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育っちゃったらくご!

2006/9/20 @茶臼山舞台

  • 桂 三金 《MC》
  • 桂 あやめ 「NIPPON 茶茶茶!」
  • 旭堂 南湖 「波照間島」
  • 桂 三風 「せんたく」
  • 月亭 遊方 「有閑マダムの赤い鳥」
    ―― 中入り ――
  • 桂 三金 《MC》
  • 笑福亭 たま 「Elderly Love」
  • 笑福亭 福笑 「絶体絶命」

※ 第 3 回


 福笑さんが緊急参戦!ってことで、混むだろうと予測して早めに会場へ。すでに 10 人ほど列ばれてました。どんどんどんどんお客さんが詰めかけて、最終的には 60 人近くに。超満員札止めです。(実際、途中から当日のお客さんはお断りとなってたようです)


 まずは三金が前説で、各演者の噺の育ち具合を年齢で紹介。

 あやめは諸般の事情で「練炭焚いたらサヨヲナラ」を変更して、13 歳の「NIPPON 茶茶茶!」を。落茶会(上方落語協会茶道部)の話をマクラに。
 茶道の家元の両親が急死し、突然家元を継がされた娘の噺。成金趣味の幼なじみが出てきたり、しっかりした構成。後半をメインにもう少し整理されるとテンポ良く観られそう。

 南湖は「はてなの原発」なんかをマクラに 2 歳の「波照間島」。急に沖縄に行きたくなって、2 年越しで実現。波照間島で幻の泡盛「泡波」を求めて右往左往。なんとも講談らしいラスト。

 三風は 2~3 歳の「せんたく」。町のクリーニング屋のケンイチは、実の息子ではなかった‥‥って噺。ちょっと人情噺風なんが三風のニンに合ってて、いまどきのクスグリも挟んでくるあたりはさすが。

 遊方は 6 歳の「有閑マダムの赤い鳥」。預かった新種の赤い鳥を逃がしてしまい、なんとか取りつくろう噺。赤く染めたスズメでごまかすときの云い訳がたのしい。

 たまの「Elderly Love」は 82 歳。老人ホームで出会ったふたりの結婚を認めてもらいにヘルパーが仲介する噺。何度か観ているが、かなり整理されてきた感じ。改訂されたサゲもいままでにない感じで、なかなか洒落てる。

 トリは《できちゃったんで特別出演!》の福笑。「絶体絶命」はもちろん生まれたて。
 ガソリン・スタンドに飛び込んだ絶体絶命の女性の噺で、ババネタのオンパレードながら、福笑ならではの言葉遊びも満載。終盤のムリヤリな急展開がスゴい。
 映画『スピード 2』で「極限状態で結ばれた恋は長続きしない」ってなセリフがあったが、この噺の女性は如何に!?!?


 『育っちゃった~』は繰られたネタなんで甲乙付けがたいんですが、なかでも三風さんとたまさんがなかなか好感触。南湖さんのは反則技ですね。あやめさんは福笑さんのネタとかぶるんで変更されたんでしょう。
 みなさんたっぷり演られて、終演は 22 時前に。超満員で身動き取れなかったんで、かなり疲れました。

 次回は『できちゃったらくご!』で 10 月 19 日(木)の予定です。

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