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新生・快楽亭ブラック毒演会 大阪篇

2006/10/3 @TORII HALL

  • 快楽亭 ブラック 「ぞろぞろ」
  • 快楽亭 ブラック 「カラオケ寄席」
    ―― 中入り ――
  • 快楽亭 ブラック 「子ほめ」
  • 快楽亭 ブラック 「オマン公社」

※ Vol. 5


 大阪でのブラックさんの会が平日にあるのはめずらしいような。今回は歌舞伎鑑賞のついでに会を開いたようで、先にチケットを押さえてたのかも。
 今回も CD 付きで 3,000 円。入りは 60 人くらいでしょうか。まずまずの入りだと思います。


 1 席目は、国譲り神話から出雲大社の話へとつなぎ、自然な流れで「ぞろぞろ」へ。神様を大々的にフィーチャーしたヴァージョンで、出雲大社の巫女にうつつを抜かしていた神様が 1 年振りに廃れた神社に帰ると、近所の荒物屋の娘が参拝に来る‥‥と云う導入部。
 女好きの神様のキャラクターと云い、噺全体の構成と云い、かなり好感触。床屋が参拝して店に帰るとあっさりサゲになったが、この部分はもうちょっとたっぷり演っても良いかも。

 2 席目は、文楽『夫婦善哉』を漫画家のいわみせいじと夫婦割り引きで鑑賞した話、さらにこの会の前日に歌舞伎『染模様恩愛御書』を鑑賞した話とマクラをつなぎ、古典芸能から落語界へと橋渡しして「カラオケ寄席」へ。
 閑古鳥の鳴く寄席をリクエスト制の寄席にし、リクエストした客はカラオケも歌えるようにする‥‥って噺。カラオケ寄席の客は懐メロを落語にちなんだ替え歌に。アメリカン・クリスタルの詳細な解説が入ったり、落語界や噺家への悪口雑言を盛り込んだり、かなり遊んだ構成。

 中入りを挟んで 3 席目は、アニマル浜口ジムでダイエットしてる話から、亀田親子、谷九の SM クラブ、相撲、皇族とマクラをつなぎまくって「子ほめ」へ。これがまたブラック流で、亀田父がやくみつるのところへタダの酒を飲みに行き、そのあと秋篠宮殿下のところへ悠仁殿下をほめに行くって噺に。サゲは北朝鮮へ飛ぶ自由奔放さ。

 4 席目は安部内閣発足を記念して、満を持しての「オマン公社」。性風俗店を国営化するって噺。「ぜんざい公社」のパロディで、サゲも同じ。
 ひさびさだったが、やっぱりおもしろい。この高座は録音されてたようで、CD に収録される模様。


 今回は古典(?)の 2 席がかなり好感触でした。やっぱりブラックさんの語り口の確かさがこのあたりにあらわれるんではないでしょうか。事前にもう少しネタを繰ってくれてれば、もっと印象が良くなるように思いますが。

 次回は 11 月 3 日(金・祝)の予定です。私は行けませんが‥‥。

快楽亭ブラックの出直しブログ

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