« 染丸ワイワイ一座 | トップページ | 文太の会 in 高津の富亭 文太の「贋作あれこれ」 »

ゴールデン落語会 (三日目)

2007/5/5 @雀のおやど

  • 桂 吉の丞 「米揚げ笊」
  • 笑福亭 三喬 「借家怪談」
  • 桂 雀三郎 「親子酒」
  • 笑福亭 福笑 「宿屋ばばぁ」 (作:笑福亭福笑)


 ひさびさの雀のおやど、『ゴールデン落語会』最終日は満員御礼。この日は好番組で、会場まで来たのに入れなかったお客さんもおられたようです。


 開口一番の吉の丞は「米揚げ笊」を。ややクサさが気になるも、元気に口跡良く。笊屋の指導で尻からげする場面はあいかわらずおかしい。
 以前は切っていたサゲも、しくじる部分を上手く端折って「品物が違います」のサゲへ。スッキリ観終えられる改訂に好感。

 落語マニアが集った会と云うことでか、三喬もいつもと違ってリラックスした雰囲気で「借家怪談」へ。前半で怪談話をする源兵衛もおもしろいが、後半に出てくる河内弁のおっさんが秀逸。笑いの度合いが 2 段階、確実にステップ・アップ。

 雀三郎は酒飲みに対する持論を展開し、酒飲み小咄から「親子酒」へ。酔っ払った父親の醜態を、座布団から崩れ落ちての熱演。息子の方は、酔っ払いつつも理屈っぽくなってておかしい。とにかく酔態が派手で、サゲに説得力あり。

 トリの福笑に鳴り止まない拍手。観客の期待感がうかがえる。いつもの「世の中大変」なマクラから、細長い会場に「よく『おまえは上下がない』云われますが、ここは上下のうてええ」とのコメント。納得。
 演し物は「宿屋ばばぁ」を。山深い温泉宿へ行く噺。初めて観たが、とにかく宿屋の女将(ばばぁ)の動きが不気味すぎてインパクト強烈。一見の価値あり。


 時間は 100 分くらいと短めでしたが、吉の丞さんから福笑さんまで、とにかく濃厚。好番組で納得の会でした。

 今回、事前の問い合わせがかなり多かったそうで、問い合わせの電話を急遽、予約と云うことにしたそうです。もちろんチラシにはなにも記載されてませんでしたし、勝手を知ってる方は問い合わせることもないでしょう。そんなわけで、問い合わせていれば開場までに来れば入れるのに、それより早く来てても問い合わせなかったために入れなかった方もおられました。
 こう云う不公平感の出る変更は、極力すべきではないと思います。私は直前にこのことを知って、あわてて電話したんで事なきを得ましたが、なんとも理不尽でもやもやした感情が残りました。落語会へ行くのにこんだけ神経をすり減らされるのも、ちょっとどうかと思います。

|

« 染丸ワイワイ一座 | トップページ | 文太の会 in 高津の富亭 文太の「贋作あれこれ」 »

コメント

わさびさん、こんにちは♪
同じ落語会に行ってたんですね。
お客さんの会話情報によると
1番のりの人は4時から並んでいたそうです。
三喬さんがされた噺がわからなかったのですが
「借家怪談」というのですね。
‘鳳啓助’には大笑いしてしまいました♪

投稿: ゴマちゃん | 2007.05.10 09:11

>> ゴマちゃん
先頭の某 H さんは前日から 4 時入りをほのめかされてましたから、私もちょっと早めに行ってみました。
そしたらそれほど列んでなくて、えらい拍子抜けでした。:o)
三喬さんのアレンジはどれも個性的でおもしろいですね。
もし観たことなければ「花色木綿」をぜひ一度、お試しください。

投稿: わさび | 2007.05.10 10:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ゴールデン落語会 (三日目):

« 染丸ワイワイ一座 | トップページ | 文太の会 in 高津の富亭 文太の「贋作あれこれ」 »