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『んなあほな』編集委員の落語会

2007/5/1 @天満天神繁昌亭

  • 桂 三弥 「僕たちヒローキッズ」 (作:桂三枝)
  • 林家 竹丸 「豊竹屋」
  • 笑福亭 三喬 「我が家のアルバム」
  • 桂 文福 「酔っ払い」
    ―― 中入り ――
  • 《『んなあほな』公開編集会議》
  • 桂 米平 「七度狐」
  • 桂 福楽 「代書」

※ 『んなあほな』第 9 号付き


 かなり気になるタイトルの会。出演者が上方落語協会誌『んなあほな』の編集委員で、メンバーも濃い。『んなあほな』最新号が付くってことなんですが、前売り 2,300 円って‥‥そのまま上乗せしてるやん!
 入りは 100 人くらいですかねぇ。一般客からしたら、ちょっと高いわりには出演者が弱かったかも。


 開口一番は初めて観る三弥は、師匠の桂三枝による新作「僕たちヒローキッズ」を。塾のハシゴで疲れてる子どもたちを描く。口跡良くサラリと聴かせる。

 竹丸は『んなあほな』の新コーナー「ヘビーなホビーで趣味まヘン?!」の話から、趣味つながりで「豊竹屋」へ。豊竹屋節右衛門の即席実況浄瑠璃がたのしい。ごくごく丁寧に。

 三喬は自身の家庭を赤裸々につづったマクラが独立した「我が家のアルバム」。誇張もあろうが、三喬ファミリーのおもしろエピソード満載。

 中トリに文福。駄洒落連発にやや引き気味の観客をよそに、相撲甚句をひと節。酒の小咄から入った「酔っ払い」は「上燗屋」の前半部分。駄洒落も含め、早口すぎて伝わらない場面多数。もったいない。

 中入りを挟んで、お待ちかね(?)の公開編集会議。出席したのは出番の 6 人に加え、笑福亭竹林、桂梅團治、露の團六、桂坊枝、さらにデザインを担当する(株)西木椿の渡辺氏。(月亭八天は欠席)
 坊枝の進行で、事前回収したアンケートをもとに編集委員がディスカッション。‥‥のはずが、みんな勝手気ままにしゃべって、しっちゃかめっちゃか。もっとも、ここらは想定の範囲内でおもろい。最後にそれぞれひと言のところで、福楽が「もっと落語マニア向けのマニアックなコーナーがあっても良いかも」とナイスなコメント。

 公開編集会議のあと、米平は軽いマクラから「七度狐」を。時間の都合で「いまのはワイや」まで。米平の体型から、狐と云うより狸の噺みたいな雰囲気で、なんともほのぼのした雰囲気。

 トリの福楽は演し物を逡巡しつつ、ひと笑いさせてから「代書」へ。履歴書を書いてもらいにきた男に対し、最初は笑ってた代書屋がイラつく様子が絶妙。何度か観てるが、代書屋のこまかいツッコミが福楽流であいかわらずたのしい。


 予想以上に編集会議がたっぷりで、3 時間近い公演に。リアル編集会議ものぞいてみたいですねぇ。落語の方は、トリの福楽さんに満足々々。
 でもやっぱり、会誌込みで前売り 2,000 円がうれしいですね。(しつこい!?!?)

上方落語協会誌 『んなあほな』

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