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★☆北区つかこうへい劇団 『つかこうへい 2 本立』

2007/7/24 @ワッハホール

第 1 部: 三浦祐介一人芝居 「ヒモのはなし」
作: つかこうへい
構成・演出: 蓮見正幸
出演: 三浦祐介

第 2 部: 黒谷友香エンドレス 「熱海殺人事件 売春捜査官 2007 女子アナ残酷物語」
作・演出: つかこうへい
出演: 黒谷友香、赤塚篤紀、及川以造、逸見輝羊、吉田学、杉山圭一、小川智之


 ワッハ上方の機関紙のトップに黒谷友香さんのコラムが載ってて「なんで?」って思ったら、ワッハホールでのつか劇団の公演に出演するとか。いやもうねぇ、こんなかわいい女優さんを間近で観られる機会もそうそうないんで、あわててチケット確保。公演間近でしたが、ひとりだとそこそこ前も空いてました。
 で、当日。後方は若干空席も。


 まずは三浦祐介一人芝居。役者くずれの男がストリッパーのヒモとして生活する、その日常と心意気。徐々にテンションが上がり、理不尽で自分勝手な理屈を絶叫するヒモ。ヤクザの差し金で地元の県会議員に女を寝取られ、女にまたがる議員の腰をワッセワッセと押しまくる。やけくその悲哀に昭和を感じる。

 つづいて黒川友香エンドレス。五島列島から女子アナ養成所へやってきた山口アイ子が絞殺された。おなじく、五島から女子アナ養成所へ出てきた女の子たちが集団自殺。その真意は?
 黒川友香が、なんと黒川伝兵衛部長刑事。もうこの時点でナンセンス。スラッと背が高くて顔が小さく、パッと見は良いが、やはり舞台経験の浅さで声量が弱い。なもんで、表情・表現が伝わりにくい。
 展開の骨子は『熱海殺人事件』ながら、『熱海~』と云う器のなかに現代の世相・世情を放り込み、つか流の味付けでたたき出した、そんな感じ。中国や北朝鮮を揶揄しつつ、その実、現代日本のていたらくを批判する。メッセージ色が強く、全編絶叫で構成された舞台からは、つかこうへいのイデオロギーが放散されてくる。平成の世に昭和の鉄槌が、熱い!


 なんだかひさびさに熱い舞台を観た気がします。隣の女性ふたりが休憩中に「濃いなぁ」「でも、次(『熱海~』)はもっと濃いと思うで」と云ってましたが、そのとおりでした。
 で、お目当ての黒川友香さんですが、まぁなんとかわいらしいこと。役柄に無理がありますし、舞台女優としてはまだまだなところは目立ちましたが、とにかく一生懸命さが光ってました。あれだけ立て弁でまくし立てるセリフの連続を噛んだのがたったの 1 回でしたから、さすがにプロです。半端ない稽古量なんだと思います。

つかこうへい事務所

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