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らくご道 笑福亭生喬と桂こごろうの落語会

2007/3/13 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 笑福亭 生寿 「平林」
  • 桂 こごろう 「くやみ」
  • 笑福亭 生喬 「佐々木裁き」
    ―― 中入り ――
  • 生喬、こごろう 《対談:夕焼け日記》


 ひさしぶりな感じの『らくご道』は 30 人ちょいとええ感じの入り。この会は大きな入りの変動がなく、いつもこんな感じですね。


 いつもは生喬かこごろうがごあいさつするところを、今回から生喬の弟子の生寿が開口一番に。「平林」を付けてもらった通りきっちりと。序盤にやや硬さが見られるも、町々の人々の演じ分けも明瞭で好感の持てる高座。

 こごろうは結婚披露宴の司会での失敗談をマクラに、悔やみ顔のサンプルからそのまま「くやみ」へ。お通夜の受付なのに、なんともあかるい雰囲気なんがこごろうらしい。登場人物がいきいきとしていてたのしく、最後のノロケ男も強烈。

 生喬はマクラで、B1 角座での出番の話から、ラジオ CM の収録現場でスタッフにほめられてホクホクになった話。この CM はコンペに出されるもので、1 回しか流されないそうなんで、聴く機会はなさそう。
 「佐々木裁き」は生喬の解題で、町人に扮した佐々木信濃守が子どもたちの御奉行事に出会う‥‥と云う演出。後半の御白州での信濃守の貫禄はさすが。

 中入りを挟んで、対談コーナー。
 こごろうの「くやみ」を桂枝雀が「赤面しました」と評したそう。その当時は弾けまくってたそうで、今回はその当時に比べれば抑え気味だったそう。
 生喬は「佐々木裁き」で「いくら子どもとは云え、侍を棒で追うなんてことはあり得ない」との考えから、信濃守が町人に扮して視察していると云う設定にしたが、そのあとの場面で矛盾が生じ、それを直そうとするとさらに無理が出てくる‥‥と云うジレンマに。ここでこごろうの「棒で追わなんだらええんちゃうん?」のひと言で、生喬開眼。
 さらにこごろうの「手水廻し」の不思議など、落語のなかのあり得ない部分についてあれこれ。なかなかに興味深く、ふたりが常に落語に向き合ってることを実感。


 落語もさることながら、今回も充実の対談でした。生喬さんの「佐々木裁き」はリニューアルされるようで、スッキリするであろう次回に期待できそうです。

 次回は 4 月 19 日(木)です。

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