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五日のあやめ

2007/6/4 @天満天神繁昌亭

【桂あやめ落語家生活 25 周年記念 一日三席相勤めます】

  • 笑福亭 瓶成 「いらち俥」
  • 桂 あやめ 「アタック!ナンバ一番」 (作:桂あやめ)
  • 春風亭 昇太 「愛犬チャッピー」 (作:春風亭昇太)
  • 桂 あやめ 「ちりとてちん」
    ―― 中入り ――
  • 桂 あやめ 「桜姫花菖蒲文章」 ~歌舞伎「桜姫東文章」より~

※ 二日目


 二日目も大入り満員。かなり早くから入場列ができてたようです。某 C さんが席を確保してくれてて大助かりです。


 まずは《日替わりイケメン 5 人衆》から瓶成。軽いマクラから「いらち俥」へ。繁昌亭昼席の効果か、時間枠ぴったりにうまく間引いた構成。とにかくにぎやかで、瓶成独自のクスグリもあり、瓶成独特の所作とも相まって、たのしい高座に。少しずつ進歩がうかがえる。

 あやめの 1 席目は、今回のゲストの奇跡のブッキングをマクラに、スポコン落語の「アタック!ナンバ一番」。意地悪な先輩と期待のホープとの対立は、懐かしのスポコン少女漫画ネタ満載。袴姿で座布団のまわりを動きまくり。

 ゲストの昇太はあやめと同期だとか。この日、迷いながらようやく繁昌亭に到着するも、いきなり桂三枝に捕まって立ち飲み屋へ連れて行かれ、近所を散策しようと商店街を歩くも、いつまでも商店街が終わらず不安な気持ちに。その後もマクラいろいろたっぷり。
 演し物は、あやめのリクエスト「名犬チャッピー」を受けて「愛犬チャッピー」。飼い主のテンションの高さにもまして、チャッピーのツッコミのテンションも高い。

 あやめの 2 席目は、姉様キングスの東京公演で泊まるところがなく昇太邸へ転がり込んだときのエピソードをマクラに、物喜びする噺家・しない噺家の話から、あやめ版「ちりとてちん」を。
 御茶屋で遊ぶ旦那のもとへ、物喜びする雛鶴と物喜びしない杵鶴のふたりの芸妓が訪れる設定。このふたりの性格が両極端で、とくに杵鶴は「これで客商売か?」と思わずにはいられない憎まれ口のオンパレード。客はみなド M か!?!?
 腐った豆腐を崩さずに梅干しで作った花をあしらったり、隣の座敷の書家に箱書きをしてもらったり、美的ヴィジュアル指向。

 中入りを挟んで、あやめの 3 席目は歌舞伎の「桜姫東文章」を落語化した「桜姫花菖蒲あやめ文章」。さながら「本能寺」の趣。
 同性愛あり、レイプあり、濡れ場あり、殺しあり、ストーリーはドロドロでヘヴィだが、そこはあやめ、そこここに笑いをまぶしながら、カラッとした演出で。得意の阿呆陀羅経も。


 あやめさんは趣向物の「桜姫~」も良かったんですが、整理された「ちりとてちん」がええ具合でした。昇太さんとのエピソードもおもしろく、記念の会らしいにぎにぎしさでした。

上方落語協会茶道部

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