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らくご道 笑福亭生喬と桂こごろうの落語会

2007/6/14 @上方亭 (ワッハ上方 小演芸場)

  • 笑福亭 生寿 「道具屋」
  • 笑福亭 生喬 「豆屋」
  • 桂 こごろう 「花筏」
    ―― 中入り ――
  • 生喬・こごろう 《対談:夕焼け日記》


 やっぱりこごろうさんの会、雨です。そのせいか、客足鈍し。それでも開演時には 30 人ちょいに。動員にそれほどの増減がないところが『らくご道』の不思議。


 開口一番の生寿は「道具屋」。ネタはきっちり入っており、ここらは好感が持てる。時折のぞく生喬色が微笑ましい。道具屋稼業がうまくいかず、イラッとしたところに声を掛けられてキレるが、生寿のニンとのギャップで笑いに。
 直前に観た桂佐ん吉のと比べると、一門による細部の違いが興味深い。

 生喬のマクラは恒例の、最近の出来事。たっぷりいろいろしゃべってから「豆屋」へ。気の弱い豆屋が気の荒い長屋の住人に買いたたかれる噺。この噺は桂春團治のを CD で聴いたことがあるだけで、春團治のでも買い手は口汚いが、生喬のは買い手が恐喝のような値切り方。恐ろし過ぎる。

 こごろうはマクラで最近の相撲界を嘆きつつ「花筏」を。何度か観てるが、花筏に扮した提灯屋の徳さんが書く色紙がたのしい。「休んだっていいじゃない、人間だもの」。相撲見物の客にもそれぞれ個性があって、ここらの工夫がこごろうらしい。
 行司の呼び出しと観客の声援に、千鳥ヶ浜が思わず土俵に上がってしまう描写がなく、この部分だけ流れがやや不自然にも。のちの対談で語っていたが、自分の声が呼び出しに合わないためカットしてるそう。唐突な展開ゆえ、つなぎが必要かも。

 中入りを挟んでの対談では、本日のネタに関する話から、噺家の声質や思い出話に。会場のキャパによる演出の違いなども。


 きっちり 3 席+αで、いつも満足度の高い会です。

 次回は 7 月 19 日(木)、生喬さんが「ぞろぞろ」、こごろうさんは「青菜」です。

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