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旭荘の会 あの頃みんな若かった

2007/2/7 @天満天神繁昌亭

  • 桂 佐ん吉 「つる」
  • 桂 枝三郎 「七度狐」
  • 桂 雀松 「片棒」
  • 桂 千朝 「一文笛」
    ―― 中入り ――
  • 桂 米八 《曲独楽》
  • 笑福亭 仁福 「高津の富」


 直前まで行くかどうか迷ってたんですが、千朝さんと雀松さんはおそらく繁昌亭初登場だろうと云うことで、その勇姿を拝みに前売りを手配しました。
 京橋のアパート・旭荘にゆかりの噺家が寄っての会です。入りがまったく読めなかったんですが、8 割ほどの入りに。いつもとはまた違った客層だったのは、雀松ファンが多数詰めかけてたのかも。


 開口一番の佐ん吉はもちろん旭荘関係者にあらず。いつもの占いや似てる芸能人のマクラから「つる」を。きっちりと、トントントンとテンポ良く。

 つづく枝三郎を観るのはおそらく初めて。なんとも云えない独特のまったりした語り口でマクラからたのしい。茶髪の長髪は 5 歳の息子のリクエストで速水もこみちを意識したものだそうだが、どうも姉歯に似てきたと。
 「七度狐」は「煮売屋」のくだりから。人物の演じ分けも明確で雰囲気たっぷり。時間調整か、尼寺でのべちょたれ雑炊はカット。旭荘時代はよく先輩にダメ出しされたそうで、楽屋と時間を気にしながらの高座だったのかも。

 雀松の登場に客席から「待ってました!」の声がかかる。マクラで酔客からツッコまれるも、やんわりかわす。
 松阪投手の 60 億円を詳細に分析し、高齢化社会に触れてから、自分の死後の金の行く末が気になる「片棒」へ。どんな葬儀をするかを父親が訊ねると、長男は父親の銅像を建てて知り得るかぎりの宗教を呼び、次男はお祭り騒ぎで遺体を踊らせ長刀鉾の上に父親のからくり人形を載せて大阪中を練り歩き。丁寧な口調で云うことに漢字が多い三男も、よくよく聞けば無茶なことを。ここらの悪ノリ具合が抜群。

 旭荘の住人ではなかったが、よく遊びに行っていた準レギュラーの千朝は、旭堂南学(現・南左衛門)の話題など。
 捕まった泥棒がよく口にする「遊ぶ金がほしかった」に千朝らしいツッコミを入れてから「一文笛」をたっぷりと。が、睡眠不足でウトウト‥‥。酔客もウトウト‥‥。

 中入りを挟んで、米八の曲独楽は時間的余裕があってか、いつもの芸に加えて、一尺四方くらいの板の上に並べた 5 個の独楽をひとつずつ回すと云う芸を。独楽にそれぞれ、米朝、ざこば、南光、小米朝、すずめ、と名前を付けて、なかなかたのしい。

 トリの仁福は自虐的マクラ。うだうだとなかなか噺に入らず、「高津の富」を「(ネタ)出さんといたら良かった」。
 その「高津の富」は、‥‥荒いなぁ。まぁそこが仁福の味とも云えるわけで。


 同窓会とも云える会でしたが、「古典落語をたっぷり」って感じが良かったです。文太さんからも出演の打診があったそうで、第 2 回、第 3 回、‥‥と続けてほしいです。
 それにしても、酔っ払いには参りました。寄席と云う形態上、泥酔してなければ入れることになるんでしょうけど、ここらは判断が難しいでしょうね。今回は千朝さん以降はスヤスヤ寝入ってたんで被害は少なくて済みましたが。

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