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文楽 4 月公演

2007/4/29 @国立文楽劇場

  • 玉藻前曦袂たまものまえあさひのたもと
    • 清水寺の段
    • 道春館の段
  • 心中宵庚申しんじゅうよいごうしん
    • 上田村の段
    • 八百屋の段
    • 道行思ひの短夜


 なんだか GUNS N' ROSES 来日公演延期で 4 月のスケジュールがグダグダになり、文楽鑑賞が月末に集中してしまいました。
 まずは第 1 部。日曜日ですが、昼公演ですし、祝日前と云うこともあってか、いっぱいの入り。座席の予約にもかなり思案させられました。

 『玉藻前曦袂』は「実は‥‥親子でした」みたいな話。この手の話はストーリーをしっかり飲み込めてないと「?」で終わってしまうんですが、それよりなにより、睡眠不足で睡魔が‥‥。
 初花姫と桂姫の赤い着物があでやか。後半の白装束は、いずれかが殺されると云う悲壮感を漂わせ、なのにそれを双六で決めようと云うほのぼのとした情景との対比がまた悲しい。このふたりの衣装が印象的でした。

 『心中宵庚申』は、期待の心中物。姑の嫁いびりがえげつない。それでも親を立てる半兵衛と、それに付き従うお千代。とうとう意を決して心中‥‥と、現代では考えられないような結論。ただ、八百屋の養子になったとは云え、元々は武士の子であった半兵衛が《家》を第一義に考えてしまうと云うのも、やむを得ない時代だったのかと思わされます。
 「道行」は、やはり悲壮感が漂う。いつの時代でも死ぬことが賞賛されることはないと思いますが、死ぬしかなかったふたりの思いが伝わってくるようです。

 第 1 部の演目では『心中宵庚申』の方に期待してたんですが、やっぱり心中物が合ってるような気がしました。とくにラストの緊張感がなんとも云えない独特の空気に包まれて。それでも睡魔との闘いはあったんですけど。

 終演後、向かいの CoCo 壱番屋で腹ごしらえして繁昌亭へ。

国立文楽劇場

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