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立川談春独演会 繁昌亭で談春!!

2007/7/22 @天満天神繁昌亭

  • 立川 談春 「木乃伊とり」
    ―― 中入り ――
  • 立川 談春 「妾馬」

※ 2 日目


 談春さんについては、テレビで観たのを含めて数度観た程度ですが、上手い噺家と云う印象が強いです。繁昌亭初登場にして 2 夜連続の独演会ですから、かなり気合いが入るでしょう。が、GUNS N' ROSES 延期公演と重なって 1 日だけの参戦に。
 前売り券は早々に完売したようですが、補助席&立ち見は出てました。半分くらいが遠征組じゃなかろうかと云う客層。いつもの繁昌亭と違う、不思議な空間です。


 1 席目は、今回の会に対する意気込みや、師匠の立川談志が『朝日東西名人会』で演るのを躊躇した「木乃伊とり」をチョイスした理由など。江戸落語にしかないようなネタを、と云うこともそのひとつだそう。師弟の話なども。
 吉原に居残っている若旦那を店の者が迎えに行くが、誰も帰ってこない。ついには飯炊きの清蔵が吉原へ乗り込む。クスグリは登場人物のデフォルメくらい。なのに清蔵の田舎弁にブレが感じられてチと残念。両親、とくに母親が息子を思う気持ちを清蔵の口から語らせる、その場面は若旦那の軽さとの対比でなかなかグッと来る。その後の、酒の入った清蔵のはしゃぎっぷりが落差の大きい笑いに。

 中入りをはさんでの 2 席目は、入門時のエピソードから自身の両親について。とくに母親への憎まれ口がポンポン飛び出すが、マザコンの裏返しの照れ隠しでは?と思わせる。「妾馬」のテーマをそれとなく散りばめたよう。
 大名の側室となった妹のお鶴が御世継ぎを産み、兄の八五郎が大名に目見えることになる。この八五郎がバカ過ぎて、大名との格差をも笑い飛ばす。傍若無人に振る舞うも、後半、自分の母親にお鶴の産んだ孫を会わせてもらえるよう嘆願する。八五郎に談春が入り込んだようで、あるいは談春に八五郎が降りてきたようで、一貫した八五郎視点の展開が心地良い。


 たっぷりの 2 席を軽く聴かせてしまうのは、やっぱり腕なんでしょうね。2 日目で緊張もやわらいだようでしたが、それでも 1 席目は肩に力が入ってたんじゃないでしょうか。ネタの好みもあるかもしれませんが、「妾馬」の感触が良かったです。
 これを機にちょくちょく大阪でも公演してもらいたいですが、繁昌亭よりもホールで演ってもらった方が合うような気がします。

立川談春

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