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平成紅梅亭

2007/3/15 @よみうりテレビ

  • 笑福亭 由瓶 「強情灸」
  • 桂 吉弥 「親子酒」
  • 笑福亭 三喬 「転宅」
  • 笑福亭 鶴光 「木津の勘助」
    ―― 中入り ――
  • 大木 こだま・ひびき 《漫才》
  • 桂 雀々 「くっしゃみ講釈」

※ 第六十八回


 もともとこの日は『元祖大阪名物 あほの会』に行こうと思ってたんですが、好番組がタダで観られるとあって、窮屈覚悟で『平成紅梅亭』へ、当選ハガキをゲットされた某 C さんにくっついて入場。しかも整理券確保に早くから列んでいただいて、至れり尽くせりです。感謝々々。
 当然ですが、補助椅子も出て満員。


 トップの由瓶は、自分はテレビに出られないだの、お客さんの方がテレビに出てるかどうかチェックしてたのしめるだの、テレビ出演に固執した自虐ネタでわらわせる。
 「強情灸」は、とにかくお灸に火が下りてきたときの顔芸で笑わせる。

 吉弥は番組内での前座ながら貫禄さえ漂う余裕。十八番と云って良い「親子酒」は、酔っ払いが秀逸。ただ、テレビ収録を意識してか、以前観たときよりも弾けきれてない場面も。それでも安定感があって良い高座。

 三喬はマクラの「こんな人は愛人になってはいけない五箇条」で笑わせ、得意の泥棒ネタで「転宅」。いまどきのクスグリがそこかしこに入るのも三喬らしく、ちょっとヌけたような泥棒も三喬らしい。泥棒が忍び込んだ家で、お膳のご馳走を口にしながらのあれこれがたのしい。

 中トリの鶴光は講談ネタで「木津の勘助」。語り中心になりそうなところを、鶴光ならではの下ネタ&クスグリを随所に挟み込み、メリハリがあってなかなか。

 中入りを挟んで、色物に大木こだま・ひびきの漫才。こだまは「トリの前で目立ったらあかん」を連発するが、話があっちこっちへ飛んでゆく定番ネタでいやが上にも爆笑に。「チッチキチー」や「往生しまっせ」の定番ギャグもさることながら、余裕のある時間枠でこだまの表情とひびきのリアクションがいつも以上にたのしい。

 芸歴 30 周年で初めて紅梅亭のトリをつとめる雀々は、楽屋の名札が「桂 省々 様」となっていてガックリ。それにもめげず「ほたらなにかい‥‥」と、枝雀スタイルで始まる「くっしゃみ講釈」を汗だくで熱演。胡椒の粉を思い出すのぞきからくりの場面もおもしろかったが、目の前で唐辛子の粉をくすべられた後藤一山がくしゃみを我慢するのに鼻歌で自分をごまかそうとするのがなんともおかしくて。


 ええポジションで観られたんでそれほど窮屈感もなく、たっぷりたのしませていただきました。ダーク・マッチの由瓶さんも含めて、番組の構成・流れが良かったと思います。
 とくに省々さん‥‥やなくて雀々さんは、十八番を控えて気合い十分と云う感じで、そっちの方も期待できそうです。

平成紅梅亭

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