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福楽の底力

2006/9/24 @上方亭

  • 笑福亭 瓶成 「いらち俥」
  • 桂 福楽 「米揚げ笊」
  • 桂 あやめ 「ハートヒーリング引越社」
  • 桂 福楽 「ふたなり」

※ Vol. 5


 いまもっとも気になる噺家さんのひとり、福楽さんの会。入りは 30 人ちょい。


 開口一番の瓶成はマクラから一生懸命、「いらち俥」も一生懸命。ちょこっとした間違いもあったが、元気なところは好感が持てる。どんどん高座経験を積んでもらいたい。

 ゲストのあやめの「ハートヒーリング引越社」は、女友達 2 人で人生相談も引き受ける引っ越し屋を始める噺。女性ならではの悩みがバンバン飛び出し、それが勝手に解決するあたりがまたおもしろい。

 福楽の 1 席目は「米揚げ笊」。ブラブラしてる頼んない男が甚兵衛はんと「問うは当座の恥、問わずは末代までの恥」かどうかを討論したり、最後に「つぶれるような笊と、笊が違います」とたたいた笊がつぶれてしまうなど、独特の福楽バージョン。これは一見の価値アリ!
 2 席目の「ふたなり」はたっぷりと。最初は威勢の良かった親っさんが、洒落を云うてとぼけてみたり、栴檀の森で怖がったり、ころころ変わる性格がまたおもしろい。やや未整理なところもあったが、クスグリもおもしろく、今後に期待させる出来。


 とんとんと運んで 2 時間弱。この日はとくに福楽さんの「米揚げ笊」が秀逸でした。福楽さんの噺の登場人物はいきなり逆ギレしたり、ボケまくったり、かなりおもしろいです。

 次回は 11 月 25 日(土)の予定です。

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