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南湖だんご 旭堂南湖話術研究会

2007/5/11 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 旭堂 南湖 『赤穂義士伝』 其の二 「蛙の遺恨」
    ―― 中入り ――
  • 旭堂 南湖 『太閤記』より「長短槍試合」

※ 第 35 回


 私の場合、平日に難波へ出るときはバスを利用するんですが、ごくたまに大渋滞に巻き込まれるんで、ちょっと早めに出ることにしてます。
 きょうも早めに出発したんですが、バスはスムーズに運行して開場前に到着。誰も列んでません。開場後、チラシを何枚か読み、菓子パンで腹ごしらえし、トイレを済ませ、それでもひとり。ひょっとすると中止になるかも‥‥と思ってるところ、開演 10 分前にようやくひとり、開演 3 分前にさらにひとり、開演直前に最後のひとり、合計 4 人。前回から半減です。


 軽いマクラで客席の緊張感をほぐしてから『赤穂義士伝』へ。前回のあらすじ、元禄十二年の亀井能登守の吉良上野介との遺恨から、元禄十三年の岡部美濃守と吉良上野介との遺恨と、賄賂強要とそれにまつわるいやがらせで強欲な吉良上野介の底意地の悪さがますます増幅。岡部美濃守が吉良上野介に折檻を加えるもますます増長し、いよいよ元禄十四年の殿中松之大廊下での刃傷へ。‥‥と云うところまで。
 今回も 60 分少々だったが、前回に比べて硬さの取れた語り口。あらすじだけで半分以上あったが、ここらは客入りを考えると仕方なかったかも。

 短い休憩を挟み、おまけで『太閤記』より「長短槍試合」を。織田信長の軍勢に槍が不足し、長い槍と短い槍のどちらを追加すべきか迷う。短い槍を推す上島主水と長い槍を推す木下藤吉郎にそれぞれ 50 人の兵を付け、3 日間の教練ののちに争わせ、有利な方を採用しようと云う。
 槍の使い方にたけた上島主水に対し、人の使い方にたけた木下藤吉郎の差が勝負の結果にあらわれる。極端な話だが、現代社会にも通じる教訓が含まれている。
 こちらはゴールデン・ウィークに東京で開催された『たま・南湖 二人会』でも掛けられていて、口跡良くトントンと。心地良い一席に。


 おまけもたっぷりで古典講談を堪能しました。『赤穂義士伝』は吉良の憎たらしさがどんどん膨らんで、刃傷への期待感が高まります。続き読み講談なんで、なかなか話が前へ進みませんが。
 それにしても、入りの悪さがもったいないです。

 7 月は『講談文月毎日亭』のためお休み。次回は 9 月 7 日(金)の予定です。いよいよ刃傷松之大廊下‥‥だと思います。

正直南湖

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