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南湖だんご 旭堂南湖話術研究会

2007/3/9 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 旭堂 南湖 『赤穂義士伝』 其の一 「殿中刃傷」
  • 旭堂 南湖 『難波戦記』より「荒大名の茶の湯」

※ 第 34 回


  今回からゲストを呼ばずに(呼べずに?)『赤穂義士伝』の続き読み。『赤穂義士銘々伝』(四十七士それぞれの話)や『赤穂義士外伝』(四十七士以外の話)はよく演られるが、本伝の『赤穂義士伝』はほとんど演られないそうです。
 入りは 8 人。薄い入りで、今後がチと心配。


 名古屋の大須演芸場に出演したときの話をマクラに、本伝、銘々伝、外伝の概説からいよいよ本伝へ。
 浅野内匠頭と吉良上野介との間に、いかにして遺恨が積み重ねられ、殿中松の廊下での刃傷に至ったかを、ふたりの出会いから語る。浅野と同様に吉良への遺恨を胸に秘め、吉良を斬りつけようと決意して登城した亀井能登守を救った亀井家の家老・多胡外記のエピソードを語り、次はいよいよ浅野の番‥‥と云うところで次回へ。
 初演と云うこともあってか、いつもと違ってややかための語り口。それでも淀みない語りが心地良く、南湖独特の表現もあってわかりやすい。

 90 分を予定していた本伝が 60 分程度で終わったため、本伝中で軽く触れた「荒大名の茶の湯」をボーナス・トラックに。徳川家康が関ヶ原の合戦で勝利できたその真相が、とあるお茶席にあった‥‥と云う話。
 徳川家康の重臣・本多佐渡守が細川越中守、加藤清正、福島正則をはじめとする 7 人の武将を根回しのためにお茶席へ招待する。細川越中守以外は茶道に暗く、てんやわんやのお茶会に。加藤清正のバカ正直さと福島正則のひねくれっぷりがたのしい。


 続き読みのスタートとしてはなかなかでした。ついて行けなくなるとつらいので、今回のように本伝+もう 1 本って構成は初心者に優しいと思います。あるいはマクラをたっぷり語ってもらうのも良いかも。

 次回は 5 月 11 日(金)、本伝より「蛙の遺恨」です。

正直南湖

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