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千朝落語を聴く会

2007/5/19 @太融寺本坊

  • 桂 さん都 「みかん屋」
  • 桂 千朝 「住吉駕籠」
  • 桂 こごろう 「書割盗人」
  • 桂 千朝 「肝つぶし」

※ 第 42 回


 ギリギリに起きたもんで、直前まで行くか行こまいか逡巡してたんですが、一念発起して出発。(んな、たいそうな)
 太融寺の本坊が建て替えられてから初めて行ったんですが、かなりきれいなホールに生まれ変わってます。靴のまま会場へは入れますし、エレベーターも完備。椅子席で、高座も 1.5 m くらいあります。落語会のために作られたような設備です。
 客入りは 100 人くらいでしょうか。詰めれば 200 人は入りそうな会場です。


 開口一番のさん都のマクラは、おなじみの教育関係者向けの会でのエピソード。これもかなり繰られてて、笑い所が増えてる。演し物の「みかん屋」は手慣れたもの。安心して観ていられる。

 千朝の間に出たこごろうは、つもり貯金の話から、人は金がなくてもないなりに工夫するって話へつないで「書割盗人」へ。壁紙に絵を描いてもらおうと云う男もさることながら、絵を描く男も調子にノってきて、遠近法やなんじゃとたのしみながら。観てるこっちまでたのしい雰囲気に。盗人が入ってのつもり合戦も、「ひょいーっと、かわしたつもり!」やのにきっちりかわして、「逃げるつもり!」やのにきっちり逃げてるのがなにげにおもろい。

 千朝の 1 席目は、定番のリニアモーターカーのマクラから「住吉駕籠」。茶店の店主の啖呵はもうちょっと勢いがほしいところ。しかし、中盤の酔っ払いはなかなかで、千朝独特の変な動きで酔っ払いの酩酊度が上昇。
 2 席目は軽いマクラから「肝つぶし」。恋わずらいの吉松のふせり具合はやや弱いが、千朝自身の引き具合が思いつめた噺の雰囲気にハマってる感じ。もうちょっとクサくても良いかも。


 2 時間弱でしたが、千朝さんはきっちり、こごろうさんとさん都さんはにぎやかに、全体としてたっぷりと云う印象の会でした。
 この新本坊、天井がドーム状で高いせいか、高座が高めに設定されてるためか、声が上へ抜けてしまって聴き取りづらい感じがしました。ここらは慣れの問題ですかね。

 次回は 6 月 30 日(土)の予定です。

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