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五日のあやめ

2007/6/6 @天満天神繁昌亭

【桂あやめ落語家生活 25 周年記念 一日三席相勤めます】

  • 桂 ちょうば 「平林」
  • 桂 あやめ 「セールスウーマン」 (作:桂あやめ)
  • ポカスカジャン 《音楽ショー》
  • 桂 あやめ 「ルンルン大奥絵巻」 (作:桂あやめ)
    ―― 中入り ――
  • 桂 あやめ 「船場ぐるい」 (原作:山崎豊子)

※ 四日目


 この日は前売りの伸びがいまひとつと云うことだったんですが、なんのなんの、開場前には長蛇の列です。前日同様、1 階席はほぼ満席の入り。これまでの 3 日間とは若干客層が違ってたのも興味深いです。


 この日の《日替わりイケメン 5 人衆》はちょうば。いつものマクラで客席をほぐして「平林」を。あいかわらず丁稚がかわいい。最後は、歌いほうけてる丁稚の前にヒラバヤシさんが出てきて、丁稚が「ちょっと待って。タイラバヤシ、ヒラリン、モクモク、トッキッキ。‥‥ヒラバヤシさん、おたくに用はおまへんわ」と、サゲにひと工夫。

 あやめの 1 席目は、桂文枝(当時、小文枝)の追っかけファンだった高校時代から入門して桂花枝になるまでの話をマクラに、ABC 漫才落語新人コンクールで最優秀新人賞を受賞した「セールスウーマン」。化粧品売り場での美容部員の先輩と後輩とのやり取り噺。ネタの構成はシンプルながら、先輩と後輩のキャラがきっちり立ってるのはさすが。

 この日のゲストは音楽ショーのポカスカジャン。定番の絵描き歌から、仮面ライダー金八で客をイジり、ワールド・ミュージックいろいろ。大伴家持アフリカンとボサノヴァが秀逸で、スゴいゲストに立川談志?も登場してタンゴを披露。よくできたネタとしっかりした音楽センスで客席もハジケる。

 あやめの 2 席目は、「ルンルン大奥絵巻」のコントで上様役を引き受けてくれた桂三枝をしくじりそうになった話から、いかに大奥好きかを熱く語って本編へ。
 河内出身の河内殿と京都出身の綾小路殿との大奥内での勢力争い。綾小路殿が連れてきた美しいお美乃に対抗するため、河内殿の手下の松原と藤井寺が連れてきたのがお竜。
 河内殿のキャラもかなり強烈だが、暴走馬賊のお竜が凄まじい。云い間違いも軽いクスグリに転化する余裕もあり、あやめ自身がたのしんでることが伝わってくる。サゲもストンと心地良い。(声の出演:林家染雀)

 中入りを挟んで、あやめの 3 席目「船場ぐるい」は山崎豊子の短編小説が原作。(ただし無許可)
 船場にあこがれつづける、船場マニアの女の噺。子ども時代から、第二次世界大戦をまたいで、あくまでも船場に執着する女の一代記に敬服。映画『船場狂い』に感化されたそうで、映画的な雰囲気を感じさせる構成。


 ポカスカジャンと大奥に爆笑。とくにポカスカジャンはにぎやかで、演る側と観る側との一体感も良かったと思います。
 連日の充実した番組に感心していますが、あやめさんの声のかすれがちょっと気になりました。あと 1 日、がんばっていただきたいと思います。

上方落語協会茶道部

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コメント

ポカスカジャン《音楽ショー》・・・「金八先生に当てられたらどうしよう!!」とヒヤヒヤしました・・・。

投稿: ちゅね | 2007.06.07 22:24

>> ちゅね さん
「当てられたらどうしよう!」って、おいしいやないですか!

投稿: わさび | 2007.06.07 23:19

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