぱいの入り。中入り後の公式発表では 108 人で、これはラクゴリラ史上最高の入りだそうです。どおりで暑いワケです。


 開口一番は鶴瓶の 13 番目の弟子で瓶成。話し始めるなり会場後方のスピーカーから外部の音が入ってきて、観客の気がそがれる。瓶成には聞こえてなかったのか、それともアドリブでフォローする余裕がなかったのか、そのまま「つる」へ。
 見た目は今時の若者って感じで、無駄に大きい所作は気になるが、元気で勢いが良い。ネタはきっちり入っており、吉朝と同型ながら独自のクスグリも。とくに、生き字引と呼ばれる甚兵衛を試すアホの質問が「コンニャクはどっちが表?」「わたいのきのうの晩飯は?」ときて、甚兵衛がブリ大根を当ててしまうくだりはなかなか。

 つづいてつく枝。「地下鉄の鶴見緑地線は暑すぎる」と、おもむろに水色のハンドタオルを取り出してハンカチ王子に。
 西成区から西区へ宿替えした話でひとしきり笑わせ、宿替えした男が水壺を買いに行く「壺算」へ。この男はどこまでもアホで、買い物上手の徳さんがかなりのいらち。この極端な対比が強烈。男のアホさ加減に徳さんが「もう帰る!」ってな具合。困惑する瀬戸物屋の番頭も絡む後半は秀逸。

 中トリの花丸は『彦八まつり』の話題から、アイデア水着でスベりつつ、怖ろしい話へとうま~くマクラをつないで「かいな喰い」を。
 傷のある娘のところへ養子に入る、「ろくろ首」と同趣向の噺ながら、勘当されて乞食になった若旦那の「おありがと~さんでござります~」が笑いを誘う。以前にも聴いたが、あいかわらずの安定感できっちり締める。

 中入り明けのこごろうも懐から青いハンカチを。「米朝一門ではこんなにマクラ振れませんから」と、ちょこちょこ毒を吐きながら、行きつ戻りつたっぷりめのマクラに爆笑。
 上方ではあまり聴かない「ぞろぞろ」はいろいろ演り方があるようで、春風亭昇太の CD では神様が出てくるが、こごろうのは雑貨屋の老夫婦を中心に据えた演出。小品ながら不思議な雰囲気が楽しい。

 トリの生喬は「みんな長い」とボヤきながら天神祭の話題へとつなぎ、夕涼みの情景が風流な「遊山船」へ。
 さすが笑福亭と思わせる威勢の良さ。喜六の性格がややぶれるも、テンポが良くて、適度なさじ加減の入れ事も効果的。


 満腹々々の 2 時間半。たっぷり笑いました。
 それにしてもこの日はトラブル多し。大入りでエアコンの効きが悪かったのは仕方ないにしても、瓶成さんのときのスピーカー・トラブルはひどかったですし、つく枝さんのときには観客の携帯電話が。私のうしろの夫婦二組は、ボショボショしゃべりよるわ、チラシやお菓子の包みをガサガサ鳴らしよるわ、ここはお前はんらの居間とちゃうで! とにかく集中力をかき乱す要素が多すぎました。

 次回は 10 月 17 日(火)の予定。開口一番は雀五郎さんです。

出没!ラクゴリラ

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コメント

わさびさん、こにゃにゃちは~♪
確かに瓶成さんの時のスピーカー・トラブルは大迷惑でしたね。
瓶成さんも、それをギャグにしてしまえば良かったのに。
私は瓶成さんがマクラで何をしゃっべてたのか?
さっぱり覚えてませんよ。
ラクゴリラメンバーだったらうまく乗り切るでしょうね♪
‘皆さん、何で天井見てはるんですか!スピーカーよりこっちの方が
男前ですよ!’ってね♪

投稿: ゴマちゃん | 2006.08.30 00:28

>> ごまちゃん
夢中になり過ぎて、客席の様子なんか見えてなかったのかも。
なんせ保護者が見守りに来られてたぐらいですから。:o)

投稿: わさび | 2006.08.30 01:00

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