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カシミヤ落語会 笑福亭たまのカシミヤ 100 %

2006/11/11 @カシミヤ

  • 笑福亭 たま 《お囃子紹介》
  • 笑福亭 たま 「手水廻し」
  • 笑福亭 たま 「船弁慶」
  • 桂 吉坊 「かぜうどん」
    ―― 中入り ――
  • 笑福亭 たま 「皿屋敷」

※ 第 4 回


 なぜか未明から腹を下しててフラフラ。早朝に胃腸薬を飲んで寝たら、次に目覚めたのが 3 時過ぎ。会は 5 時から。楽しみにしてた会だったんで、あわてて用意をして駅までダッシュ。なんとか間に合う電車に乗れてひと安心。
 第 1 回につづいてこの会へは 2 回目ですが、入りは 30 人ちょいって感じでしょうか。カフェのお客さんが若干減って、落語ファンが若干増えたような。


 高座には大太鼓と締太鼓。開演時間になって、なんの前触れもなくたまが登場し、まずはお囃子紹介。(ちなみにこの日の三味線は吉川絹代)
 大太鼓で一番太鼓の「どんどんどんとこい」、締太鼓で二番太鼓の「おたふくこいこい」を実演し、「上方と云うのは、だいだいおおてたらええやないか、みたいな」。
 つづいて、出囃子の解説。前座の“石段”と、たまの“長崎さわぎ”を紹介。“石段”は「前座さんが石の階段を登って出世していけるように。辞めた人は転げ落ちる」。
 さらに、ハメモノの解説。雨の音や幽霊の出てくる音を演りながら、「なんでも気の持ちよう」。
 ここらの説明のええ加減さ、行き当たりばったり具合がたまらしくておもしろい。

 まずはたまが、繁昌亭対策で 5 年ぶりくらいに引っ張り出してきた「手水廻し」を。田舎の宿での会話が、田舎者と云うより中途半端な外国人のようで、演り慣れてない感が。贅肉を極力そぎ落としてテンポは良いが、少しやせ過ぎの感も。ここらのバランスは難しい。

 つぎもたまで、「手水廻し」の反省から「船弁慶」へ。初演時よりも安定感を増す。終盤に喜六の女房のお松が船遊びをする喜六を発見して川一丸へ通い舟で向かう場面、船頭の高速漕ぎで笑いを誘い、お松と喜六のカットバックで緊迫感を演出。
 演り終えてから、つづく吉坊の出囃子“もしも月給が上がったら”と、中入り後のたまの“さよなら人類”の紹介。「船弁慶」の反省も。焼き豆腐事件での買い物間違いのところを間違えて、「まぁこんな日ぃもありますわいな」。

 吉坊の「かぜうどん」はきっちりと吉朝の型。見た目的に酔っ払いにやや無理はあるが、安定感はバツグン。うどん屋の手際と、それを食べる所作がリアル。

 中入りを挟んで、たまが自身の会の宣伝から「皿屋敷」を。要所に入るドラが効果的。初めて皿屋敷へお菊を観に行くくだりもおもしろいが、やはり全国各地から観光客が集まりだしてからが秀逸。お菊が必要以上に色気をふりまき、客の方は「目ぇ合ぅた!」と大興奮。風邪をひいたお菊に客のひとりが「おまえも風邪ひいたんか?」と、先の「かぜうどん」を引用したアドリブも。


 値段がちょっと上がった分、お囃子紹介に吉坊さんのゲスト出演と、盛りだくさんの内容。落語初心者のお客さんもたのしまれてたようで、大爆笑の連続とはなりませんでしたが、ええ雰囲気でした。
 懐かしいプラスチックの入れ物に入ったお茶付きなんですが、おにぎり販売が開演前にわかってたらいっしょに買ってたんですけどねぇ。中入りの短い時間では食べられないと思います。

らくごの玉手箱
カシミヤ

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