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出没!ラクゴリラ

2007/2/20 @ワッハ上方レッスンルーム

  • 笑福亭 呂竹 「動物園」
  • 笑福亭 生喬 「手水廻し」
  • 桂 こごろう 「へっつい幽霊」
    ―― 中入り ――
  • 林家 花丸 「鷺とり」
  • 桂 つく枝 「悋気の独楽」

※ 第 66 回


 出張先からワッハの 7F へ直行。案外早く着いて、まだ出演のみなさんがチラシの挟み込みをされてました。整理券をもらって、下のジュンク堂書店で時間つぶし。
 今回は意外に客足が延びないなぁと思ってたんですが、最終的には 80 人くらいは入ってたと思います。


 開口一番の呂竹はマクラに、とある会で舞台番をしたときの話。月亭八方が着物を忘れたんで自分のを貸すと、舞台番でチラッと出る自分自身より八方に着られて出たガワ(着物)の方が活躍した、と。そこから「ガワが活躍すると云う噺を‥‥」と「動物園」へ。
 ネタの方はスタンダードできっちり。

 つづく生喬は金糸を織り込んだ着物で登場。方言や符丁の話をマクラに「手水廻し」を。派手さはないが、こまかい表情やセリフに工夫が。田舎の宿屋の亭主と板前が大阪の宿屋へ赴き、出てきた手水を見て亭主が「朝、こんなもん出されたら、顔でも洗ろたらええのんかいなと思うわ」には爆笑。

 中トリは「動物園」のオーソリティ、こごろう。呂竹の高座にヤキモキし、「俺が演る!」と云う気になったそう。そんなこごろうも、最初は米朝に叱責されたとか。
 「へっつい幽霊」はこごろうらしいキャラクター付けでたのしい雰囲気に。とくに熊五郎と佐久次郎、幽霊のやり取りがメリハリがあってええ感じ。

 中入りをはさんで、花丸は《人情》と《落語》で大学を卒業できた話をマクラに「鷺とり」。こちらも花丸流にアレンジされ、鳥の取り方を考える男のバカさ加減が増量。天王寺の変を確かめに向かう連中のにわかも花丸オリジナルだが、こちらは考えすぎでややスベリの完成度 24 パーセント。
 五重塔から飛び降りた男に、「隠し芸大会のトリ取りなはれ」「トリ取ったらろくなことない」でサゲ。従来の「ひとり助かって 5 人死んだ」より良い印象だが、終盤の流れにもう少し整理が必要かも。

 トリのつく枝は師匠・桂文枝の思い出をマクラに、当時の自分を重ねながらの「悋気の独楽」。この噺はつく枝で何度か観てるが、丁稚の定吉のかわいらしさとの対比で、女中のお竹がさらに強烈に。


 ここ何回かの『ラクゴリラ』と比べると、やや盛り上がりが弱いようにも思いましたが、4 人それぞれの工夫はいつもながら。内容の濃い会でした。

 次回は 4 月 12 日(木)の予定です。

出没!ラクゴリラ

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