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繁昌亭夜席 日よう寄席

2006/11/12 @天満天神繁昌亭

  • 桂 さん都 「みかん屋」
  • 桂 三金 「お忘れ物承り所」 (作:桂三枝)
  • 笑福亭 恭瓶 「町内の若い衆」
  • 露の 團六 「二人癖」
    ―― 中入り ――
  • 桂 坊枝 「野ざらし」
  • 笑福亭 福笑 「狼の挽歌」 (作:笑福亭福笑)


 前売り券を買ってたんで、腹具合を正露丸で強制的に押さえ込み、なんとか繁昌亭へ。ところが、交通機関のダイヤを安全側に読みすぎ、かなり早くに到着。寒ぅ~いなかを開場待ち。それでも開場直後にはそこそこの行列になって、列んだ甲斐はあったのかも。
 入りは 9 割くらい。日曜の夜席にしてはまずまずの入りではないでしょうか。


 開口一番のさん都はマクラもそこそこに「みかん屋」を。ちょこちょこカットしてあるが、時間を意識してかやや走り気味。それでも骨子をきっちり伝えて好印象。

 三金は、元銀行員ネタ、デブネタ、自虐ネタとマクラをつなぎ、電車でのエピソードからうまい流れで「忘れ物承り所」へ。ネタ自体も良くできてるが、三金のニンに合った感じでたのしい。

 初めて観る恭瓶は、ネタも初めて聴く「町内の若い衆」。兄貴分の嫁の謙虚さに感心した男が、自分の嫁にその話をして‥‥って感じの、構成的には「遊山船」に似た噺。笑いどころが少ない噺を、恭瓶は丁寧にきっちりと。サゲがややシモがかってるのがあまり高座に掛からない要因か?

 中トリは、こちらも初めての團六。こちらも「二人癖」をきっちり丁寧に。「つまらん」が口癖の男と「一杯飲める」が口癖の男の賭けは、やや物足りなさが残るも安定感あり。

 中入りを挟んで、坊枝は上手く客をあしらいながら「野ざらし」へ。二匹目のドジョウならぬふたつ目の骨を釣りに行く男の、下心満載のいやらしさと脳天気なバカさ加減をほど良くミックスしてハイ・テンションに。

 トリの福笑は、ヤクザ専門雑誌の話題をマクラに自作の「狼の挽歌」を。抗争の現場から飛び出してきたヤクザ二人がタクシーに飛び込み、運転手を人質に逃走する噺。この運転手がノリやすいタイプの男で、ダジャレも挟みつつ、いつものパターンで形勢逆転。勢い押しのようでいて、実は積み重ねからのくずしで一気にラストへ。


 落語 6 席は重いかと思いきや、2 時間ちょいでやや軽め。よくよく考えると、この番組編成って『島之内寄席』なんですよね。そう考えると、バランスは手慣れたもんなんでしょう。
 それにしても、中入り後は圧倒的。年功もあるんでしょうが、中トリは坊枝さんの方が良かったかもしれません。まぁ「終わり良ければすべて良し」ってことで。

天満天神繁昌亭

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コメント

私も最近また寄席通いしていますが、なかなか会えませんね…
たまさん追っかけの香川来訪、再度お願い申し上げます(笑)…

投稿: 香川の砧 | 2006.11.13 19:44

>> 香川の砧 さん
今週末は 3 日連続で繁昌亭です。
香川遠征は‥‥ちょっと検討してみます。

投稿: わさび | 2006.11.13 22:25

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