彦八まつり 奉納落語会 (その 1)
2006/9/2 @生國魂神社参集殿
【落語家 No. 1 決定戦 「RR-1」】
- 林家 染太 《津軽三味線》
- 桂 三風 「動物園」
- 桂 三金 (シスター・スリーゴールド) 《懺悔漫談》
- 笑福亭 遊喬 「小唄」
- 桂 まめだ 《皿回しと南京玉すだれ》
- 笑福亭 智之介 「マジカルうどん屋」
- 桂 文鹿 《河内
俄 》 - 林家 染弥 《ルービックキューブ》
- 桂 阿か枝 《小噺》
- 桂 三幸 (ジョン・ベネット) 《南京玉すだれ》
- 笑福亭 喬若 「甚兵衛」
- 笑福亭 三喬 《獅子舞》
- 林家 笑丸 《ウクレレ落語》
- 笑福亭 猿笑 《綴り方狂室》
- 笑福亭 鶴志 「松鶴風景」
- 笑福亭 右喬 《紙切り》
- 笑福亭 たま 《ショート落語》
真の落語家 No. 1 を決める Real Rakugo-1 決定戦。総勢 17 名が約 5 分の持ち時間で持ちネタを披露。審査員は、《上方落語を聴く会》会長・桂きん枝と副会長・桂小枝に、桂文福、くまきりあさ美(きん枝が連れてきた)、最前列のお客さん 1 名の計 5 名で、それぞれ 10 点満点で採点。
落語家の No. 1 を決めるはずが、落語が少ない! 小枝も「落語ですよね?」を連発。進行役の文福は「落語の幅を広げて」とフォロー。
三風の「動物園」は観客参加型。その次のシスター・スリーゴールドはサプライズで、かなりツボに。智之介のマジックの実演付き落語はなかなかきっちりと落語スタイル。初めて観た阿か枝は端正な語り口で好印象。
まめだや右喬の天然ぶりに KO され、三喬や鶴志の芸に感嘆。三喬は単純に獅子舞を演じるんではなく、獅子舞の師匠と弟子という設定で落語風に。鶴志の松鶴の物真似はもう伝統芸の域。
審査員の採点で、ウクレレ落語の笑丸とショート落語のたまが同点に。観客の審査で優勝は笑丸に。賞金 5 万円と天満天神繁昌亭のトリを取れる権利をゲット。
噺家隠し芸大会の様相でしたが、2 時間たっぷり楽しませていただきました。
審査委員長のきん枝さん、さすがに《上方落語を観る会》会長だけあって目が肥えており、コメントに重みがありました。
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