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桂福團治・福楽 親子会

2007/4/25 @B1 角座

  • 桂 福丸 「天狗裁き」
  • 桂 福楽 「寝床」
    ―― 中入り ――
  • 桂 朝太郎 《マジカル落語》
  • 桂 福團治 「百年目」


 出遅れるわ雨は降ってくるわ、おかげで席は埋まってるわ。初 B1 角座ですが、なんとも横長と云うか、奥行きのない会場ですね。座席の間隔も繁昌亭並みに狭いです。120 席くらいですが、ほぼ満席。客層は‥‥よくわかりません。知った方は 2 名でした。
 福團治さんと福楽さんによる、初の親子会です。


 開口一番の福丸は福團治の新しい弟子。京大卒業後に吉本興業の NSC に入ったと云う異色の経歴の持ち主。パッと見ぃはシュッとしてるけど地味目な男。まだ表情がカタいからかも。
 挨拶から「夢の噺を‥‥」と「天狗裁き」へ。カタさは感じられるも落ち着いており、丁寧で演技・演出も的確。今後がたのしみ。

 つづく福楽は軽い躁状態に入ってるのか、いつになくテンションが高い。定番の浄瑠璃での笑い方から「寝床」へ。
 登場する人物同士の会話が事細かで、会話の積み重ねで噺の背景・世界観を紡ぎ出すよう。たっぷりと、それでいて重くなく。

 中入りを挟んで、朝太郎の手品。ティッシュを使った定番ネタが中心ながら、「こんなん嫌い?」がたのしい。最後にバルーン・アートで犬と小鳥を作って交代。

 福團治はトリでも自虐的。扇子を杖代わりにゆるゆると「百年目」へ。
 このネタはどうしても吉朝のと比べてしまうが、細部まで手の届いた吉朝に対し、前半は番頭の、後半は旦那の貫禄でグイグイ引っ張る福團治、と云った印象。酔った番頭の遊び方は豪快で、旦那の「使い負けはしてないと思たが‥‥」に説得力が。こちらはたっぷり重厚に。


 2 時間チョイながら、たっぷりの会でした。福團治さんも福楽さんもそれぞれたっぷりで、それぞれの持ち味が出た良い高座だったと思います。
 福團治さんはまだ 2 度ほどしか観てませんので、機会を見つけてまた観たいと思います。とくに軽めの噺がどんな感じになるのかチェックしたいですね。

 初物尽くしで寿命が延びたかも。この親子会、また開いてほしいです。

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