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TORII 寄席

2007/4/1 @TORII HALL

【桜花絢爛 華やぐ高座 卯月吉例 林家一門会】

  • 林家 笑丸 「松山鏡」
  • 林家 染左 「看板の一」
  • 林家 花丸 「あくびの稽古」
    ―― 中入り ――
  • 豊来家 一輝 《太神楽》
  • 林家 染二 「質屋芝居」
  • 林家 染丸 「猿後家」

※ 第 153 回


 朝からチケット確保に奔走し、ぼちぼちと TORII HALL へ。
 日曜と云うこともあって早くから来られてる方が多く、入場は真ん中ぐらい。100 人くらいは入ってたんじゃないでしょうか。


 開口一番の笑丸は、たっぷりのマクラから短い「松山鏡」へ。初めて鏡を見た村人のリアクションが超大げさで笑丸パワー炸裂。

 つづく染左もマクラたっぷり。「看板の一」は、元博徒の隠居が貫禄十分で雰囲気があり、登場人物のそれぞれが活き活きとしてええ感じ。後半もおもしろく、秀逸の一席。

 花丸はお得意の「あくびの稽古」を。「次は~大国町~」「歴史を変えるな」「ガオー!」等々、花丸流のクスグリがたのしい。売りゃせん家で微笑流のあくびは由緒正しいおかしみが。観るたびに整理されてきていて、今回もヴァージョン・アップされてた感じ。

 中入りを挟んで、一輝の太神楽。狭い TORII の舞台で、傘や鞠を使った曲芸。とくに、口にくわえたバチの上に土瓶を載せる芸はお見事。これが成功率 99 %を超えてくれば、これだけで金が取れる超一流の芸人となるだろう。今後の精進に期待したい。

 なにやら紙袋を持って出てきた染二。この日の舞台番が染二の見習い弟子で、この場で正式入門を許可すると云う。観客からの万雷の拍手のなか登場した見習いに、「央二おうじ」と命名。紙袋から取り出した、入門許可を記した色紙を手渡すも、央二本人は突然のことでしどろもどろ。染二は「皆様方は一生、彼を応援する義務があります」。稽古が進めば月末の『染二 + ONE』で初舞台となるそう。
 ネタは「質屋芝居」をにぎやかに。クサ過ぎる芝居で、丁稚や番頭の素人っぽさが出て、ええ感じに。

 染丸は湯飲みを用意させていたが、のどの調子が悪かったのかも。それでも「猿後家」をたっぷり。幇間の太兵衛の中身のない軽さがなかなか。


 出演者それぞれに味があって、色物も入って、寄席の雰囲気ながら落語に力点を置いた、かなり満足度の高い充実した会でした。央二さんの正式入門と云うサプライズもあり、会場にただよう《陽》の雰囲気が良かったと思います。
 央二さんへの期待も込めて、帰りに『染二 + ONE』のチケットを購入。しっかり稽古に励んでいただきたいと思います。

TORII HALL

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