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売名高座

2007/6/28 @道頓堀極樂商店街 ゑびす座

  • 林家 卯三郎 「延陽伯」
  • 月亭 遊方 「スクールバスターズ」 (作:月亭遊方)
  • 桂 かい枝 「おごろもち盗人」
  • 林家 花丸 「三十石」

※ 第 4 回


 今回からサブ・タイトルの《はなしのおもしろギャラリー》が取れてバラエティ・コーナーがなくなり、ごく普通の三人会に。前説やバラエティもたのしみにしてただけに、チと残念な気もします。会の特色もなくなるような。
 そんなこんなはさておき、買い物&プチ腹ごしらえを済ませて会場へ。クラシック音楽が流れる客席は、約 20 人の入りでした。


 開口一番の卯三郎、夫婦の小咄で観客を退かすも、本ネタ「延陽伯」はきっちりと。時間の都合で(?)「火事になったら大変や」ってなところまで。最近、この独特の雰囲気がちょっと気になる。

 遊方はマクラたっぷり。下ネタならぬ思春期の性教育で退き気味の客に「退くな! カニ剥いてんねやないねんから」と、微妙なたとえのツッコミ。すでに遊方ワールド全開。
 「スクールバスターズ」は、クラスでいじめられてる男子をなんとかしてやろうとする先生が‥‥って噺。ポイントのずれた指導で先生と生徒の立場が逆転。先生がアホ過ぎるような気もするが、陰湿な感じがしないのは遊方のニンだろう。

 かい枝はまず、この会の経緯をおもしろおかしく。刑務所での公演の体験談をマクラに「おごろもち盗人」を。帳簿の整理をする亭主のそろばんの音がリズミカルで、寝間へ誘う女房がなんとも愛らしい。
 右手を敷居の向うにくくられて、それを解こうとした左手までもくくられてしまう演り方。見台を上手く使って、これはこれでヴィジュアル的におもしろいが、通りがかりの男に財布になかの小刀を取ってもらうことに矛盾が生じるようにも。

 トリの花丸は福井への公演旅行の話から旅ネタの「三十石」。
 前半、土産物の伏見人形を買ったり乗船名簿を書き付けるあたりでは花丸らしいクスグリが入ってたのしい。
 後半、三十石船が出てからは雰囲気たっぷり。最後は「京の夢、大阪の夢。三十石は夢の通い路」と云う締めで。朝霧にけむる夜明けの雰囲気が漂い、花丸のは何度聴いても良い幕引き。


 たのしみにしていた花丸さんの高座に大満足。それでもやっぱりバラエティがないと物足りない気がしますね。3 人でゆるいテーマ・トークでもするとか、なんか「この会ならでは」ってもんがほしい気がします。

遊方 FOR YOU!
桂かい枝のさぁカイシでーす!!

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