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花ちゃんの会

2006/12/16 @ワッハ上方レッスンルーム

  • 林家 染太 「子ほめ」
  • 林家 花丸 「阿弥陀池」
  • 笑福亭 遊喬 「尻餅」
    ―― 中入り ――
  • 林家 花丸 「池田の猪買い」


 寒さがゆるんだと思ったら、なんともあやしい空模様。とは云え、楽しみにしてた花丸さんの会ですから、そそくさと出発。
 この日は各所で落語会があり、チとさみしい入りで 40 人くらい。ゆったり座れてこっちとしては助かるんですが、なんとも複雑な心境。


 開口一番はアンパンマンからビリケンさんにリニューアルした染太。運命的な話から他人をほめる話へと上手くマクラをつないで「子ほめ」へ。ニコニコとあかるい表情に、あちこちほめにまわる喜六の変な動きも相まって、なんともたのしい雰囲気に。子どもを見て「ブッサイクやなぁ。ブッサイクやなぁ。ブッサイクやなぁ。‥‥かわいい」など、独自のクスグリも効果的。

 ゲストの遊喬は花丸と同い年の同期だとか。マクラから独特の雰囲気を醸し出し、なんとも云えんおかしみが。いろいろとマクラをつないで、季節ネタの「尻餅」を。ちょっと荒っぽい語り口が長屋の夫婦に合ってて、「喧嘩するほど仲が良い」感じを上手く表現。

 花丸の 1 席目は、ウォーキングで出会った不思議な人の話から新聞記事の話へとマクラをつないで「阿弥陀池」を。きっちり基本形ながら、あちこちに散りばめた独自のクスグリが花丸らしい。「他人ひとのブリ食てがブリ直せ」のくだりも聞いてみたい。
 2 席目は製薬会社で講演してきた話をマクラに、薬つながりでネタ出ししていた「池田の猪買い」へ。こちらもスタンダードなところへ花丸流のクスグリをちょいちょいと。「イノシシが『さあ、あやまたずここを撃て』ちゅうことおまへんか?」と「阿弥陀池」のくだりが出てくるのもこの日なればこそ。六太夫が構える猟銃は、扇子を銃身に、手拭を銃床に見立ててわかりやすく(するも、途中でグチャグチャに)。
 最後の場面、山漁師の六太夫に小突かれて目覚めた雄のイノシシがふたりの方へ突進。ビックリしたふたりが失神し、雄のイノシシのもとに寄ってきた雌のイノシシが「ちょっとあんた、この人間、新しい?」でサゲ。これもまたおもしろい。


 花丸さん、肝心なところでちょいちょい噛んでましたが、出来は上々。とくに「池田の猪買い」は演り慣れてきた頃がたのしみです。
 ゲストの遊喬さんも独特のフラがあっておもしろかったですし、染太さんも好感触。満足度の高い会になりました。

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