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オーク弁天寄席

2007/4/22 @オークホール

【150 回記念スペシャル】

  • 旭堂 花鱗 『太閤記』より「太閤の風流」
  • 笑福亭 學光 「手水廻し」
  • 川上 じゅん 《腹話術》
  • 旭堂 南鱗 『紀伊国屋文左衛門』より「貧乏業平」
  • 桂 春團治 「野崎詣り」

※ 第 150 回


 先の『らくご道』で招待券をいただきまして、行って参りました。『オーク弁天寄席』は初参戦です。
 普段は毎月第 4 水曜日に ORC200 の 7 階の弁天町市民学習センターで開催されてますが、今回は【150 回記念スペシャル】と題し、会場を 6 階のオークホールに移しての拡大版。客席も 120 席から 250 席に倍増し、春團治師匠をゲストに迎えて、これでも無料ですからおどろき!
 またまたのんびりしてて、到着したのは開演 15 分前。もう後方 2 列ほどしか空いてませんでした。椅子が追加されるほどの大入り満員です。
 しっかりした高座が組まれていますが、高座自体がやや低く、会場がフラットですから、後方からでは観づらい。あと 30 cm 高ければ‥‥と思います。


 まずは花鱗。高座は初めて観るが、アニメ声の脱力系キャラ。ゆるゆるぅ~っと「太閤の風流」を。太閤秀吉がムリヤリ歌を詠まされて恥をかかされる‥‥って話だが、古典講談なのになんとも独特の空気感。会場の雰囲気は「孫の芸を応援する祖父母」って感じ。

 學光は、噺家になるために徳島から大阪へ出てきて受けたカルチャー・ショックを中心に、いろいろとマクラをたっぷり。
 「手水廻し」は、ちょこっと独自のクスグリも入るが、概ね基本どおりきっちり丁寧に。もうちょっとメリハリがほしい気も。

 川上じゅんの腹話術は 2 度目。ホワイト・ボードのネタは進化。持ち時間が長めだったんでネタを詰め込んだ感じだったが、ネタ数を減らしてそれぞれをたっぷりやった方がよりたのしめたかも。

 南鱗は会への思いを簡単に語ったのち、以前にも聴いた「貧乏業平」を。若き日の紀伊国屋文左衛門と、そこへ道具を仕入れにくる古道具屋との話。しくじるのがわかってるのにあらがえない道具屋がなんともおかしい。

 トリの春團治には万雷の拍手。季節ネタの「野崎詣り」の出来はもとより、こまかいクスグリにも観客の反応が良い。三代目の至芸をタダで観られるしあわせ。


 なかなかの好番組で、とくに南鱗さんから春團治師匠への流れはすばらしかったと思います。講談と落語の美味しいところをたっぷり堪能しました。これでタダですから、内容に文句は云えませんね。
 ただ、スタッフの慇懃無礼さには閉口しました。観る側としたら、自分が観やすい位置から観たいもんです。それを「前へ詰めてください」の一点張り。あまりに強硬なんで帰ろうかと思いましたが、春團治師匠の高座を思うと、帰るのを思いとどまって良かったです。

 次回は 5 月 23 日(水)の予定です。

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