林覚寺寄席
2007/3/11 @林覚寺
- 笑福亭 呂竹 「寄合酒」
- 月亭 遊方 「ゴーイング見合いウェイ」 (作:月亭遊方)
- 笑福亭 三喬 「相撲場風景」
―― 中入り ―― - 林家 染二 「夢の革財布」
- 笑福亭 仁智 「トクさんトメさん」 (作:笑福亭仁智)
※ 第 10 回
携帯電話のナビに案内されて、近鉄「針中野」駅から徒歩 10 分ほどで林覚寺へ。到着時にはもう開場してました。近所のおなじみさんに加えて落語マニアが大挙して押しかけた格好で、ざっと 70 人の大入り満員。
開口一番は会場にベスト・マッチの風貌の呂竹。「寄合酒」をきっちりと。
つづく遊方は世話焼きの母親の話をマクラに、遊方曰く《見合いババア》が活躍(?)する「ゴーイング見合いウェイ」。探偵じみた調査と拡大解釈で捏造スレスレの釣書を勝手に作成してしまう掃除のおばちゃん。後半の豹変ぶりがおもろ過ぎ。マクラから笑い多く、良くウケる。
中トリの三喬はマクラ代わりに相撲の豆知識。そっから入った「相撲場風景」は三喬らしいセリフや演出がそこかしこに。とにかくたのしくおもしろく。
中入りを挟んで、染二はネタ下ろしの「夢の革財布」をきっちりと。
トリの仁智はレギュラーか? 10 年前と比べて差し入れが変わったってな話から健康の話へとマクラをつないで、老人病院が舞台の「トクさんトメさん」。おばあちゃんのトクさんとトメさんの会話。無茶な遺言状に爆笑。
ネタも演者もバラエティに富んでて、充実したええ番組でした。年 1 回開催されてるそうで、通常は噺家さんは 4 人のところを、今回は 10 回を記念してひとり増やされたようです。これで 1,000 円はお得な会です。
それにしても、くしゃみや咳なんかの生理現象はともかく、チラシをガサゴソ、カメラをパシャパシャ、なんとかならんもんですかね。そないに出演者と演目が気になるんでしょうか? デジタル・カメラなら設定で動作音を消せるんと違います? 自分自身はたのしいんでしょうけど、まわりの者を不快にさせてはいかんでしょう。
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