« 田辺寄席 | トップページ | EVANESCENCE - Japan Tour 2007 »

たまの出没!ラクゲリラ さよなら茶臼山

2007/1/22 @茶臼山舞台

  • 笑福亭 たま 《ごあいさつ》
  • 旭堂 南青 「大塩、出世の裁き」
  • 笑福亭 たま 「Myselves」 (作:たまよね)
    ―― 中入り ――
  • 桂 こごろう 「花筏」
  • 笑福亭 たま 「子は鎹」

※ その 1


 たまさん自身の人気はもちろんですが、ゲストにラクゴリラのメンバーを迎えた会と云うことで、ちょっと早めに行ったつもりでしたが、すでに数名が列ばれてました。開演後にも続々と詰めかけ、最終的には 50 人近くに。
 通し券はサイン入りミニ色紙なんですが、予想以上に通し券のお客さんが多かったようで、あわてて追加のミニ色紙に一生懸命サインされてました。


 まずはたまがごあいさつ。茶臼山舞台の思い出をちょこっと話してから、繁昌亭昼席でいっしょだった花丸の家族ははおもしろいって話。これで次回の宣伝に。

 上方講談師のなかの好男子、南青は大塩平八郎の誕生日に「大塩、出世の裁き」を張り扇で威勢良く。子どもの頃の盗っ人とのエピソードなど、おもしろいところを抜き読み。あいかわらず口跡が良く、聴きやすい。そろそろ色がほしいと思うのは贅沢か?

 たまの 1 席目は『たまよね』生まれの「Myselves」。20 歳のニートの男のもとに、30 歳の自分、40 歳の自分、‥‥があらわれる噺。以前よりクスグリがかなり増えており、おもしろさも倍増。
 某所での会でこの噺を掛けたところ、まったくウケなかったとか。好きずきもあろうが、これで笑えなければ客の方が悪かろう。

 中入りを挟んで、こごろうが「花筏」をたっぷり。
 手当の二分に目がくらんだ提灯屋の徳、大関の花筏に扮して色紙に手形を押し、「休んだっていいじゃないか 人間だもの」と相田みつをチックな名文句を添える。その後の色紙ネタも秀逸。脇役ながら、やたらテンションの高い客とやたら冷めた客とのやり取りもたのしい。たまの「Myselves」の一場面を引用したクスグリをアドリブで入れてくるあたりはさすが。
 不要な部分をそぎ落とし、ここぞと云うところを膨らませ、ガッチリこごろう落語に。

 たまの 2 席目は「子は鎹」。以前よりもさらに構成が整理され、ストーリーの流れは自然に。ちょいちょい噛むのは気になったが、亀ちゃんを始めとして登場人物の表情が豊かで、とくに鰻屋での夫婦の目配せはなかなかの雰囲気に。


 満員のお客さんがええ雰囲気で、高座の出来も良く、とくに「Myselves」の進化は目を見はるものがありました。ゲストのこごろうさんも汗だくの熱演で、南青さんも心地良く、大満足の 2 時間でした。

 次回《ラクゲリラ その 2》は 1 月 24 日(水)、ゲストは花丸さんと佐ん吉さんです。

らくごの玉手箱

|

« 田辺寄席 | トップページ | EVANESCENCE - Japan Tour 2007 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: たまの出没!ラクゲリラ さよなら茶臼山:

« 田辺寄席 | トップページ | EVANESCENCE - Japan Tour 2007 »