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福楽の底力

2007/3/25 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 笑福亭 松五 「大安売」
  • 桂 福楽 「道具屋」
  • 桂 坊枝 「天王寺詣り」
  • 桂 福楽 「鹿政談」

※ Vol. 8


 安養寺から JR で難波へ移動。お客さんは 30 人ちょいでなかなかの入り。安養寺からのハシゴの方もチラホラ。
 仮チラシでは笑福亭岐代松さんがゲストと云うことでしたが、足を骨折して入院されてるそうで、坊枝さんが代演。


 松五はマクラでしどろもどろに。まだまだ高座慣れしていないか。ネタの「大安売」は、こちらは安心して聴いてられるほど安定。きっちりと。

 代演ゲストの坊枝は「がまの油」を演ろうと来場するも、福楽から「御彼岸やし、「天王寺詣り」でもいいよ」と暗にプレッシャーを掛けられ、ネタの選択を観客の挙手にゆだねて(ネタ選択の責任を観客に転嫁して)「天王寺詣り」に。急遽予定変更ながら、メリハリもあってトントントンと小気味良く。

 福楽の 1 席目は「道具屋」。前座ネタゆえ大胆な遊びを期待するも、案外オーソドックスに。道具屋をやることになった男のとぼけた具合が福楽らしい。掛け軸の《コイの滝のぼり》の絵を見て《そうめんを食うボラ》と間違える場面で「私もおかしいと思たんです。そうめん食べてるとこにしたら、どこにもおつゆが描いてない」には爆笑。
 2 席目は「鹿政談」。三都(江戸・大阪・京都)の名物を詠んだ歌から、奈良の紹介へとつないで小咄をいろいろと、教科書どおりごくごくきっちりと。心地良く聴く。


 意外と云っては失礼かもしれませんが、福楽さんの独特なゆるさをともなった普通な高座 2 席を堪能。とくに「鹿政談」はひさしぶりにきっちり聴いた気がします。

 次回は 5 月 19 日(土)です。

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