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らくご道 笑福亭生喬と桂こごろうの落語会

2006/12/25 @上方亭

  • 笑福亭 生喬 《ごあいさつ》
  • 桂 こごろう 「水屋の富」
  • 笑福亭 生喬 「くっしゃみ講釈」
    ―― 中入り ――
  • 生喬、こごろう 《対談:夕焼け日記》


 直前まで『YOU-HEY! 落語会』(ゲストが仁福さん&花丸さん)と迷ってたんですが、対談をお目当てに、前回行けなかった『らくご道』をチョイス。
クリスマス・カード 渋滞でバスが遅れて開場直前に会場へ。そこそこの待ち行列になってましたが、なんとかいつもの席へ。入場時に生喬さんとこごろうさんのサイン入りクリスマス・カードをいただきました。学生風のお客さん(落研?)も入って、最終的には公式発表で 42 人の入りに。


 まずは普段着の生喬の前説から。旭区で迷子になった話、歌舞伎関係のイベントでイラついた話、米左主催の忘年会の話、等々。

 こごろうは自身の《おもしろメモ》から、枝雀夫人のちょっと違う云い間違い、ひろばの悪意のない暴言などをマクラに。枝雀夫人のはラジオでも話されてたが、ひろばのも近々使われそう。
 ネタの「水屋の富」は故・歌之助に付けてもらったそうで、ほとんど演り手がいない珍品。高津の富を当てたヤモメの水屋が、自宅の床下に隠した金が気になって仕事に手が着かず、夜も眠れなくなる噺。水屋が一喜(金の無事を確認)一憂(疑心暗鬼と悪夢)を繰り返す様は、端から見ると滑稽で、こごろうは疲弊する水屋を好演。しかしこごろう自身は、ラストの水屋の哀れさから、この噺はヘヴィ過ぎるそうな。

 生喬は繁昌亭での『年越しオールナイト落語会』の話題から、三四郎が記録している繁昌亭のネタ帳の話をマクラに。私自身、漢字に自信がないため、三四郎の話は身につまされる思い。
 生喬の「くっしゃみ講釈」は稽古に行かず、速記本などから生喬自身で構成し直したとのこと。八百屋でのナンキンをめぐるクスグリが良いアクセントに。終盤に講釈師・後藤一山が語る『難波戦記』は旭堂南湖が監修。前半はたっぷり語り、後半はクシャミの連発から強烈なエズキでダメ押し。迫力の一席に。

 中入りを挟んでふたりで対談。クリスマス・イヴの話や、この日のそれぞれのネタの話など。あっと云う間にお時間に。


 なかなか充実の 2 時間でした。それぞれの高座もさることながら、トークでのそれぞれのネタにまつわる裏話が興味深かったです。

 次回は 1 月 30 日(火)、生喬さんが「植木屋娘」、こごろうさんが「かぜうどん」の予定です。

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コメント

正月は仕事なので、その前に本場で、ナマで、フレッシュでジューシィな上方落語を!と早くから計画していたのですが、前日になって今をときめく「ノロ・ウィルス」に。旅費も無駄になってしまいました。しかし、もしや、とこちらを覗いたら、まんまと私の行きたかった会(24,25日)(←あれ?X'mas…)のレポが。あら、うれしや。うれ~し~や~な~。「吉朝展」は三回忌記念をあてにして我慢します。お目当ての会のチケットも、そう焦らなくても取れそうですね。当日に申し込んだり、会場に早く行けばなんとかなりそうですね。楽しみは先送りで、それまではこちらのレポで楽しませて戴きます。ぺこり。

投稿: たけ(北海道在住) | 2006.12.26 17:37

>> たけ(北海道在住) さん
なんともタイミング悪かったようですね。
お大事に。
こちらの落語会は、よっぽどのことでもないかぎり当日でも入れると思います。
ただ、米朝師匠と福笑さんの出られる会は人気が高いんでご注意を。
吉朝展は残念でしたが、また機会があれば関西密航を試みてください。

投稿: わさび | 2006.12.26 23:53

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