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できちゃったらくご!

2006/12/20 @茶臼山舞台

  • 桂 あやめ 《ごあいさつ》
  • 笑福亭 たま 「Smell」
  • 桂 三金 (高校野球の噺)
  • 月亭 遊方 《私噺》
  • 桂 三風 (九官鳥の噺)
    ―― 中入り ――
  • 旭堂 南湖 「ゲイ談」
  • 桂 あやめ (団塊の世代の噺)

※ 第 33 回


 出張先から茶臼山舞台へ直行。が、途中で前を行く新幹線が臨時点検で 30 分遅れに。それでもなんとか開場に間に合ってひと安心。
 あわてて行ったわりに入りは 20 人ちょいと少なめ。もっともこっちは荷物が多かったんで助かりましたが。


 前説はトリのあやめ。雑誌『ぴあ』の取材が入ってて、落語特集で、『はやかぶの会』、『出没!ラクゴリラ』とともに『できちゃったらくご!』がピックアップされたとか。

 たまは『たまよね』で演った「Smell」を。風呂嫌い、歯みがき嫌いの不潔社長との食事会でニオイに辟易する噺。初演時よりもややコンパクトに整理。

 三金は余興で題材指定されて作った高校野球の噺。例によって高校生の奥野君が登場するデブネタ。ややムリのあるクスグリが多かったかも。

 遊方は新作ができず、申し訳なさそうに漫談を。遊方自身の八方への入門までの過程、小学生の時のスカートめくり、加藤茶へのリスペクト、等々。入門の話は米朝宅での事始めで米朝も爆笑だったとか。最後に大学時代に覚えた江戸の「甘酒屋」を。

 三風は新作。知り合いから預かった九官鳥に言葉を覚えさせる噺。長い言葉も覚えてたんで「寿限無寿限無‥‥」や、早口言葉の「うちの女房は闘病中 女房の病棟、2 病棟 女房の病名、糖尿病」を覚えさせようとする。途中で早送り芸もあったり、小品ながらたのしい。

 中入りを挟んで南湖は講談や落語のスタイルを芸談的に分析しつつ、ゲイを扱った講談に。そこから「落語はすべてゲイの噺だった」と云う論法に発展し、「時うどん」、「青菜」、「不動坊」、「まんじゅうこわい」を分析。マニアックな笑いに。

 トリのあやめは、こちらも依頼で作った噺。疎ましがられてた団塊の世代の父親が THE BEATLES をきっかけに尊敬される‥‥って噺。遊方の“Let It Be”の弾き語りがハメモノで入る演出がグッド。


 今回、新作は三風さんのみ。南湖さんはまとめきれなかったものを漫談風に仕立てて提出。遊方さんは未完成品を出したくなかったのか、漫談に。あとのメンバーは既発表作品で、『できちゃった』と云うより『育っちゃった』の様相。南湖さんの《ゲイ談》がマニアックでおもしろかったです。

 茶臼山舞台が 1 月末で閉められるようです。次回の予告やチラシもありませんでしたし、今後この会がどうなるのか、ちょっと気になるところです。

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